こんばんは、新田です。
NEXTDIMENSION ZEROですが、
申し込みは8月10日で締め切ろうと思います。
(申し込む可能性がある方は、
とりあえず、申し込みだけしておいてもらえたらなと思います!)
連日、色々質問が来ているのですが、
その中でも結構多かったのが、
「お金がギリギリなので、不安です」
というものでした。
まぁ、これは、どの講座でもそうなんだと思いますが、
お金に関する考え方(の1つ)を
今日はお伝えしようと思います。
(これは、正直、悪用しようと思ったらいくらでもできてしまう考え方なので
正しく使って欲しいなと思いますが・・・)
まず、お金っていうのは、
エネルギーが物質化したものです。
メルマガで価値のある情報を無料で提供して、
皆に感謝れていたら、それは「エネルギーが溜まっている」ことになります。
(これを、「信頼残高」とか「徳」とか表現することもあります。)
お金は、そのエネルギーを物質化して生まれるものです。
でも、例えば、同じ1万円でも、
人によって、そのエネルギーは違います。
要は、
不労所得で年収1億円を稼いでいる人にとっての1万円よりも、
高校生が汗水垂らして必死に貯めた1万円の方が
エネルギーが高いのです。
エネルギーの高さってどう判断するのか?って言うと、
「それをもらった時の感謝の度合い」
だと思うと良いでしょう。
中学生が必死に1万円を貯めて払って来たら、
そりゃあ、「その分返さないと!」って気になりますよね。
(いや、もちろん、全員に返すつもりですけど、
よりその気持ちが大きくなるということです。)
それが「エネルギーが大きい」ということです。
また、払う方も、覚悟が違います。
「どうせ1万円だし・・・」
と思って払うのと、
「この1万円で、絶対に人生変えよう!!」
と思っている人の1万円とでは、
受け取れるものが全然変わってきます。
そう考えた時に、
「ギリギリ払える」
っていうのは、実は、
「人生を変える最大のチャンス」
なのです。
もし仮に、1回10万円のセミナーがあったとして、
1.不労所得で年収1億円の人が参加するのと、
2.必死に貯めたなけなしの10万円を払って参加する人とで、
果たして人生が変わるのはどちらでしょうか?
おそらく、前者(不労所得で年収1億円)の人の方が、
当然、ビジネスのこと分かっているので、
セミナーでもらった知識を活用するのは上手かもしれません。
すぐ取り入れて、何かしらにうまく活用すると思います。
でも、「人生を変える」のは、後者です。
それだけのエネルギーを払うわけですから、
「絶対にこれで人生変えよう!」
という覚悟が決まっています。
だから、その分、吸収できるものは桁違いなのです。
これは、例えば神社参拝においても言えます。
年収1億円の人が、1万円のお賽銭を入れるのと、
中学生が一生懸命貯めた1万円のお賽銭を入れるのとでは、
功徳は全く変わって来ます。
また、同じ年収1億でも、
詐欺的なことをして稼いでいる人と、
皆に感謝されて稼いでいる人とでは、
持っているお金のエネルギーが変わって来ます。
皆に感謝されて稼いでいる人の方が、
プラスのエネルギーがお金にこもっているので、
当然、それを払った時の功徳は大きくなります。
これはよくよく考えたら当たり前のことです。
皆に感謝されながらお金を稼いでいる人の方が、
「これは多くの人の思いが詰まったお金だから、大切に使おう」
という意識が働きますよね。
それを払うわけですから、当然、
受け取る器は大きくなります。
逆に、多くの人を騙して、稼いだ人は、
お金の使い方はやっぱり適当になります。
それこそ、ストレス発散とか、欲望を満たすことだけに使い続けます。
イメージとしては、垂れ流してる感じ。
ドバドバーっと入って来たエネルギーが
ドバドバーって漏れていく感じですね。
「どうせまた適当に入って来る」
っていう感覚でいるので、受け取れる器が自然と小さくなります。
これは例えば、寄付とかも同じです。
1000万円を寄付するってなった時に、
皆に感謝されて貯めたお金を寄付する人の方が、
皆を騙して稼いだお金を寄付する人よりも、
積まれる「徳」が桁違いに大きいです。
だから、自分の講座を1つのプールだと考えて、
お金を水だと思った時に、
良い水を沢山入れておけば、エネルギーの高い状態になりますが、
そこに悪いエネルギーが入ると、プール全体が汚れてしまいます。
だから、悪いお金は、絶対に受け取らない方が良いのです。
自分の講座が汚れてしまうからです。
さて、話が脱線したので戻しますが、
「ギリギリ払えるって時」
はむしろ人生を変えるチャンスなのです。
まぁだからと言って、
「ギリギリの人は申し込みましょう!」
とかは言わないです。
(人によっては、家族を養っていかないとか、
借金返済があるとか、色々事情があると思いますので。)
むしろ、僕はなるべく断るようにしています。
安易にハードルを下げるのではなく、
どんどんハードルを上げて、
「それでも申し込む!!」
と覚悟を決めている人の方が
人生は大きく変わるからです。
実際、これまで多くの人を見て来て、
自分が払えるギリギリのお金を払って、
「絶対これで人生変えよう!!」
って覚悟して参加している人は
本当に人生大きく変わっているなぁと感じます。
僕自身も、結構これはよくやります。
自分の全財産使いきったりすることはよくあります。
(数千万円単位のお金を一気に使ったりとか。)
そうやって追い込んだ方が、
ものすごい勢いで成長できるからです。
僕は、お金は、なるべく自分の成長につながることか、
関わる皆が喜ぶことに使いたいと思っているので、
「物品」に使うことは少ないです。
ブランド物とかも買ったことないですし、
どれだけ稼いでも、生活レベルは、
そこそこ収入の良いサラリーマンくらいに抑えてます。
その代わり、脳内資産や体験価値になるものには
なるべく躊躇なく使うようにしていますが。
自分のエネルギーのキャパが上がれば、
その分、大きいエネルギー循環が起こせるので、
流入するお金も増えていくのは当たり前のことです。
だから、ちょうどギリギリ払える!っていうのは、
神様が用意した「人生の岐路」なのかもしれないんですよね。
何らかの痛みを伴う決断をしなければ、
人生が大きく変わることはありません。
そして、もし、
「人生の設計図(計画)」というものがあって、
「何歳までに、これくらいのエネルギーを貯めよう!」
っていう計画を立てていたのに、
それを全然やらずに、遊び呆けていたら、
あるタイミングで「強制スイッチ」が入ります。
その強制スイッチが入ると、
ある日突然、お金が一気に無くなる現象が起きるのです。
要するに、それくらい落ちるとこまで落ちないと、
「もっと成長しよう!!」
と思わないからです。
つまり、お金なんて、
その程度の価値だということです。
無くなった方が成長につながるなら、
平気で失う現象を引き寄せます。
いくら顕在意識では「お金は大事!!」って思っていても、
心の奥底では、たとえお金を全部捨ててでも成長の方を取りたいと本当は思っています。
ちなみに、未来というのは、
より臨場感の高いものが引き寄せられる、
と言われています。
ビジネスで成功する人は、
「自分は成功するのは当たり前」
って本気で思っています。
明日、東京に行けますか?って言われて、
「うん、普通に新幹線乗ったらいけるよな」
って思うのと同じくらい”普通”のことです。
逆に、
「来週、南極に行けますか?」
って言われたら、一瞬躊躇しますよね。
これは臨場感があまり湧かないからです。
ビジネスで成功しない人もそんな感じで、
「こんなのうまくいくわけない」
って思っている人は、うまくいきません。
「当たり前」って思っている感覚を、
「コミットしている」と言うわけです。
そう考えた時に、
「今、ギリギリ払えるけど、
これを払って、もしビジネスうまくいかなかったらどうしよう。
生活どんどん苦しくなったらどうしよう。」
とか思えば思うほど、悪い未来が引き寄せられます。
どっちかって言うと、
「これに参加して、莫大なエネルギーを受け取って、
ステージを一気に高めよう」
って思っておいて欲しいなと思います。
お金っていうのはエネルギーが物質化したものなので、
「払った分の元を取ろう!」
って思ったら、お金の抽象度まで落ちてしまいます。
それって、非常に勿体ないんですよ。
だって、ギリギリのお金を払うってことは、
莫大なエネルギーを投じているわけですから、
「このエネルギーを、何百倍にもするぞ!」
って思っておいた方が良いのです。
もちろん、今回はビジネスをゼロから教えていく講座なので、
半年でしっかり仕組みが作れるように、
かなり具体的なことからお伝えしていくつもりではいますが、
抽象度は落とさないよう、意識を高めていってもらいたいなと思います。
一方で、
「ビジネスがすでに軌道に乗ってて、そんなに問題も起こってないんですけど、
ネクディメゼロは必要でしょうか?」
という質問も来ました。
そういう人こそ、ぜひ来てほしいと思っています。
どんなビジネスをやっていても、
必ずそこには「潜在的な問題」があります。
まだ現象化していないだけで、多くの乗り越えなければいけない問題があるのです。
そして、放っておくと、どこかのタイミングで噴出します。
だから、古神道を学び続けることが大事なのです。
神話とは、あらゆるストーリーの雛形なので、
これを学ぶことで、未来において、どんなことが起こり得るか?が分かります。
すると、問題が現象化する前に、
その根源となるものを打ち消すことができるのです。
有形なものになる前に、
無形の段階で弭化(みか)する、
というわけです。
そうやって、仕事を通して、
自分のステージを上げていくことができるのです。
色々話しましたけど、
今日の話を、もっと感情込めて話したら
強烈なクロージングメールになって、そしたら成約率も相当上がるんですけど、
あえてブレーキをかけています。
僕は成約率を下げるためにメルマガを書いているので。
ただまぁ、余計なブロックがあるせいで、
参加したいと思っているのに足かせになってしまう人に
何か参考になればなと思っています。
というわけで、いっちょ参加してみよう!という方は、
楽しみにしてて下さい!!
(詳細はメルマガにて!)
また、何か気になることなどあれば、
メールで質問して頂けたらと思います。
それでは、ありがとうございました!!
お金のエネルギーを上げる方法
メルマガ読者はなるべく減らした方がいい理由
こんばんは、新田です。
昨日、とある方に、
「新田さんって、メルマガ読者はどれくらいいるんですか?」
と聞かれたのです。
実は僕、あんまりいません。
現時点で、17000人くらいです。
(いや、多いじゃん!って言われそうですが、
一応6年以上活動してて、それなりに知名度もある割には、
あんまりいません。)
ちなみに、教材の購入者は累計で2万人以上いるので、
それだと計算が合わないんですが、
実は、僕は定期的に、ノンアクティブな人を、
読者から外して、減らすようにしているからです。
ノンアクティブというのは、
何のアクションも起こさない人、ということです。
・メルマガを読む
・URLをクリックする
・企画に参加する(有料、無料問わず)
・返信する
・教材を買う
などを総称して「アクション」と言っていますが、
このいずれも無い人は、
一定期間を経たのち、読者登録が解除されるようになっています。
(あるいは、たまにしかメールが来ないようになります。)
逆に、アクティブな人にだけ送るメルマガとかも結構あります。
この感覚って、ピンと来ない方も多いかもしれません。
「だって、メルマガなんて、どれだけ多くの人に送ったって
労力は同じじゃないですか!
それだったらなるべく多くの人に届いた方が良いのでは?」
って言われたりします。
でも、違うんですよ。
この「読者を減らす」ということは実際に色んな人にオススメしているのですが、
やった人は皆言っています。
「読者をなるべく減らした方が、メルマガが書ける!」
ということを。
読者が多い方は、ぜひやってみて下さい。
「抽出する」ってだけでも、だいぶ違います。
読者を増やすゲームから卒業すべきです。
読者は増えなくていいんですよ。
僕は、ちゃんと読んでくれる人が1万人くらいいて、
そのうち半分くらいの人が頻繁に何かを買ってくれてたら
それで十分だと思っています。
これは人体と全く一緒です。
体をとにかく大きくすればするほど良いわけじゃないですよね。
むしろ、大きくなりすぎると、脂肪が増えて、動きづらくなります。
それと一緒で、定期的に読者を減らすのは、
「浄化(デトックス)」
になるというわけです。
余計な脂肪を付けず、スリムにした方が動きやすいのです。
「脂肪も一応栄養なんだから、あっても困らないじゃないですか!」
というのと、
「メルマガの読者がいくら増えたって労力は変わらないんだから
多いに越したことはないじゃないですか!」
というのは、僕にとっては同じことを言っているように見えます。
読者は減らせば減らすほど(つまり濃くすれば濃くするほど)、
メルマガは書きやすくなります。
逆に、増やしすぎると、太ってしまうので、
だんだん活動が鈍くなっていき、
メルマガに書くアイデアがだんだん浮かばなくなっていきます。
だから、僕は新しい企画を始めようとするときは、
一旦抽出して、そこにメルマガを送るようにします。
そしたら、やたらとエネルギー循環がスムーズで、
非常に書きやすくなるのです。
「別に増えたって労力は変わらない」
という考え方は捨てるべきです。
この「情報的肥満」という現象は
あらゆることに言えます。
先日話した「成約率をなるべく下げるように意識して書いている」というのもそうです。
意識がズレた人が申し込んでしまうのは、コミュニティにとってマイナスだからです。
あるいは、例えば、勉強とかもそう。
「勉強はすればするほど良い」
と思われがちですが、一概にそうとも言えません。
むしろ、変な情報を入れることは、
マイナスになることが多々あります。
しかもこれは、
「正しい情報かどうか」
ではありません。
例えば、「私は本を1万冊読みました!」という人って、
・左翼の人
・攻撃的な人(相手をすぐに論破しようとする人)
・ニヒリズムの人
・自分より賢い人に対して強烈なコンプレックスを抱いている人
・自分の得意フィールドに持ち込んで勝負しようとする人
・勉強すればするほど欠乏感が増す人
・勉強ができない人間をすぐに見下す人
が多い傾向にあります。
(あくまで傾向であって、全員ではありません)
食べ物を口に入れると、
栄養素と一緒に、添加物が入ってくるのと同様に、
情報にも、添加物が多く含まれます。
めちゃめちゃ頭の良い人なんだけど、
最終的に人生に絶望して、発狂したり、自殺したりしてる人って
非常に多いですよね。
あるいは、頭は良いけど、
色んな人に対してやたらと攻撃的だったり、
過度な虚無主義に陥っていたりする人も多いですよね。
普通の人よりもはるかに頭良いのに、
たどり着いたところがそこだと、
その人の発信を「人生を良くしよう」と思って受け取っていたら
痛い目にあいます。
何かセミナーとかメルマガを書くための素材としての情報を集めるためとか、
自分の中に確固とした哲学があって、それを言語化するための肉付けとしてとか、
そのために読むなら良いのかもしれませんが、
「人生を良くしよう」と思ったら、良い人生送ってる人の話を聞くのが一番です。
何をやっているかは関係ないし、
どれだけ勉強してるかも関係ありません。
この人、本当に世の中良くしようと色々考えてるんだな!って
心から思える人の話を、たくさん聞いていたら
勝手にマインドが書き換わっていきます。
そういう「あたたかみ」のあるマインドをベースにすべきで、
それをせずに、不労所得を得て遊んで暮らしてる人とか
他人を不幸にしてでも自分が得をすればいいと思ってる人とか
そういう人の発信を入れると、毒になりえます。
なので、本当に「自分は幸せ」って心から思ってる人を
先生に持つべきです(僕はそうしてます)。
注)ちなみに、それをやたらと主張してる人は逆に怪しいです。
幸せというのは、ステージが上がるたびに、定義が変わってきます。
ステージが高い人は、もしかしたら一見幸せに見えないかもしれません。
ちなみに、今回、NEXTDIMENSION ZEROの講師をやってもらう小田さんは、
毎日3時間睡眠とかで、1日中色んな人の相談に乗ったり、セミナーやったりしています。
稼いだお金はほとんど自分のために使っていません。
数億円かけて京都に合宿施設を作ったり、
世界最高峰の音響システムを使った、聞くだけで意識が目覚める音楽が聴ける部屋を作ったり、
寝るだけでエネルギーが高まる寝具を開発したり、
という感じで、全部「皆のため」に使っています。
そんな、休みなく毎日働き続けている姿を見て、
ある時、ネクディメのメンバーが、
「小田さんって、こんな大変な毎日を送っていて、幸せなんですか?」
って聞いたことがあるのです。
それに対して、
「私は、誰かの人生が変わる瞬間に立ち会うと、この上なく幸せを感じます。
それを毎日見れるんだから、こんな幸せなことはないです。」
と答えていました。
(その質問をした人は「愚問でした」と反省していました。)
ちなみに、正直に言っておきますが、
僕は毎日3時間睡眠とか無理なので、
割としっかり寝てるし、小田さんほどハードな生活ではなく
結構自由な生活だと思います。
(まぁ、それは、スタイルの違いということで・・!)
そして、小田さんと付き合いは長いですが、
僕が一番すごいなと思ったことは、
小田さんって、結構色々大変なことも沢山あるけど
一度もバッドになってる瞬間を見たことがないんですよね。
これまで見てきた成功者の多くは、
大抵、調子の良い時は幸せを感じるけど
調子の悪い時にとことん不幸になってたり
ひどいときは鬱みたいになってる人が多かったのです。
どんな状況でも、
「幸せ」
って(わざわざ言わないけど)思ってるんだろうなと、
そう思えるような生き方をしてるのです。
だから、
「この人は他の人とは違うな」
って思えたし、この考え方をもっと広めていこう、
って思ったのです。
そして始まったのがNEXTDIMENSIONでした。
トータルで150通と、
色んな講座をやってきましたが、
過去最高に多くのメルマガを書いて、
膨大な量の音声を配っています。
(今でもちょくちょく配信しているほどです。)
僕も小田さんも、この数年間は、
ネクディメにもっともエネルギーを注いできたし、
そういう長年かけて作ってきた「場」があるおかげで、
新しい人が、どんどん成長していく流れができています。
オンラインコース、実践コース問わず、
これに参加して本当に人生が変わったという人が
後を絶ちませんし、今回は、
今までよりもさらに人生を加速させることができるんじゃないかなと思って、
色々計画を立てています。
(ネクディメゼロは、明後日で締め切りです。)
それでは、ありがとうございました!
来たるXデーに向けて
こんばんは、新田です。
NEXTDIMENSION ZEROの募集が
本日終了します。
・・・とは言っても、
「あと数時間で完全に終了してしまいます!!
これを逃すともうチャンスはありません!!
今すぐ申し込んで下さい!!」
みたいな煽りをするつもりはないので、
まぁ、興味があればどうぞ、ということで・・・
さて、それはそうと、
今日はこれからの展望をお話できたらなと思います。
僕は、2017年、2018年でずっとやって来たのは、
「業界の底上げ」
です。
この1年間、
僕は、今まで一部でしか公開して来なかった
コピーライティングやストーリー作りのノウハウを
ほぼ全部、喋ってきました。
全部っていうとさすがに嘘になりますが、
何年も温めてきたものを
一気に公開しています。
中には、本当に業界の誰も教えてくれないような話とかも
たくさんあった筈です。
実際それで、業界全体のライティングスキルは
かなり上がったんじゃないかなと思ってます。
(少なくとも、僕のところに来る返信メールの質が格段に上がりました。)
この業界、ライティングスキルが無いとスタートラインに立てないので、
それは良かったなと。
「業界の底上げ」って、なんとなく全体的にハードルが上がりそうな気がしますが
そんなことはありません。
業界全体の人口が増えるので、
むしろ、ビジネスはやりやすくなります。
僕は、ネットビジネスの世界の人たちが
「これからの世界」を引っ張っていくと思っています。
ライティングやマーケティングを
ここまで使いこなせる人たちって
世の中見渡してもなかなかいません。
これって何ができるのか?っていうと、
「この人を有名にしたい!」
「この会社を応援したい!」
という人たちを、応援できる、ということです。
これまで、これは一部の人間しかできませんでした。
というか、多少マーケティングの知識があれば、
売っているものが大したことなくても
売れてしまったのです。
例えば、「デザイン」という業界においては、
超優秀なデザイナーよりも、
多少デザインができて、あとはマーティングスキルが高い人の方が
はるかに大成功したのです。
逆に、優秀なデザイナーほど、
安くでコキ使われていたのです。
あるいは、「飲食」の業界においても、
自然食で本当に皆の健康を考えたごはんを提供するお店はすぐ潰れ、
安くで体に悪いものばかり使っているけどマーケティングに優れているお店が
大繁盛するのです。
お金があれば、広告を使い、どんどん有名になり、
邪魔するものには圧力をかけて潰し、
何も知らない芸能人が、喜んで広告塔になってくれるのです。
そんな風に、ライティングやマーケティングができれば、
良いものか悪いものか関係なく、
広めることができるのです。
これは言わば、世の中で人気なものを操作できてしまうということです。
そして、残念なことに、そうしたスキルを持っているのは、
お金に目が眩んだ人たちばかりだった、というのが
これまでの現状でした。
だから、こうしたスキルはもっと当たり前にしていって、
良い思いを持っていて、
同じく良い思いを持っている人を応援できるように
なってもらいたいのです。
NEXTDIMENSIONで目指しているのは、
エネルギーを究極的に高めて、
自分の確固たるブレない軸を作る、ということです。
そうすれば、自然と、
近づいてくる人は、
同じく良い思いを持った人たちになってきます。
この人は付き合うべき人なのか?は、その人の周りの人が、
・志でつながっている人
なのか
・メリット、デメリットだけでつながっている人
なのかを見たら良いです。
そして、自分がどっちのスタンスなのかによって、
どっちの属性の人が集まってくるかが決まります。
むしろ、素晴らしい志を持っている人は、
それだけで、優秀なマーケッターに応援されるのです。
(もちろん、自分自身も、最低限のマーケティングや
ライティングのスキルはあった方が良いですが。)
昔は、あんまりそういうマーケッター自体がいなかったんですが
これからはどんどん増えていくので、大丈夫です。
個人が莫大な影響力を持つことができる時代だからこそ、
あらゆる業界を一気に変えていくことができるはずです。
そして、NEXTDIMENSIONでは、
「教育産業化とはなんぞや」
というものを徹底的にお伝えしていきます。
ネットビジネスの本質は「教育産業」です。
僕はずっと、教育を変えたいと思って、
活動してきました。
教育を変えるっていっても、
今の教育産業自体を変えることはほぼ不可能です。
それは、色んな人たち(政治家や、教育を作っている人たち)の話を聞いて
嫌というほど知りました。
今の教育を簡単にいうと、
日本人が自分たちの軸を失わせて、
精神性を下げて、
アメリカを始め他国に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、
ペコペコへり下るようなマインドを持ち、
明確な答えがあるという幻想を抱かせ、それ以外は誤りだと言われ、
言われた通りのことをやる従順なロボットのような、
明らかにこれからの社会に必要ない人間を育てる仕組みです。
社会に出たことがないし起業もしたことない人しか教師にならないため、
常に「安定志向」を要求されて
通常の道から外れることは悪いことだという価値観を
植え付けられてしまうのです。
(別に教師を否定しているわけじゃなくて
今の仕組み自体を否定しているのです。)
だから、これからすべきことって、
教育産業をなんとかしようとするんじゃなくて、
新しい教育産業を作ってしまうしかないと思っているのです。
それも、一切誰にも口出しされず、
変な圧力も受けず、好き勝手発言できるような、
そんな環境を。
しかも、イチから作るのではなく、
すでにある業界をアップデートすることで
ルールを書き換えて作ってしまうのです。
ちょっと発言ミスしただけで叩かれて干されてしまい、
常に色んなお偉い人たちのご機嫌うかがいながら
清く正しく無難でいかにも真面目でつまらない人が
生き残れてしまうような、
つまらない教育にも政治にもマスコミにも、
もういい加減皆うんざりしているはずです。
だから、優れたマーケッター集団がエネルギーを貯めて、
時がきたら、一気に力を解放して、
全員であちこちの業界を変えていくような、
まさに「革命」を起こすXデーが来たらいいなと思っています。
誰も手出しできず、
気づいたら日本のあちこちに新たな教育産業ができ、
誰も語って来なかった正しい歴史や
本来持っていた日本人の精神性や
いかに今の世の中の仕組みが終わっているかを
堂々と語る人があちこちに大勢出てきて
もはや、規制をかけたり、圧力をかけたり、暗殺したり、
そんなことする隙さえ与えないくらい、
一瞬で世の中の仕組みを変えてしまったら良いのです。
1万人の人が、1000人に影響を与えることができたら
それで日本の10%を占めれるので、
それだけで十分世の中変わるはずです。
(実際被ったりすること考えたらもっと必要ですけど、
今はバイラルの時代なので、それくらいのイメージでいれば、
勝手に変わっていくはずです。)
別にそんな大それたことを考える必要はなくて、
ただ、自分のコミュニティを作って、
「教育」をしていって、
そういう人が一定数現れたら
途端にそれが当たり前になっていくはずです。
そんな世界が来たら、絶対面白いと思うんですよね。
優れたマーケッターであり、優れた教育者であり、
優れたエンターテイナーであり、
優れたアーティストであるような、
これからの時代に必要な人たちを作って、
一緒にそんな面白い活動をやっていこう!というのが
NEXTDIMENSION ZEROです。
というわけで、実践コースは今日で締め切りになりますので、
「なんかよく分かんないけど、
それ面白そうだから、自分もその船乗った!」
って思ってもらえたら
ぜひ遊びに来て下さい!!
(詳細はメルマガにて)
それでは、ありがとうございました!!
PS.
プロフィールを作り直しています。
StoryWritingの講座の復習として使ってもらえるように作ったので
良かったらどうぞ。
新田祐士とは?
映画「カメラを止めるな!」から学ぶストーリー&コミュニティ作り
こんばんは、新田です。
今日は久しぶりに映画レビューをします。
「君の名は。」以来、映画レビューってして来なかったんですが、
久しぶりにオススメの映画を見つけました。
見つけたのですが・・・
悔しいかな!!
この映画のどこが面白いのか?ってのを説明したいんだけど、
これを説明したら、面白さが半減してしまう!!のです。
というか、予告すらも見ない方がいいです。
予告の動画で一番重要なネタバレをしてしまってます。
公式サイトもYahooレビューも見ちゃダメです。
もし純粋に作品を楽しみたいなら、
一切の事前情報なく見ることをオススメします!
・・・と、ここまで書いて、
もう見た方はピンと来てると思うんですが、
その映画というのが「カメラを止めるな!」という映画です。
この映画ね。
すごかったんですよ。
多分、
「こんなの初めて!!」
っていうくらい、ゾンビ映画の歴史に新たな1ページを加える作品です。
はい、一応、ゾンビ映画です。
なので、ホラーです。
人死ぬシーンとかもあります。一応。
ホラーが絶対無理って人は、観ない方がいいかも。
いや、観てもいいと思うんだけど・・
うーん。笑
で、、もうこれ以上のことは何も言えないんで、
あとは見てください!としか言えないのがすごく残念なんですが・・・
見たぜ!!って人と、
見てないけど、見に行くつもりないから勉強だけしたい!!って人と、
別にネタバレしても楽しめる派だから大丈夫だぜ!!って人のために、
解説を書こうと思います(笑)
ちなみに、本当にネタバレしてても楽しめるはずです。
というか、たとえ観てなくても、
観たのと同じような気分になるよう、構成して解説します。
なので、むしろ、また別の楽しみ方ができるっちゃできます。
(実際、僕ももう1回見たいなって思ったので。)
それでも良いって人は先に読んだらいいんですが、
一番おすすめなのは、
事前情報なしで映画観る
↓
解説を読む
↓
もっかい映画を観る
というパターンです。笑
さて。ではいきましょう!!
(以下、ネタバレです!!まだ映画を観てない方は、先に映画を観ることを推奨します!!)
まず、この映画、一応ゾンビ映画と銘打ってますが、
ゾンビ映画は最初の37分だけです。
しかも、その37分間は、一度もカメラを止めない、
「ワンカット映画」なのです。
でも、冒頭で結構驚きます。
普通、ホラー映画って、
Ordinary World(日常の世界)
↓
Call to adventure(どこかに行く)
↓
・・・
って感じで、ゾンビが出てくるまで30分くらいは
平和なシーンを描きますよね。
だけどこの映画、開始5分くらいでもうゾンビ出て来ます。
そこから30分はひたすらゾンビから逃げたり、戦ったりを繰り広げます。
で・・・
この映画の何がすごいか?って言うと、
「最後の10分で、視聴者が溜まったストレスが一気に解放されてスッキリする」
ようにできているのです。
実はこの映画、最初の37分はかなりストレスが溜まります(笑)
まず、カメラ撮る人が下手。
しょっちゅうブレてるんですね。
そして、そこからストーリーが展開していくのですが、
明らかにおかしい点が沢山あるのです。
じゃあ、ストーリーをざっくりと解説します。
最初に冒頭のシーンでは、
廃墟で、ゾンビモノの映画を撮影する、っていう設定で始まります。
ややこしいw
撮影の途中で、本物のゾンビに出くわしてしまった!っていう
まぁよくありがちな設定ですね。
最初、その監督は、やたらとリアリティを追求するため、
なかなかOKを出してくれません。
冒頭はまだ本物のゾンビは出てきておらず、
ゾンビの真似をする男優と、それに怖がる女優のシーンなんですが、
監督は「演技が本物じゃない!」とキレてます。
女優には、
「なんで嘘になるか分かるか!?
お前の人生、今まで生きて来た全てが嘘ばっかりなんだ!!
嘘まみれのその面剥がせよ!!」
と怒鳴り、それを止めようとした男優にも、
「これは俺の映画だ!口を挟むな!!
だいたいテメェはリハの時からグダグダ言いやがって!!」
とキレてます。
いや・・・そこまでキレんでも・・・
というくらいキレています。
あまりにアツすぎて、なんかちょっと違和感があります。
そこでちょっと一旦休憩となって、
主演の女優、男優は休憩します。
男優は女優にこそっと、
「後で一緒にお風呂はいろ」
とか言い出します。
なんだ、この2人付き合ってるのか?!
いや、というか撮影中に一緒に風呂入ること考えてるとか
どんだけプロ意識ないんだコイツ・・・
大抵こういうこと言う男は、後で死ぬんだろうなぁ、
とか色々考えていました。
その後、メイクさんも入れて3人で
休んでいました。
しかし、ここでも違和感が生まれます。
3人の会話が、全然弾まない(笑)
不自然な間が空いたり、質問されても歯切れの悪い返答をしたり。
本来、映画だったら、スムーズで中身のある会話をするものですが、
明らかに不毛で退屈な会話になってしまっています。
まぁ、でもあえてその方が現実味があったりします。
だから、わざとそうしてるのかな・・?と思いました。
(でも、何かがおかしい。)
そんなこんなしてるうちに、ゾンビ登場。
一同、慌てふためきます。
しかし、ここでまた奇妙な点が。
皆が慌てふためく中、
1人の坊主のスタッフが、
一切動じず、じっと座っているのです。
明らかに違和感があります。
でもよく分かんないまま物語は進みます。
リアルゾンビが現れたことに監督は
「このままカメラを回し続けたら最高の映画が撮れる!!撮影を続けるぞ!!」
と興奮しだしました。
ここで、なんで急にゾンビが出たのか?という事について、
監督が語り出そうとします。
しかし、語っている途中で、
さっき座り込んでた坊主のスタッフが、
急に外に出ようとします。
外にはゾンビがいるので、皆が止めようとしますが、
「ちょっと・・・ちょっと・・・」
と言って、出ていってしまいました。
そして、当然殺されます。
いやいやおかしいw
坊主が外に行った理由が全く分からず殺されてしまいます。
普通だったら、
「俺が外に行って車取ってきてやるよ!!」
「待って!外にはまだゾンビが!」
「大丈夫だって。俺はガキの頃ハワイで親父に空手習ってたんだ。
ゾンビなんて一瞬で倒してやるさ。」
↓
「ウボァーー!!」
みたいな感じで、序盤で死ぬキャラは
たいてい露骨に死亡フラグ立てて飛び出して死んでいくのが定石です。
でも、まったく外に行った理由が分かりません。
うーん謎だ。
しかしそのまま続きます。
さて、坊主のスタッフが殺されて、
さらに混乱する一同。
そんな中、監督は、
「カメラは止めない!!」
と叫びます。
しかも、なぜかめっちゃカメラ目線です(笑)
ここで言うカメラ目線ってのは、監督が持ってるカメラじゃなくて、
視聴者目線のカメラです。
(ちょっとこの先、分かりにくいので、
視聴者目線のカメラをカメラA、監督の持つカメラをカメラBとします。)
さて、その後、監督は皆が逃げたり戦ったりしている様子をひたすら撮影します。
ここでも疑問が生まれます。
なぜ、ゾンビは監督を一切攻撃しないのか・・・?!
監督は皆がゾンビから逃げたり戦ったりしてるのを
ずっと横でカメラを回してるんですが、
どんなに近づいてもゾンビは監督を一切攻撃しません。
なに?スター状態なの?
ゾンビが認識できない道具でも使ってるの?
って思うくらい、ゾンビは監督を無視します。
ここも、
「まぁB級ホラーだから、そういう設定なのかなぁ」
と思って続けます。
続いて、逃げている途中で、
カメラAが地面に落ちてしまいます。
なので、地面から撮影された映像が流れます。
これも、
「何かの演出なのかな・・・?」
と思いきや、特に必要性を感じません。
しばらくして、再びまたカメラAが持たれます。
そして、そこから手持ち撮影に切り替わり、
ズームイン、ズームアウトがやたらと繰り返されます。
それから、途中で血しぶきがドバーッてなった時に、
カメラAのレンズに血が付いて、画面に血が残ってしまいます。
しばらくそのまま走り続けて、
途中でレンズをハンカチで拭かれます。
これは、ちょっと面白い演出だな、と思いました。
そして、逃げ切ったかと思いきや、再びゾンビが登場します。
しかし、ここでも何かおかしいのです。
再登場したとき、ゾンビの動きが最初よりも明らかに機敏になっているのです。
最初はもっとのっそりとゾンビらしい動きだったのに・・・
ゾンビも進化したのでしょうか??
そんな疑問が残るけど、解消されずに続きます。
そして、屋上まで逃げると、
一緒に逃げていたメイクの女性が、
主人公(ヒロイン)の足に咬み傷があることを発見します。
あぁ、これはよくある展開だ。
きっと、
「私はもうゾンビになるから、あなたたちは逃げて!」
「何言ってんの!私たち仲間でしょ!!
あなたを置いて逃げるなんてできない。
もしあなたがゾンビになったら、私があなたを殺してあげる。
だけど、それまでは一緒にいなさい。
私はあなたがゾンビにならないって方にかけるわ!」
みたいなかっこいいこと言うんだろうな!
と思いきや、
次の瞬間、メイクの女性は斧を振り回してヒロインを殺そうとします。
えぇ?!おねーさんそんなキャラちゃうかったやん!!
ここでもゲシュタルト崩壊。
情にアツそうなキャラだったのに、
ここまで非情とな。
そこに、彼氏が助けに来てくれるのですが、
おねーさんは彼氏の腕をねじります。
「逆小手」と呼ばれている関節技です。
すると彼氏は、
「痛い痛い!!折れる折れる!カメラ止めて!!」
と叫びます。
カメラって言っちゃったよ(笑)
その後、少女が「キャー!!」と叫んで、
そのまま、やたら何度もズームイン、ズームアウトが繰り返されます。
すると、グサっという音が聞こえて、
カメラAが振り返ると、
おねーさんは斧で殺されてしまっています。
その後、少女が逃げて、小屋に隠れて、
怖くてうずくまります。
おっ、これは青鬼ならぬ、
ひっそり隠れてゾンビをやり過ごそうとして
「よし、いなくなった!」と安心した頃に後ろからドーンと来る、
ホラー映画お決まりのパターンだ!!
今度こそ絶対そうなるぞ!!
と思ってたら、次の瞬間ゾンビはあっさり目の前にきます。
でも、カメラAに映っているのはゾンビの足だけです。
少女は、そのゾンビの顔をチラっと見ましたが、
なぜかゾンビは少女に気づかずに小屋を出て行ってしまいます。
いやいや、明らかに気づく位置だっただろ!笑
と思うのですが、なんか分かんないけど気づかなかったようです。
ここまで、僕の予想が全く当たらない。
こんなホラー映画初めてです。笑
そして、少女はすぐ外に出ます。
いやいやいや、今ゾンビ出て行ったばっかりなのにすぐ出たらアカンやろ!
とか思うけど、勇敢にも出て行きます。
そして、
「こんなところに斧が!」
とわざとらしい説明口調で言って、斧を拾います。
少女が再び屋上に登ると、そこには彼氏が。
しかし、彼氏はすでにゾンビになってしまっていました。
少女は、
「お願い!目を覚まして!!」
と叫びます。
すると、彼氏ゾンビの動きが止まったので、
ホッとした少女が彼氏の手に触れようとすると、
再び襲いかかって来ます。
すると、また少女は、
「お願い!目を覚まして!!」
と叫びます。
すると、再び彼氏ゾンビの動きが止まったので、
少女がまた彼氏の手に触れようとすると、再び襲いかかって来ます。
なぜ2回やったし!
するとまた少女は「お願い!目を覚まして!!」と叫びます。
おいおい3回もやるのは流石にどうなんだ・・・
そんな中、殺されたはずのメイクのおねーさんが起き上がり、
「何あれ・・?!」
と言い出します。
その直後、メイクのおねーさんはまた倒れてフレームアウトします。
そして、少女は「愛してる・・」と言って、
彼氏ゾンビの首を斧で切り落としたのです。
そして、腹立ってついでに監督も殺してしまいます。
少女1人が屋上に立っていると、
そのままカメラAが高く登っていって、
上空から彼女を見下ろします。
すると、そこには血糊で書かれた五芒星がありました。
実は、監督が、血糊を使ってゾンビを呼び寄せる儀式をやっていたんだ、
ってことがそこで判明します。
でも、上空から撮影してるから、
ドローンかクレーンを使ってるはずなのに、
なぜか最後にやたら手ブレを起こします。
そして、画面上にONE CUT OF THE DEADというロゴが出て、
エンドロールが流れます。
・・・という感じのストーリーです!
うる覚えなのと、ややこしいところはあえてカットしてますが、
だいたい説明したと思います。
<ここから本当にネタバレです!!大丈夫ですか?!>
さて、エンドロールが流れて、
ここで終わり?!かと思いきや、
「カーット!!」
という監督の言葉が聞こえて、場面が切り替わります。
そこで、あぁ、そういうことか!と分かります。
僕はこの映画、ゾンビ映画だって聞いていたので、
こういうゾンビのシーンが永遠と続くものかと思っていたら、
実は、前半37分は、すべて、監督自らが作った作品で、
その作品をいかにして作ったか?というのが
本編だったのです。
ややこしいですね(笑)
つまり、
「ゾンビ映画を撮影しようとしてたら、ホンモノのゾンビに会っちゃった!」
というホラー映画を観にきたと思っていたら、
「ゾンビ映画を撮影しようとしてたら、ホンモノのゾンビに会っちゃった!・・というという設定の映画」
を作る話を描いたコメディ映画だった
ってことです。
(つまり、ゾンビは全部作りものだった)
こんな感じで、カメラBで撮影している風景を、
カメラAで撮っていて、これを作品として作ろう!というストーリーです。
だから、前半は完全にシリアスなホラー映画なのに、
後半から急に明るくなり、コメディになります。
しかも、さっきまで手ブレしまくってたのに、
ここから急にカメラの性能も上がります。
ここからも、
「さっきまでの話は創作だったんです」
っていうことが分かります。
普通のホラー映画は、
Ordinary World(日常の世界)→ Special World(新世界)
なのに、この映画では、逆なのです。
この構造は、ハンターハンターの冨樫先生が昔描いた、
レベルEという作品でも同じ話がありました。
人を食べる宇宙人の物語で、シリアス展開だったのに、
最後で実はそれが王子の作った創作だった、というオチなのです。
事前情報なく観にきていた人は、
ここでまず、「なるほどー!!やられた!」となります。
ただ、すごいのはここからです。
前半でずっとモヤモヤしていた部分が、
後半で全て解消されるのです。
この映画、実は生放送で行われるもので、
37分間、完全一発撮りでカメラを一切止めない、というルールがありました。
普通の映画だったら、何か失敗したらカットして、
やり直すことができます。
しかしこの映画は、「本番一発撮り」なので、
途中でトラブルがあっても、続けないといけなかったのです。
しかし、いざ本番をやろうとしたら、
次々と問題が勃発します。
まず、役者が2人、事故で来れなくなってしまいます。
しかも、その役が、監督とメイク役という、
主演級の2人。
さぁ、困った!ってなった時に、
この映画の監督が、自ら監督役をやる!と言います。
さらに、監督の奥さんが元女優だったということで、
メイク役をやることになりました。
(それを推薦したのは、監督の娘です。)
しかし、そこに文句を言ってきたのが
彼氏役の人です。
彼は、
「配役が来ないなら、注視すべきだ!」
と彼は主張します。
彼は、自分が出る作品がコケるのを恐れて、
万全の状態じゃないなら自分は出ないと言い出します。
それをなんとか監督は説得します。
監督は、だんだんイライラが募っていました。
彼氏は何度も文句を言って来て出たくないと言うし、
ヒロインの少女も、
「ゾンビにゲロ吐きかけられるってシーン、
私は全然いいんですけど、事務所的にNGかな〜」
と駄々をこねられます。
いや、絶対それお前が嫌なだけだろ!
っていう感じですが、駄々をこねられるので仕方なく差し替えられました。
そんなこんなで、かなりストレスが溜まっていた監督は、
映画冒頭で、キレてしまいます。
女優に、
「なんで嘘になるか分かるか!?
お前の人生、今まで生きて来た全てが嘘ばっかりなんだ!!
嘘まみれのその面剥がせよ!!」
と怒鳴り、それを止めようとした彼氏役にも、
「これは俺の映画だ!口を挟むな!!
だいたいテメェはリハの時からグダグダ言いやがって!!」
とキレました。
なぜ、いきなりキレていたのか?
映画の冒頭での謎の違和感が、ここで解消されます。
次に、最初のゾンビ役だった人が、
なんと、本番当日に、差し入れで送られた酒を飲んで
ベロンベロンに酔っ払ってしまいました。
(ちなみに、僕は、とあるバイトの経験があって、
仕事中に酒でベロンベロンになる人が嫌いです。
まぁそれはどうでもいいんですけど。笑)
酔っ払った彼は途中で倒れてしまって、
それを監督が起こそうとすると、廃墟の扉にぶつかってしまいます。
これを受けて、まずいと思ったADは、
「トラブル発生、つないで!」
とカンペを出したのです。
そこで3人(少女、彼氏、メイク役)は、
その場つなぎの会話を始めました。
しかし、会話は盛り上がりません。
ここで2つ目の謎が解決します。
なぜ、不毛な会話のシーンがあったのか?というと、
1カット映像だから、カメラを止めることができないため、
トラブルが発生したら無理やり引き伸ばして繋がなければいけなかったのです。
そして、次に、坊主のスタッフのシーン。
実は彼は、硬水を飲むとお腹を壊してしまう体質で、
必ず軟水を飲むようにしていました。
しかし、本番当日、間違って硬水を飲んでしまい、
本番中に、お腹を壊してしまったのです。
だから、お腹が痛くて、ずっと止まっていたし、
お腹を下していたため、ゾンビがいるにも関わらず、
排泄するため、外に出て行ったのです。
これで3つ目の謎が解決しました。
その後、監督は、
「カメラは止めない!」
とカメラ目線で言います。
これは、劇中で「ゾンビの撮影を続行する」という意味でもあるし、
「トラブルが起こったけどこの映画自体のカメラを止めずに続けるぞ!」
という意味も込めて、あえてカメラ目線で言ったのです。
つまり、カメラA、カメラBの両方を止めない!と二重の意味で言ったわけです。
そして、撮影中、途中でカメラマン(カメラAの)が、
こけて、地面に頭を打って気絶してしまいます。
それによって、しばらくカメラが地面に落ちたまま動きませんでした。
そこで急遽、カメラ助手の女の子が、
カメラAを持って、撮影を再開します。
実は彼女、ズームイン、ズームアウトをずっとやりたいと思っていて、
せっかく自分がカメラを手にしたからと、
やたらとズームイン、ズームアウトを繰り返しました。
途中で、最初に出て来たゾンビが、
やたらと機敏な動きになって復活していました。
これは要するに、
最初はベロンベロンに酔っ払っていたけど
ようやく酔いが覚めて来たということなのでしょう。
さて、続いて、屋上のシーン。
ここで、最大の問題が起きます。
役に入りすぎてしまったメイク役の女性(監督の奥さん)が、
台本を無視して、少女役を斧で殺す、と言い始めたのです。
実は彼女、もともと女優だったけど、
役にハマりすぎてしまうという欠点があって、
毎回、台本を無視したりして、干されてしまったのです。
今回も、その欠点が出てしまいました。
なんとか彼氏が止めようとするも、
関節技をかけられてしまいます。
それで、思わず、
「痛い痛い!!折れる折れる!カメラ止めて!!」
と叫んでしまったのです。
さらに彼は、ふらついて、
最後のシーンで使うはずだった
クレーンを倒して、壊してしまったのです。
クレーンは、ラストシーンで上空から撮影するために使うはずだったものです。
思わぬアクシデントに、
とりあえず監督は少女に叫び続けるように指示を出して、
少女は「きゃーー!」と何度も叫び続け、
そして不自然なズームイン、ズームアウトが繰り返されました。
その間に、スタッフがメイクのおねーさんを取り押さえて、
首を絞めて失神させ、斧を頭にさして、殺されたことにしておきました。
それで、なんとか台本に戻し、少女は下に降りて行きました。
しかし、ここでまた困ったことが起きます。
ラストシーンで使うはずだった斧(小道具)が、
メイクのおねーさんを殺すために使ってしまったのです。
そこで急遽、予備の斧を小屋の前に置いて、
それを拾ってもらうことにしました。
そこで、ADは、足をゾンビのメイクをして小屋に入って、
少女の前に来ます。
少女が顔を上げると、そこには、
「外で斧で拾って!」
というカンペが。
少女がカンペを見たと分かったら、ゾンビは外に出て行きました。
そして、少女も外に出て、斧を拾いに行ったのです。
ここで、ようやく小屋のシーンの謎が分かりました。
なぜ、少女の目の前までわざわざゾンビが来たのか?というと、
カンペを見せるためだったのです。
さて、いよいよ最後のシーンです。
クレーンが壊れてしまい、上空からの撮影ができません。
でも、この物語のオチは、
上空から撮影したら、血の五芒星が書いてあって、
これでゾンビを召喚したんだ、っていうことでした。
なので、クレーンが無いと、オチが付けられないのです。
さぁ困った!
一度は諦めようとした時に、声をあげたのは監督の娘です。
実は彼女は、途中でもちょくちょく口を出していたのですが、
監督顔負けなほど、的確に指示を出していたのです。
彼女は、
「今、動ける人何人いる??」
と聞きます。
そして最後のシーン。
坊主のスタッフ、酒飲みの人、カメラマン、ADと、
皆勢揃いして、組体操の人間ピラミッドを作ります。
しかし、ピラミッドはなかなか完成しません。
そこで、少女と彼氏は、
同じ演技を三度もして、時間稼ぎをしました。
その直後、首を絞められて失神していたメイクのおねーさんが
息を吹き返してしまいます。
彼女は、組体操をしている人たちを見て、
「何あれ・・?!」
と言ってしまいました。
それを見てすかさず監督が彼女を引っ張り、
画面外に出します。
そして、少女は斧を振り下ろして、自分の彼氏、そして監督を殺す演技をします。
少女は、小声で監督に「もうムチャクチャです」と言って泣き出します。
監督は小声で、「その涙だよ。出来るじゃないか。」と少女を褒めます。
そして、少女が五芒星のところに歩いていきます。
いよいよラストシーン!!
クレーンが壊れた代わりに、全員で人間ピラミッドを作り、
その頂上に、監督が登り、さらに監督が娘を肩車して、
娘がカメラを持ちます。
残りあと10秒!!
みんな、ふんばれ!!!
という感じで、全員が死ぬ気で支えます。
もう肉体の限界まできていて、
体がプルプル震えて、映像もブレますが、
なんとか最後までやりきり、終了!
一連の映像を見ていたプロデューサーは、
「いやぁ〜トラブルもなく無事終わって良かったです」
と満足気。
スタッフは皆で、「最後までやりきった!!」と満面の笑顔。
ここで物語は終了です。
ふぅ、長かった!!笑
さぁ、こっから解説です。
前半37分は、とにかく意味不明なシーンが多すぎて、
「んん??なんだこれ??」
というのがどんどん溜まっていくように、
わざと作られていたのです。
こういう状態を、心理学用語で「認知不協和」と言います。
人は、認知不協和に陥ると、
「なんとかしてこのモヤモヤを解消してスッキリたい!!」
と思うのです。
これは、文章を書くときに僕もよく使っています。
この記事の冒頭で、こんなことを書きました。
なので、ホラーです。
人死ぬシーンとかもあります。一応。
ホラーが絶対無理って人は、観ない方がいいかも。
いや、観てもいいと思うんだけど・・
うーん。笑
わざと曖昧な表現をして、
「ん??どういうことだ??」
と違和感をあえて入れています。
でも、読んでいくうちに、
「あぁ、人が死ぬっていうのは、あくまでお芝居だったんだけど
それを言っちゃうとネタバレになるからあえて微妙な表現をしてたんだ。」
ってことが分かり、スッキリするようになっています。
こういう風に使うワケですね。
さて、この映画でも、「ん?よく分からないな」というモヤモヤが頻繁に生まれます。
でも、一向に解消されず、
どんどん謎が増え、ストレスが溜まってきます。
この映画が良かったのは、
「自主上映映画だった」
というのもあると思います。
もしこれがハリウッド映画だったら、
冒頭の手ブレするわストーリー雑いわで、
明らかに違和感だらけの映像を見て、
「これは絶対裏がある!」
とピンと来たでしょう。
しかし、
「まぁ、自主上映だから、こんなもんか・・・」
と何の事前情報もない人は騙されるのです。
それが、後半で急にカメラワークが良くなり、
手ブレも一切しなくなり、
さらに、最後の10分間で、
一気に全ての謎が解き明かされるのです。
あぁぁ!!そういうことだったのか!!
という連続で、まるで全ての謎が一瞬で解けたコナン君のような気分になります。
思わず、
気持ちいい!!
と叫びたくなるほどでした。
これは、僕がよく解説している、
「ストーリーの再消費」
の仕組みです。
例えば、以前、「アナと雪の女王」のレビューで、
なぜ、この映画がヒットしたのか?を解説しました(あくまで個人的な意見)。
あの映画がすごいところは、
先に、一番盛り上がるシーンである、
エルサがレリゴーを歌うシーンを、
全部CMで公開しちゃったのです。
当時は、
ここ一番良いシーンなのに全部公開しちゃうの?!
って感じだったんですが、
実際に見ると、その理由が分かりました。
あの歌(Let it go)の歌詞は、
あのシーンまでの全ての物語を見たときに、
はじめて意味が分かるようにできていたのです。
だから、最初にCMであの歌を何度見ていたとしても、
劇場で聞いたときに、
「なるほど!!そういうことか!!」
と楽しめるわけです。
これがストーリーの再消費です。
そういえば以前、「君の名は。」の映画を解説した記事を書いたことがありますが、
あれも、ストーリーの再消費ができるように書いたのです。
だから「解説を聞いて二度目見たら、一度目より面白かったです!」というメールが
大量に来ていました。
そんな風に、ストーリーというのは、
次元を1つ上げることで、
再び楽しめるのです。
この「次元上昇」というのが鍵です。
この映画は、最初は消費者視点で、
次に製作者視点で描かれていました。
次元が上昇して、情報が増えたことで、
最初と同じストーリーを、再消費できたのです。
最初は、
「何でこんなシーンあるんだ?」
とか、
「これ明らかに設定ミスだろ!」
とか色々ツッコミたくなる部分が多かったのですが、
実は、それらは全て、意味があることで、
むしろあらゆるシーンが緻密に計算されていたんだ、
ということが後で分かります。
これって、人生でも同じなんじゃないかなと思うのです。
Story Writingの講座では、
「人生は自分が主人公の物語であり、
それがどんな物語かは最後になってみないと分からない」
という話をしました。
一見無駄に思える出来事、
あるいは苦しかった経験、辛い記憶など、
「闇」となるものは、実は大きな意味を持つ、
大事な経験だということが後で分かります。
自分の人生の目的、ゴールが分かったときに、
「あぁ、何だ、全部繋がってたんだ!!」
と分かるのです。
これは、別の講座「NEXT DIMENSION」でも、
「人生のアーキタイプ」というところで解説しました。
「カメラを止められない、ワンカットストーリー」
というのは、まさに人生と同じです。
はいカット!やり直し!
なんてできません。
常に想定外のことが起こり、
その都度、軌道修正していかないといけないのです。
この映画も、1つのゴールに向けて、
皆で物語を紡いでいきます。
あちこちで失敗を繰り返しながら、
お互い助け合いながら、物語を進めていき、
最後は皆でピラミッドを作り、物語を完成させたのです。
人は、困難を乗り越えて成長するものです。
この物語は、色んな人たちの「物語」が
複雑に絡み合っています。
それぞれの人に、「成長物語」があるのです。
この「物語の多重構造化」というのは、
神話の法則の解説をするときによく「タイタニック」を事例に挙げています。
タイタニックは、
ジャックのヒーロー的冒険物語
ローズのシンデレラストーリー
科学者の精神的成長物語
など、様々な人間の「冒険物語」を描いています。
それぞれの人にテーマがあって、
作品全体を通して、そのテーマを乗り越え、
成長しているのです。
この映画「カメラは止めるな!」も同じで、
それぞれのキャラにテーマがあって、
「皆で力を合わせる!」
ということを通して、成長しています。
特に、この映画全体の主人公である監督は、
もともと何の信念もなく、
「安くてそこそこの映画が撮れたらそれでいい」
とか言っている、何のプロ意識もない人間でした。
女優がわがままを言えば、
しょうがないなぁと笑って許してしまう、
文句ばかり言ってくる男優のご機嫌を一生懸命とる、
仕事に対するこだわりが全く無い人でした。
そんな彼を変えたのが「絶望的な状況」です。
キャストが2人も来れないということから始まり、
次々と起こる絶望的な状況を前に、
なんども「作品を中止した方がいいんじゃないか」と周りから言われる中、
覚悟を決めて、絶対に最後までやりきろう!と決意したのです。
腹が決まったから、彼は覚醒したのです。
最初のシーンで彼はキレていましたが、
あれは、自分の仕事に対する信念ができたから、
プロとして2人を怒ったともとれます。
その後も、次々と絶望的な状況に追い込まれながらも、
その瞬間瞬間のひらめきによって
次々と乗り越えていきます。
そうやって、1つの作品を完成させた時、
彼は仕事に対する向き合い方がガラリと変わっていました。
仕事だけじゃありません。
家族との関わり方も変わっていたでしょう。
娘は、最後のピラミッドの発想を、
幼少期に父に肩車をしてカメラを回していた記憶があったことを
ヒントにして生み出しています。
娘もまた、
「立派な監督になりたい!」
とずっと思っていたのです。
そんな彼女の信念が、神がかり的アイデアを生み出し、
親子が協力して、困難を乗り越えた、
「家族の絆」も描いているのです。
そんな、色んなテーマを含んだ良作品でした!
ちなみに、今回の映画、
教えてもらったのはNEXTDIMENSIONの小田さんで、
小田さんは僕より1日早く観に行ってたんですが、
観終わった後、こんな分析をしていて、
僕とは全く違った視点で、これも非常に面白いので紹介します。
(ここから小田さんの分析)
あの映画のキャラクターは、
1人1人が欠点を抱えています。
酒を飲んだらおかしくなってしまう人
硬水を飲んだらお腹を壊してしまう人
役に入り込みすぎると暴走してしまう人
etc..
それぞれのキャラクターが、必ず欠点を抱えています。
そして、何か大きなことに挑戦しようと思った時って、
必ずその欠点が浮き彫りになってきます。
だから実際に、本番になって、
予定にはなかったような出来事が立て続けに起こりました。
しかし、あの映画のキャラクターは、
全員が、それぞれの欠点を互いに補い合うことで、
欠点(マイナス)をむしろプラスに変えてしまったのです。
そして、それぞれの欠点を克服し、
最後は全員が「この映画を完成させる」という1つの目標に向かって、
力を合わせて成し遂げたのです。
もし、誰か1人でも、心折れたり、迎合したり、妥協したら、
これは成し遂げられなかったでしょう。
何よりコミュニティリーダーである監督が、
「絶対にカメラを止めない!!」
という信念を持って、最後まで絶対に諦めなかったからこそ、
チームが1つにまとまったのです。
コミュニティ運営で大事なのは、
「コミュニティが紡いでいるストーリーを止めないこと」
です。
皆が、自分の都合よりも、
コミュニティのストーリーを進めることを優先することで、
勝手にそれぞれの欠点は克服され、強みが発揮され、活躍し、
最後は全員が笑顔になる結果を作れます。
むしろ、誰も欠点がなかったら、
誰の強みも発揮されません。
ある人の欠点が、ある人の強みを引き出し、
それがまた別の人の欠点を補い、
という風に、複雑に絡み合って、
全体を通して見たら美しい物語になっている。
そんな、
「最高のコミュニティ作り」
が学べる映画だった、という風に小田さんは言っていました。
また、NEXTDIMENSIONの伝授コースで占いを教えてくれている羽賀さんは、
この映画を神道的に見ていて、
「イザナギとイザナミの神話が隠されている映画」
という風に分析していて、これも非常に面白かったです。
(ただ、これはもう説明するとワケ分かんないと思うんで、
ここではやめておきます。)
こんな風に、映画って皆で見に行って、
それぞれのフィルターで気づいたことをシェアし合うと
とても面白いですね。
ぜひ、自分なりに、映画を分析してみて下さい。
今回紹介した映画は、とても良い素材だと思います!!
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
君の名は。の解説も合わせてどうぞ!!
君の名は。の気になるあのシーンを解説!
進撃の巨人の源泉
こんばんは、新田です。
最近、進撃の巨人の作者の諌山先生が
情熱大陸に出ていたということを聞いて、見てみました。
(明日の22時までなら、公式サイトで無料で見れるそうですよ。)
情熱大陸では、
アーティストがいかにして作品を作っているのか?
というのをよく取り上げていますが、
色んな人が、アイデアをひねり出すために
様々な努力をしているのが分かって
面白いですね。
僕は、面白いアイデアを出すためには、
「生みの苦しみに耐え続けること」
が必要だと思っています。
アイデアがどうしても出ない時って、
「う〜〜〜ん」
って唸りながら頭を揺らしたり、
体を拗らせてみたり、
ウロウロしてみたり、
ゴロゴロしてみたり、
とかしながら、
「あぁ、なんか良い感じのがちょっと出てきた・・・」
というこのタイミングで、
脳に一気に負荷をかけることで、
アイデアをひねり出していきます。
そしたら、出て来るアイデアの質が格段に変わるのです。
おおお、すごいものが出てきた・・・!!
って感じになります。
その瞬間、まるでエネルギーの塊がズドンと降りてきたかのようで、
全身にエネルギーがみなぎり、
高速で一気に書き切ってしまいます。
でも、多くの人は、ちょっとアイデアが出てきたときに、
そこで満足してしまうのです。
これは、言うなれば、
ほとんど残っていないケチャップを、
ボトルを握って一生懸命ひねり出しているときに似ています。
ケチャップのボトルを一生懸命拗らせて
底に溜まった液体を集めていき、
「あぁ、ちょっと出てきた・・・!」
というタイミング。
ポトっと落ちそうなときに、
「もういいか」
って力を抜くと、少しだけ出ますが、それで終わりです。
でも、ここで止めてしまわず、
さらに圧力をかけていくと、
ある瞬間に、
「ドバッ!!」
と一気にケチャップが出て来るのです。
まさにこんな感じ。
とてつもないアイデアが出せる人は、
「生みの苦しみの際の強烈な”脳の負荷”に耐えられる人」
なのです。
莫大な脳の負荷がかかるので、
当然、そのためにエネルギーを蓄えておかないといけないし、
そのエネルギーを一気に使ってポテンシャルの山を超えるのです。
そうすれば、お宝(アイデア)が手に入ります。
漫画家とか、アーティストの人たちって
そうやって、作品を生み出してるんじゃないかな〜って思います。
・・・とは言っても、
別にメルマガ書くたびにこんなことしてるわけではありません。
こういうのはたまに、
本当に気合い入れてセールスレターを書く時とか、
そういう時くらい(年に数回)で、
普段のメルマガだったら、
皆から沢山のメールが来ててある程度エネルギーが集まっているので、
今日も、ここまでまだ10分経ってません。
多分20分以内に書き切れます。
ある程度アイデアがあれば、キーボードに手を置いていたら
自動書記のように、サラサラっと書けるんですけどね。
(自動書記のやり方は、またそのうち詳しく解説したいなと思っています。)
さて、話を戻しまして・・
今回の情熱大陸を見ていると
「進撃の巨人」という世界観がなぜできたのか?
というのがよく表されていました。
情熱大陸に、進撃の巨人の作者(諌山先生)の親が出て来たのですが、
これがまた強烈な「ヴァンパイアペアレンツ」なのです。
(ヴァンパイアペアレンツとは、子供のエネルギーを吸い取っている親のこと)
例えば、諌山先生が子供の頃、漫画家になろうとしていたときに、
親が勝手に部屋に入って、自分が隠していた描きかけの漫画を勝手に読んで、
「お前は漫画家にはなれねぇ!!」
とか言いだします。
完全なドリームキラー。
さらに、情熱大陸のインタビューで、
「進撃の巨人についてどう思いますか?」
と聞かれたとき、父親は、
「まず、絵が下手。読みづらい、見難い。」
とひたすらダメ出し。
諌山先生、気まずい顔してます。
さらに、
「誰かゴーストライターがいるんだろうなって思ってたんだけど、
なかなかメッキが剥がれないから・・」
みたいなことを言い出します。
諌山先生は明らかに「ちょっと、何言ってんのアンタ」って顔してるのに、
親2人がそれで盛り上がっているという・・。
さらに、諌山先生の住んでいたところは、
山に囲まれていたとても閉鎖的な田舎でした。
周り山ばっかりで、
閉鎖的な感じです。
こんなとこで暮らしてたら、
「いつか外に出たい!!」
と強く思ったでしょうね。
この幼少期の経験が、
進撃の巨人の世界観を作っていたんじゃないかなって思います。
閉鎖的な田舎に住んでいて、
そして、いつも勝手に部屋に入って息子のエネルギーを奪って来る親。
それはまさに、
「いつ壊されるか分からない壁に囲まれ、
壁の外から巨人が侵入して襲って来る」
というウォールマリアの環境にソックリです。
あの独特の気持ち悪さや、不気味さ、恐怖感は、
幼少期の親との関係において作られたのでしょう。
そう考えたら、進撃の巨人が生まれたのは、
諌山先生の親のおかげだったのかもしれませんね。
だって、もし、本当に子供のことを考えて、
愛情深い親だったら、
あんな「進撃の巨人」のような作品は生み出されなかった筈です。
ずっと閉塞感漂う田舎で、
あれほどひどい親のもとに生まれたから、
「ここから抜け出したい!!」
「外の世界に行きたい!!」
「自由の翼が欲しい!!!!」
と潜在意識で思っていたのです。
そのずっと抑圧され続けた感情を爆発させるがごとく、
立体機動で飛び回りながら、巨人を爽快に倒して行く、
あのストーリーが出来上がったのです。
全て、「あの親のおかげ」なんですね。
そう考えたら、どんな親が子供にとって理想の親かって、本当分かんないなって思いますね。
成功者の親は、結構酷いこと多いですしね。
まぁ、育ちが悪いと、成功した後、歪んで行くことが多いんですが・・・
ところで、進撃の巨人というのは、
非常に現代的な物語だなという風に思います。
昔は、
正義 vs 悪
という分かりやすい構図の物語が多かったんですが、
進撃の巨人は、最初は、
人間 vs 巨人
という構図なのかな?と思いきや、
実は人間の中に巨人がいて、
さらに黒幕は人間だったり、
敵だと思ってたやつが、実は良いやつだったり、
今では「主人公の方が悪なんじゃね?」って思うような展開だったり、
正義って結局どの立場で見るかで全く変わってる来るんだなってことを
改めて思い知らされますね。
「本当に怖いのは、内部である!」
ということを象徴しているなと思います。
完璧な壁を作ったって、
中から崩されたら終わりです。
会社もそうですね。
もう絶対破られないという最強のセキュリティを作り、
「よし、これで完璧だ!!!」
と思った瞬間、内部から裏切り者が出て来たら終わりです。
そんな現代の世界観をよく表しているなと。
真に安心できる、
真に自由な世界で生きたい。
そんな作者の思いが、
「巨人を一匹残らず駆逐してやる・・・!!」
というセリフを生んでいたのかなと思います。
ちなみに、情熱大陸では、
最終回の打ち合わせをしていて、
最後回の一番最後のコマをテレビで公開していました。
もう終わっちゃうんですねー。
時代が変わりますねー。
ぜひ、綺麗に終わらせて欲しいなと思います。
ではでは、今日はこの辺で!
ありがとうございました。
年末特別企画!Youtuberデビューしました。
こんばんは、新田です。
今日は「年末特別企画!」ということで、
久しぶりに、音声をお届けしようと思います。
なんとこのたび、
Youtuberデビュー
をしました!
・・・って言っても、別に自分のチャンネルじゃないし
顔出しもしてないんですが・・
今回のテーマは、「受験」です!
NeoCapitalで講師もしてもらう予定の「よなたん」から
受験のYoutubeチャンネルに出演してほしい!と熱烈なオファーを受けたので、
出ることにしました。
(ちなみに、よなたんは、受験というジャンルで、
日本一のオウンドメディアを作って、
初年度から1億円を稼ぐことに成功しています!!)
僕のメルマガ自体、受験生の子も結構多いんですが、
別に受験生じゃなくても、大人の勉強法、
ビジネスにも通じる考え方を解説しているので、
ぜひ、聞いて頂けたらなと思います!!
受験生向けに喋ってるので、
ちょっと毒舌で偉そうな感じのキャラにしてますが
“わざと”なので、そこはポジショントークだと思って下さい。
というわけで・・・
年末年始にぜひどうぞ!
Vol.1
Vol.2
また、感想や、「こんな話聞きたい!」などあれば、
メール&コメント下さい!
お待ちしてます!!
新企画”NEXT TRIBE”のお知らせ(予告)
こんばんは、新田です。
かなり遅くなりましたが、
新年初めてのメールですね。
いかがお過ごしでしたでしょうか。
僕は、新年からセミナー尽くしの毎日です。笑
実は先週から、
ひっそりと新しいコミュニティがスタートしました。
その名は、
“NEXT TRIBE(ネクストトライブ)”
です。
今年は、特に力を入れようと思っている講座の1つです。
ちなみに、
僕(新田)のビジネスの歴史としては、7年前くらいに、
・NEXT STAGE(新世界)
という最初のコミュニティを作って、しばらくやっていて、
4年前くらいから、第2部として、
・NEXT DIMENSION
・NEXT GENERATION(Story Writing Master Club)
という講座をやり、
そして今回のNEXT TRIBEが、「第2部の最終章」という位置付けです。
この3部作(ネクディメ、ネクジェネ、ネクトラ)の講座で、
ビジネスに関しては、
僕が持っている知識は一通り喋り切ろうと思っています。
今回の講座(NEXT TRIBE)のテーマは、
「コミュニティ作り!」
です。
なので、ライティングの話だったり、
プロモーションの話だったりもしますが、
もう1つのテーマとしては、
「(日本の)歴史」を学んでもらいます。
歴史とか、全然興味ねー!!って人は、
ぜひ受けてほしいんですよね(笑)
僕も、正直、受験生の時、
歴史とか大嫌いでした。
「こんなん知って何の役に立つんだ?!」
ってずっと思ってたんですよね。
でも、歴史って、実はめちゃめちゃ役に立つし、
超面白いんです。
それが最近分かってきました。
僕のこれまでの講座では、
NEXT DIMENSIONは神話を扱って、
NEXT GENERATIONはストーリーライティングを扱ってましたが、
両方に共通するのは、
「普遍的なストーリーのパターン」
です。
ビジネスを学んでいくと、
最終的には「ストーリー」に行き着きます。
・人が感動するストーリー
・人生を変えるストーリー
・売れるストーリー
・エネルギーを奪うストーリー
世の中には、様々なストーリーがあります。
よく、ハリウッド映画は、
「神話の法則(ヒーローズジャーニー)」
をもとに作られています。
ただ、これは日本人には合わない部分もあるので、
僕はこれを作り変えて、
「日本版・神話の法則」
としてストーリーライティングで発表しました。
あるいは、人がダークサイドに落ちる原理を、
「ダークサイドの神話」
として解説したりもしました。
他にも、NEXT DIMENSIONでは、
「アイデンティティクライシスの神話」
として、人がどのようにしてアイデンティティクライシスに陥るのか、
そしてそこからどう復活できるのか?
といったことを解説しています。
神話(物語のパターン)をたくさん覚えて、
自分の神話を作っていくことが
ビジネスをやる上では非常に重要です。
そして、今回扱おうと考えている「歴史」は、
単に年号とかを覚えるのではなく、
「そこにどんなストーリーが隠されているのか?」
を見ていくことで、ビジネスに非常に役立つヒントがもらえます。
なぜなら、
「歴史は繰り返す」
という言葉がある通り、歴史というのは、
「人類が普遍的に持つストーリーのパターン」
だからです。
ただし、これは「表に出ている歴史」です。
これを学ぶだけではダメなのです。
それだけではなく、
「なぜ、こんな出来事が起こったのか?」
「裏でどんなことが起きているのか?」
という”背景”を見ていくことが重要になります。
それを考えていくことで、
歴史上で起こっている出来事には、
共通する原因(現象の種)が存在し、
それは、僕らの日常にも、同じものが存在する、
ということが見えてきます。
例えば、僕らが誰かとトラブルを起こしたとしたら、
そのトラブルには必ず「現象の種」があり、
それは、歴史上で起こったどこかの戦争と
同じものだったりするのです。
スケールだったり、内容は全く違うけど、
背景となるストーリーが同じ(相似形)なんですね。
そして、表の歴史とは別に、
「裏の歴史」
というものが存在します。
表に出ている歴史は、
誰かが、何らかの意図によって
作り変えたものである可能性が高いのです。
「裏の歴史」は、よく、
「陰謀論」として、様々な人が、
色んなことを言っています。
僕らは、それが100%正しいかどうかなんて分かりません。
(・・・し、安易に鵜呑みにするのは危険だと考えています。)
ただ、今回の講座では、
ある程度信頼のおける情報源を持った人に「裏の歴史」を喋ってもらい、
それをどう解釈できるか?
ビジネスにどう活かせるか?
を考えていきます。
歴史って、学べば学ぶほど、
危険な落とし穴があります。
それは、
「正しい」「正しくない」
というフィルターが強化されてしまうということです。
これに陥ると、ドツボにハマります。
実際、歴史の発信をしている人たちの多くは、
「自分の方が正しい!」
と主張して、お互いを批判し合っていることが非常に多いです。
これは、受験時代から、
「正解(真実)はいつも1つ」
という洗脳を受けてきた結果によるものです。
事実は1つですが、
真実は1つではありません。
1つの事象があった時に、
それは色んなストーリーが含まれていて、
どの次元で見るかで、全く違ったストーリーが見えてきます。
つまり、真実は多面的なのです。
その時に、
「どれが正しいか?」
というフィルターで見るのではなく、
「なぜ、そのストーリーが生まれたのか?」
「そのストーリーから何が読み取れるのか?」
を見ていった方が良いのです。
今回、「歴史」をテーマにして
コミュニティ作りを学んでいく講座をやっていて、
初回は2日間で、講師の方が6人喋って、合計22時間という、
スーパーハードスケジュールでした(笑)
表の歴史を喋ってくれる方もいれば、
裏の歴史を話してくれる方、
政治家という視点から喋ってくれる方、
などなど・・・(詳しくはまた紹介します)。
そして、2日目には、
「それらをどうビジネスに活かせるか?!」
ということを解説しました。
これを半年間続けていきますので、
凄まじいボリュームになりそうです(笑)
100時間は余裕で超えるので、
それくらい勉強してもらったら
歴史に関してはかなりエキスパートな知識は身につき、
プラス、ビジネス的な知識も相当高いレベルにいけるでしょう。
このNEXT TRIBEは、「オンラインコース」もやろうと思っていて、
さすがに毎月22時間もの音声を配ると消化不良になるので
実際に配るのは、この1〜2割くらいになりますが、
メール講座もやっていきます。
ここ最近、あんまりメルマガを書いてないので、
(今日かなり久しぶりに文章書いてます。笑)
1年ぶりに、がっつりメルマガを書いて
最先端のビジネス情報をお届けしていきます。
「ビジネスをこれから学んでいきたい!」
「これからの時代で活躍するために必要なことを勉強したい!」
という場合は、とりあえず、
・NEXT DIMENSION:エネルギーについて学ぶ
・NEXT GENERATION(Story Writing Master Club):ストーリーライティングを学ぶ
・NEXT TRIBE:歴史とコミュニティ作りを学ぶ
の3部作で学んでもらえたらなと思っています。
NEXT TRIBEは
早ければ来月にでも募集を開始できたらなと思ってますので
先に、ストーリーライティングとNEXT DIMENSIONの方で
基本的なことを学んでおいてもらえたらなと思います。
因みに、これとは別に、
前回、よなたんと受験勉強について語った動画を配りましたが、
今年、本格的に、
「受験生向けの講座」
をやろうかなぁと考えています。
(まだ未定ですが、たぶんやることになりそうです・・!)
これも、かなりすごいのをやるんで、
もし、お子さんが今年受験生になる、
あるいは、受験生でメルマガを読んでる!という方は
楽しみにしてて下さい。
2019年は、
・NEXT TRIBE
・受験生向けの講座
の2つが新たな活動として力を入れていくことになります。
(もちろん、いま開催しているNEXT DIMENSION ZEROは、
引き続き力を入れていきます!!)
来年以降は、おそらく、
僕は全く違う活動をしてるんじゃないかと思ってます。
今年のうちに、全力で、
持っているもの全て伝え切るつもりですので、
2019年も、よろしくお願いします!!
それでは、ありがとうございました!!
PS.
年末に配った「受験勉強」について語った対談、
まだ公開しているので、お早めにどうぞ!!
受験生以外でも役に立つ話になっています!
↓
https://mintia01.com/archives/4364
PS2.
ネクディメ、StoryWritingが、
分割決済での参加が可能になりました!
5分割で参加できます。
この2つはどっちも非常にオススメです!!
Story Writing Master Club
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/sw-creafons/index.html
NEXT DIMENSION
http://nextdimension.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/nextdimension.html
半年間で、劇的にビジネス能力は上がりますし、
ビジネス以外の精神的成長にも繋がります。
こちらを学びながら、NEXT TRIBEの方をお待ち下さい!!
死ぬほど勉強しまくろうキャンペーン
こんばんは、新田です。
2月1日になりましたね。
旧暦だと、今月に2019年に切り替わります。
(あと数日ですね)
さて、今年(2019年)の目標ですが、僕は、
「死ぬほど勉強する1年」
にしようかと思ってます。
ここ数年は、普通に生きてるだけで勉強になる毎日を送ってはいますが、
「座学」としての勉強は、あまりしなかったんですよね。
なので、今年は、書庫を作って、
本いっぱい置いて、
音声やDVDを大量に買って、聴きまくって、
脳をアップグレードしたいなと思ってます。
今、若い子らにも色々教えてるんですけど、
「とにかく勉強しまくれ!!」
と日々言ってます。
頭良くしないとビジネスはうまくいきません。
「頭を使わずに楽して成功しよう!」
みたいなことを言ってるやつは
害でしかありません。
中には勉強全くしてないけど
なんとなくうまくいっちゃったって人も(一応)います。
でもそういう人は、せっかくお金が手に入ったんだから
そのお金を学びに投資して、
後付けでいいから頭良くしておくべきです。
(じゃないと、後で反動がきます。)
ここでいう「勉強」というのは、
「自分のために」やるべきではありません。
勉強は皆のためにやるものです。
「自分がもっと上に登りつめるため」
「皆にもっと認められる(尊敬される)ため」
で勉強している人が、世の中にいかに多いことか・・。
そういうモチベーションで勉強している人は、
勉強すればするほど、どんどん自分のエゴが増大し、
他人を支配したり、コントロールしたりするようになり、
虚無主義的になり、世界に絶望し、だんだん苦しくなってきます。
そうではなく、学べば学ぶほど、
まわりに還元して
自分もまわりも上がるような
そんな勉強をすべきです。
さて、具体的な勉強の進め方に関して今日は話そうと思います。
これは数多くの人を見てきた経験をもとに話しますが、
僕は、勉強は、まず最初は「音声」を圧倒的にオススメしてます。
音声は脳にバイブレーションを直接送れるので
エネルギーが高い人の音声は、聞いてるだけで変化があります。
また、音以外の余計な情報がない分、
エネルギー消費量が少なくて良いです。
その次が「文章」です。
文章でいうなら、本を沢山読めば良いのですが、
これは人にもよるのかもしれないですけど
僕は全く知らないことをイチから本で読むのは
かなり時間がかかる人間です。
というか、エネルギーがあんまり残ってないときは
本を読んでも頭に入らないです。
なので、はじめて学ぶ内容は、
まずは誰かに聞くか、音声で学ぶことが多いです。
あるいは、僕のメルマガは、
なるべく読むストレスが無いように工夫しています。
最終的には本を沢山読んだ方がいいとは思いますが、
「よし、今日から読書の習慣つけるぞ!」
って言っても挫折する人が多いので
最初は音声の方をオススメします。
音声は、1回目はなるべくメモを取りつつ聴きます。
1回目から聞き流すとほとんど頭に残りません。
1回目はとにかく集中して、頭に入れます。
1回目である程度ゲシュタルトが完成したら
2回目以降は、聞き流しでOKです。
特に、エネルギー無い時は、基本聞き流しで勉強します。
エネルギーが無い時に、新しいことを気合い入れてやろうとすることほど
時間の無駄なことはありません。
諦めて、聞き流して記憶を定着させた方が良いです。
また、メモは、最近はiPadとAppleペンを使って、
「Noteshelf2」というアプリでとっています。
これはかなりオススメです。
音声で学ぶことの良いことは、
「隙間時間を勉強にあてれる」
という点です。
なので、音声を大量にスマホ(itunes)か、iPodとかに入れて、
暇があれば聴きまくると良いです。
僕は、iphoneで聞きます。
最近は、AirPodsというイヤホンを買ったので
ワイアレスで音声を聞けるようになりました。
これは2018年に買って良かったなと思うものランキング3位くらいに入るもの。
マジで神商品だなと思います。
↑こんな感じで充電ケースもコンパクトに持ち運べます!
AirPodsは、iPhone、iPad、Macbook、iPodと、
Apple系の商品と同期すれば、
耳につけてるだけで音声が聞けるし、
小さいので髪で隠したらまわりに気づかれません。
なので、ポケットに入れといて、
通勤・通学途中とか、
つまらない会議の時とかは、
ひたすら音声聴きまくると良いです。
あと、僕は車に乗るときは、
Bluetoothで同期して、
車で音声流してます。
旅行とか行ったら、かなり聞けます。
これを日々やってるだけで、
かなり人生変わると思います。
動画で学ぶのも良いんですが、
正直、動画は結構気合がいります。
僕の場合、よっぽど面白いものじゃない限り
エネルギーが2時間くらいで切れます。
だから、
「よしっ、勉強するぞ!!」
と気合を入れずとも聞ける音声を
まずはオススメしているのです。
僕の講座は、なるべくメインコンテンツは音声にして、
それに補足する形で毎日メルマガを送る、というスタイルにしていますが、
これが、もっとも理想的な形だと思っているからです。
配信している音声はなるべくDLして一覧にしていつでも聞ける状態にして、
隙間時間があればとにかく聞きまくって欲しいです(できたら3回)。
特に、
・NEXT GENERATION〜StoryWritingMasterClub〜
・NEXT DIMENSION
の2つは、厳選した音声をかなり配っているし、
メルマガも毎日(あるいは2日おき)に半年間ずっと送るので、
毎日読む習慣を付けてもらえたらなと。
これだけで、半年でかなり変わってるはずです。
そして、今年から始まる3つ目の「新講座」、
“NEXT TRIBE”
では、歴史(表の歴史と裏の歴史)や、国際情勢など、
「文化人」としての教養を網羅的に学べるように
設計しています。
しかも、それが単に知識としてではなく、
ビジネス(コピーライティング、ブランティング、コミュニティ作り)に
どう活かせるのか?ということも
解説しています。
ねむーい歴史の授業しか受けて来なかった人でも、
「あぁ!!こういうのを、学生の時に聞きたかった!!!」
って思えるようなのにするんで、お楽しみに。
ちょっと、もうすぐしたら、
「前座」となる音声を無料で公開する予定なので
まずはそれを何度も聞いてもらえたらと思います。
さて、それから、
今年は、「スター選手」となる人を
業界にたくさん増やしたいなと思ってます。
というか、去年までも、あんまり表で言ってないだけで
こっそりと僕のコンサルを受けて大活躍している人はかなり沢山いました。
今年はもっと積極的に、色んな業界で活躍する人を増やしていきます。
ただ、頭の悪い人が活躍しても害を振りまくだけになるので、
きちんと知性がある人が、まわりを上げるために発信してもらいたいと思っています。
なので、必要最低限のことは、オンラインで勉強しておいてもらいたいな、
という風に考えてます。
イチから教えるのはあまりに大変なので、
少なくとも、最新の講座には入っておいて欲しいなと。
(じゃないと共有言語ができないので。)
・・・というわけで、とにかく、今年は、
僕自身はひたすら勉強しまくろうと思っていますので、
同じく「自分も勉強するぞ!!」って方は
ぜひ熱いメールをください。
そういうメールが沢山来たら、
僕もさらにモチベーションが上がって
色々コンテンツ出していきますので。
1年で、脳を鍛えまくりましょう。
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました!
PS .
この2つの講座はどっちも本当にオススメです!
・NEXT GENERATION〜StoryWritingMasterClub〜
参加はこちら
・NEXT DIMENSION
参加はこちら
最近分割がOKになったので、
結構売れています。
(先月だけでも、合わせて200本以上は売れたかな。)
合計6000人以上参加してますが
未だクレームゼロです。
1日10回くらいは感謝のメールが届きます。
(あと、ライティング力は凄まじく上がります。)
「勉強したいけど、今年は1つの講座に集中したい!!」
という方は、最新のに入って欲しいので、もう少しお待ちを!
世界を繋げる勉強
こんばんは、新田です。
前回のメールは大反響でした!!
「今日から毎日死ぬ気で勉強します!!」
「さっそくAirPods買いました!」
といったメールが沢山来ました。
AirPodsはマジでオススメです。
イヤホンってどうしてもケーブルがダラーンってなって鬱陶しいんですけど、
ワイアレスで、こんなに小さいと、
一切ストレスが無いんですよね。
なので、暇があったらひたすら音声聞いています。
昨日も話しましたが、音声の良いところは、
「受動的に勉強できる」
ということです。
本とかだと、
「よし、読むぞ!」
と気合を入れないといけません。
エネルギーが十分あるときはいいんですが、
疲れててエネルギー切れてる時なんかは
なかなか頭に入らなかったりします。
でも、音声は、疲れていても、勝手に流れてくるので、
いやでも勉強できます。
時々ぼーっとしてて聞いてない部分もあったりしますが、
それはそれで良くて、何回か聞いたらいいのです。
あと、動画は逆に情報量が多すぎます。
視覚情報が入るとかなり脳の負荷がかかるので、
聴覚情報だけで良い音声の方がお勧め。
なので、僕は音声での勉強をメインにしていることが多いし、
講座でもなるべく動画を配らないようにしています。
昔は、音声が無い本とかがあったら、
それを声の良い人にバイト料払って、
「読み上げてもらって録音したもの」を作って
それを聞いたりしてたこともありました。
(つまりオリジナルオーディオブックです。笑)
音で1回頭に入れて、
その後活字をじっくり読むと、
かなり頭に入ってきます。
勉強する習慣が全くない人は、まずはこれがオススメ。
気合入れて、
「よし、今日から毎日本読むぞ!」
ってなってもなかなか続きません。
だからとにかく受動的にでもいいから勉強すること。
音声だったら、1日2時間くらいは、
隙間時間を見つけて聞くと良いです。
僕は起業当初は、毎日6時間以上は聞いてました。
大学に行く途中とか、研究しながらとか、
とにかく聞きまくります。
それでかなり変わります。
本来、ただひたすら勉強だけしてたら良いのは受験生くらいです。
大学生になっても、勉強メインですが、
就職のこととか色々考えないといけません。
社会人になったら、毎日取れる時間はほんの僅かです。
(まぁそれでも1日2時間はどんな人でも絶対取れるはずですが。)
そこから自分のビジネスを立ち上げて、ある程度仕組み化すれば、
だんだん時間は増えていきます。
でも、かなり多くの人は、
時間が有り余っている分、
無駄使いするようになってしまいます。
ボケーっと遊んだり、
だらだらと過ごします。
自由すぎる状態って、実はかなり不自由なんですよね。
誰も制御してくれない、すべて自分でコントロールしないといけない。
だから、ビジネスで成功した後も、
毎日学び続けてるかで、だいぶ差が開きます。
ところで、
情報発信で人を集めてビジネスをしたいなら、
「とにかくまずは1つの分野を通して軸を作る」
ということを僕はオススメしています。
僕はビジネスを始めてから
初年度でいきなり、かなり大きな結果が出たのですが、
それは、大学時代に物理や数学をずっと勉強していて、
そういう軸があったからなんだと思います。
物理とか数学という視点でビジネスを眺めると、
普通の人は見えない角度から見ることができて
新たな発見とかがあります。
1つの軸ができるまで、
だいたい半年間くらいは、毎日勉強する、
ってのが必要かなと思ってます。
なので、僕の講座も、
ドンっと一気にコンテンツを渡すのではなく、
毎日音声を聞いてもらい、毎日メルマガを読んでもらって、
というのを続けていけば、半年くらいで
1つの軸が完成するようにできています。
そして、これから始める
“NEXT TRIBE”
というコミュニティでは、
半年かけて「歴史」「国際情勢」「コミュニティ作り」というフィルターを
手に入れよう!というものです。
これらを統合して「トライブ」と名付けてます。
フィルターを作るって考えた時に、
例えば「何年になんちゃらの乱が起こって・・」みたいな
そういう暗記するだけの勉強をしても、全く意味がありません。
歴史を学ぶのは、
「歴史以外のことに当てはめて考えることができた時」に
はじめて意味が出てきます。
究極的には、日常で、
誰かとトラブルが起こりそうになった時に、
「あぁ、このトラブルって、歴史上のあの事件と同じ背景だよな。
あの時、さらに裏でこういうことが起こってて、結果こうなったから、
そうならないようにするために、先に手を打っておくか・・」
みたいな感じで使えたら、血肉になっていると言えます。
ちなみに、正直に言うと、歴史は、
僕も苦手なジャンルの1つです。
受験生の時は、最初から倫理を選択するって決めてたので
歴史とかまともに授業聞いたことがありませんでした(苦笑)
(断片的に詳しい部分もありますが、知らないところは全く無知です。)
だからこそ、今回の講座をやる意味があると思っています。
僕がすでに歴史にめちゃめちゃ詳しいと、どうなるか?っていうと、
確実に、「難しすぎて意味不明な講座」になります。
歴史って、勉強しすぎると、あまりに専門用語が当たり前になりすぎて
その用語を使わずに語るのがシンドくなってくるからです。
だから、歴史とか、国際情勢とかについて
解説してる本とかブログとかを読んでも、
難しい用語が羅列してあって、結構初学者にはキツいです。
なので、僕は、
あえて講座が始まるまでは一切勉強しないようにしてました。
そして、講座を通して、
リアルタイムで自分が学んでいく過程を
メルマガに反映させていけたらなと思っています。
講義自体は、その道のプロの人たちを呼んでいるので、
かなりすごい話が沢山聞けますが、
それを使ってどうビジネスにつなげるのか?という部分を
僕が解説していくので、どこでも学べない感じで学習できるんじゃないかと!
「歴史の知識ゼロの人でも大丈夫」
というのを目指します。
むしろ、表の歴史と裏の歴史の両側面を話すので、
知識ない人の方がスムーズかもしれません。
ところで、僕の講座は、
同時に何個も入れば入るほど、
それぞれの世界観が繋がってくるように設計しています。
それは、なるべく共通言語を使い、
共通の概念を使いながら説明しているからです。
StoryWritingの講座では「ストーリー(セールス)」という軸で
様々なことを解説していて、
NEXT DIMENSIONでは「古神道」を軸に、
NEXT TRIBEは「歴史」という軸で
色んなことを解説していきますが、
3つの世界観は全て繋がっていて、
目指しているところは1つなんだということが
感じられると思います。
そんな風に、相乗効果を狙っています。
なので、単発でどれかに参加してもイチから解説していくので
ついていけるようには設計していますし、
逆に、色んな講座に入るほど、より多面的に見えるはずです。
そういう理由から、
僕の講座は、絶対に誰でも払える金額に設定してます。
(高くても1講座5万円以下になるようにしてます)
それで半年間学べるので、コスパは相当良い筈です。
これは、昨日紹介したAppleのAirPodsに似てるかもしれません。
あれって、iPadとか、Macbookとか、iPhoneとか、
Apple商品たくさん持って持ってれば持ってるほど、
「えぇ?!これ全部簡単に同期できるんだ!!」
と感動します。笑
もうApple以外の商品を使いたくなくなるレベルです。
そんな感じで、
僕の講座は、コンテンツに対してというより、
「フィルター(世界観、物の見方、考え方)」に対してお金を払ってもらっている、
という側面があります。
だから、すでに歴史の専門家の人でも、
「新田さんなら、こういう風に説明するんだ!(こんな風にビジネスにつなげるんだ!)」
というのを知るために、参加する価値は十分あります。
スタートまでもうしばらくあるんで、
それまでの間、余裕があれば、他の講座で学んでおいてもらえたらと!
(それが予習になります)
最後に、メールを1つ紹介します。
(取り上げたいメール大量にあるんですけど、キリがないので1個だけ。)
===========ここから===========
こんばんは、福井です。
今年は、僕も死ぬほど勉強して土台を作ろうと思います。
その土台さえできれば、ビジネスにも人間関係にも応用できるのかなと・・・。
金銭的に少し厳しいですが、ネクトラに参加しようと思っています!
歴史だけでもとても興味があるのに、
そこにコミュニティづくりの視点を加えて新田さんのフィルターを通して学べるとは・・・。
正直、少し無理をしても全然参加する価値はあると思っています!
今も、ネクディメとストーリーライティングの講座に参加していますが、
本当に毎回のメルマガ・音声が素晴らしすぎです( 笑 )
本当に、数十万円のレベルの内容を安く提供してくれてるなあと思います!
そこに、ネクトラを加えて、さらに感覚をインストールしたら、
1年後自分がどう変化していくのか楽しみで仕方ないです!
音声の聞き方について一つ質問があります。
基本的に音声は二倍速で聴いているんですが、二倍速で聴いても効果はありますか?
ここが少し引っかかっています。
もし機会があれば、全体のメルマガでとりあげて頂けると、すごく嬉しいです(●´ω`●)
今回はこの辺で・・・。
次回以降のメルマガも楽しみにしています!
===========ここまで===========
2倍速は、もちろん効果あります!
僕もよくやってます。
ただ、最初はメモを取りながらじっくり聞くことをお勧めします。
どっちかっていうと、内容自体(知識)よりも、
「世界観(背景)」を感じてほしいんですよね。
このメルマガも、
メール自体というよりは、行間から色々学び取ってほしいのです。
内容(知識的なこと)は、ついでであり、
チョコボールのオマケのようなものです。
ちょうど今日、
「ビジネス帝王学」
のセミナーをやっていました。
(ついさっき終わったところです。笑)
このセミナーでは「占い」をテーマにしているんですが、
毎回僕が言っているのは、
「別に占いの知識を学んでほしいわけではない」
ということです。
というか、世間一般に出回っている占いって、
「天中殺(大殺界)は運の悪い時期だ!」
という嘘の情報を吹き込まれたりして
どんどん囚われが生まれます。
そもそも自然界に運の良い時期、悪い時期なんてないのです。
冬は草木が枯れたりしますが、
だからと言って「悪い時期」ではないですよね。
そんな感じです。
それぞれの人に、バイオリズムが存在し、
それぞれの時期に合った生き方があるだけなのです。
なので、知識的なこともふんだんに喋ってますが、
最終的に大事なのは、「知識を除いた部分」です。
歴史も一緒です。
知識にとらわれると、
「これが正しい歴史、これは間違った歴史」
みたいなものにとらわれます。
実際、歴史とか国際情勢の発信してる人は、
お互い批判し合ってる人が非常に多いです。
だから、NEXT TRIBEでは、
何が正しい歴史かはどうでも良くて、
それよりも「そこから何を学べるか?」を
重視しています。
インフォメーションより、
インテリジェンスの方が価値があるのです。
ちなみに、「読書」に関しても同様で、
「情報刺激」を得るための本
「インフォメーション」を得るための本
「インテリジェンス」を得るための本
の3種類あります。
「情報刺激」を得るための本は、その本から学ぶというよりは、
その本の情報を刺激として、自分で情報を生み出す、
というイメージです。
「インフォメーション」を得るための本は
知識を得るためです。
この2つは、早ければ早いほど良いし、
全部読む必要はなく、必要なとこだけを読んだら良いです。
逆に、「インテリジェンス」を得るための本は、
本の内容というよりは、行間から感じ取るための本で、
じっくり時間をかけて、何度も読むと良いです。
というわけで、
ぜひ今年は勉強の習慣を作り、
一緒に知性を高めていきましょう!
ありがとうございました。
松本道弘先生の英語道の講義を受けてきました。
こんばんは、新田です。
今日は、松本道弘先生の
英語のセミナーを受けてきました。
松本道弘先生は、
「英語道(えいごどう)」
というものを提唱されていて、
「英語を通して精神性を高める」
ということを理念として活動されています。
僕も超越文法という語学スクールを運営していますが、
そこで目指している究極形の姿を
体現されているなと感じました!!
講義も、ものすごく深い!!
英語ってこんなすごい世界なんだなってことを
改めて実感しました。
今後も色々関わっていく機会がありそうで
楽しみです!
(これから、一緒にごはんを食べるので、
またその報告は後ほど!)
さて・・
松本道弘先生の有名な言葉に、
「術は道を求め、道は術で証す」
というのがあります。
(先ほどのセミナーでも、この話をしていました。)
これは名言ですね。
「英語を通して道を極める」
ということを考えた時、
ただ精神性が高くなればそれでいいというわけではなく、
きちんと「術」、つまり、
「実際に高いレベルの英語を話せる」
ということも大事だし、
むしろその「術」によって自分の「道」を証明しましょう、
ということ言っています。
例えば、もし、コピーライティングにも、
「コピーライティング道」
というものがあるとしたら、
「成約率が高いコピーが書ける」
というのは、初級なんですね。
道を極めていくほど、
より自分の打ち出す理念に共感してくれた、
より良いお客さんを集めることができ、
でも、世の中で「コピーライティング」とうたっているものは、多くが、
「成約率」「LTV」などで勝負してるんですよね。
僕は、これにはいささか懐疑的です。
だって、成約率を高めようと思ったら、
煽ったり、感情を揺さぶったり、いわゆる、
「集合的無意識」
を使うのが一番簡単です。
でも、僕はこの「集合的無意識」を使ったライティングは
使いたくないのです。
(だから、ストーリーライティングの講座でも、
世の中一般で言われているテクニックは一切教えないようにしています。)
集合的無意識を使うということは、
「大衆化させる」
ということです。
まぁもっと分かりやすく言ったら、
お客さんを思考停止にさせる、
ということです。
混乱させ、感情的にさせ、思考停止にさせ、
いつの間にか買ってしまうようにもっていく、
というのが世の中にあるコピーライティングと呼ばれるテクニックの
9割以上を占めます。
集合的無意識が絶対的な悪だとは思っていませんが、
この取り扱いは非常に危険なものです。
そんなものは使わず、
僕はもっと、相手の魂に訴えかけるような、
そんなライティングを広めていきたいのです。
でも、だからと言って、
売れなかったら意味がありません。
「良いお客さんが集まってる、
すごく良い思いで、真っ当にやってる、
でも全然売れない・・・」
これだとダメなのです。
本当に良いお客さんを集めているのに、
圧倒的な結果を出してこそ、
「コピーライティング道」
です。
しかも、ちゃんとセールスレターを書いて売る、
ということをやりたいのです。
コミュニティを作ると、
究極的にはセールスレターが不要になります。
多分、僕も、セールスレターを書かずとも、
「新しい講座やります」
って言えば、1000人くらいはすぐ集まると思います。
でも、それでも僕は、
コピーライティング道を極めたいと思っているので、
きちんとセールスレターを書きます。
しかも、変な煽りによって売るのではなく、
理念をちゃんと伝えるレターを作ります。
そして、精神性を高めることだけでなく、
きちんとビジネスで結果を出してもらって、
「術」によって証明する、ということを
追求していきたいなと思っています。
ビジネスの世界で生きていくと、
常にこの矛盾と戦い続けなければいけません。
例えば、誰かをコンサルをするとします。
もし、
「もっとも最速でその人に結果を出してもらう」
ということだけを考えるのであれば、一番てっとり早い方法があります。
それは、その人の全てのステップメール、
セールスレター、プロモーションメールを
代わりに作ってあげる、ということです。
(多分、本気でやれば、数日あれば全て出来ます。)
昔は結構これをやっていました。
全部とは言わずとも、6〜7割くらい作ってあげていました。
すると、それまで月に数万円くらいしか稼げなかった人が、
次の月には、いきなり月収数百万円とかになるのです。
すでに月収100万円の人は、
次の月には、月収1000万超えです。
そんな感じで、昔教えていた頃は、
教える人が次々と月収数百万〜数千万超えをして
有名になっていきました。
毎週のようにそういう人が出てきていたのです。
でも、ある時このやり方はよくないな、ということに気づきました。
その人の器が育っていないのに、
無理やり稼がせてしまうと、どうなるのか?
大抵、危ないやつが目をつけます。
つまり、ロクでもない奴が、
「一緒にビジネスしよう」
と誘ってくるのです。
そして、どんどんおかしな方向にいってしまいます。
だから僕は、
売上を伸ばすことを最優先にするのはやめて、
精神的成長、というのを第一に、教えるようになりました。
正直言うと、売上を伸ばすのが僕はもっとも得意とすることであり、
それだけを考えたらいいのならどんなに楽かって思います。
そして、それが一番、多くの人に求められているということも知っています。
でも、
「多くの人が求めているニーズに答えるのがマーケティング」
という考えは、もう古いと思っていますすし、
乗り越えるべきところだと思っています。
だって、その行き着く先が集合的無意識だからです。
なので、成約率至上主義は、もうやめたのです。
でも、だからと言って、
売り上げをおろそかにはしたくありません。
本当に良い思いで商品(コンテンツ)を作っている人が、
ちゃんと売れる世の中にしたいのです。
今の世の中、
まがい物が、変なマーケティングによって広まり、
本当に良い思いを持っている人が売れない、
ということばかりです。
あまりに不条理ではないですか。
あるいは、良い思いでやっている人が、
変な売り方をされてしまうのです。
「別に良い物を売ってるんだから、
どんな売り方をしようと、
最終的に満足してもらえるんだからいいじゃないですか!」
というのは、道を求めていない人の言葉です。
良い思いで、良い商品を作って、
そして良い売り方をして、
しかもきちんと結果を出す。
これこそ、理想の形です。
そういえば、ビジネスの業界では、
業界にそれなりに影響力を与えることができる1つの基準は、
「年収1億円」
だと言われています。
これを達成したら、
ビジネスの業界では、
それなりのクラスの人から
一目置かれるのだそうです。
確かにそうなんですが、
道がないのに、結果だけを出す、ということをしても
ロクな奴が寄ってきません。
そういう金に目のくらんだ下品な奴らが、
「この人にメールを送るのは忍びない」
と思うくらい、神々しいオーラを放ちつつ、
だけど圧倒的な結果を出すような、
そんな存在になれる人を、増やしていきたいですよね。
まぁ、全員がそんな大きな結果を出す必要はないと僕は思っていますが、
それくらいの「影響力」は、持って欲しいし、
それで業界を変えるような人たちが沢山出てきたら良いですね。
そして、その上で、
「コミュニティ」
を形成していく、ということを両立させていく。
この方法論を、引き続きお伝えしていけたらなと思います。
お楽しみに!
PS.
ちなみに、松本先生は、
「道」のことを、moral compassと訳しています。
溝江先生も、これは本当にセンスがある、と大絶賛していました。
英語力を高めると、言語のセンスが磨かれますよね。
未来を予知する力
こんばんは、新田です。
昨日は、松本道弘先生のことを
書かせて頂きました。
あの後、皆で食事会をしていたのですが、
松本先生から非常に面白い話を聞かせて頂きました。
松本先生は英語のプロでもあり、
同時にディベートのプロでもあるのですが、
例えば、2人が会話しているのを同時通訳していると、
途中で、その2人の会話がその後どうなるのか、
先が全て分かってしまうのだそうです。
最終結論が見えるらしいし、逆に、
「もっとこう言えば良いのにな」
というのも気付いたりするそうです。
(さすがにそれは同時通訳の域を完全に超えてしまうので
やらないようにしているそうですが。笑)
これは、数多くのディベートや通訳を経験してきたことで、
「パターン」みたいなものが見えてきて、
さらにその上の次元の「直感」が働くようになったからなのでしょう。
さすがですよね。
でも、これって、
あらゆる分野において言えるんじゃないかなって思います。
何かの分野を極めると、
それを通して、ある種の「未来予知」ができるようになります。
例えば、僕はよく、皆からメールをもらっていると、
「あ、この人多分この後こうなるな」
とか、
「この人、数ヶ月後くらいにはこれくらいの結果を出してるだろうな」
とか、
「この人、次に募集する講座に来るな」
とか、そういうのが分かったりすることがあります。
しかも、なぜか「非常に具体的なレベルで」分かることもあります。
(来ていたメールは、全然関係ない内容のメールなのに、です。)
そして、その未来予知は、ほぼ外さないです。
こういう不思議な現象が時々起こるんですよね。
色んな人と喋ったり、色んな人のメールを読んでいると、
喋った時の空気、メールから発せられる空気みたいなものを感じて、
ピンっと直感が働くのです。
例えば、
「あぁ、この空気、なんとなくあの時のあの人に似てるな」
と感じたら、大抵、その人と同じようなストーリーを歩みます。
時には、
「このまま行ったらよくない方向にいくな」
って直感的に思うこともあります。
これも、ほぼ当たります。
もちろん、関係性ができている相手には直接言いますが、
まったく関係性ができていない相手には、
言っても「余計なお世話」だと思われてしまうので、
言えないのです。
結果、やっぱりおかしくなってしまって・・・という感じになったりします。
まぁこんな風に、
何万通とメールを読んで、
何千人という人の相談に乗ってきたら、
なんとなく普通の人が感じない直感が働くようになります。
これは、数学(プログラミング)や物理の世界で、
初期条件が分かれば、その後の動きが予測できるのに似ています。
慣れてきたら、初期条件を見ただけで、
最終的な状態が瞬時に分かるのです。
あるいは、「ストーリー」という視点で見たら、
数多くの人の発する情報と、その人のその後のストーリーを見ることで、
物語のパターンが見えてくるようになります。
次講座でテーマにしようとしている「歴史」もそうです。
歴史を数多く触れていくことで、
人類全体に共通する普遍的なパターンが見えてきます。
現在起こっているストーリーは、
その雛形が、歴史上のどこかにあったりします。
そんな感じで、色んな視点から、未来予測ができるようになると、
より立体的に未来が見えるようになるのです。
そして逆に、自分が理想とする未来を勝手に作って、
そこから逆に時間を流してストーリーを作っていく(運命を切り変える)、
ということができるようになります。
先日、ビジネス帝王学の最終回の講義を終えましたが、
「占い」の究極形は、
「君子占わず」
という領域です。
つまり、最終的には占いを一切使わずとも、
占いをした時と同じようなアドバイスができるようになる、
という域を目指すということです。
数多くの事例を見ることで、だんだんパターンが分かり、
わざわざ調べなくても直感が働くようになるのです。
術を極めたら、その術を捨てる、ということです。
これは、前回話したコピーライティングにおいても言えます。
僕はこれまで、数多くのコピーライティングを学びましたが、
そのうち99%は捨てました。
それを使うと、効果があることは分かりつつ、
それをあえて使わない、ということを選択したのです。
でもその結果、残った1%に、新たな情報がどんどんくっついて、
全く違った新しいノウハウが沢山生み出されました。
捨てたテクニックは無駄ではないのです。
捨てた分だけ、残った1%に捨てた99%の情報が乗っかって、
新しく生まれたノウハウが、より強力なものとなったのです。
松本道弘先生は、食事の時、こんな話をして下さいました。
「”暗記”だけで英語を極めた人は、
そのあとどんどん忘れて英語力が落ちていくことに恐怖し続けることになる。」
これは非常に深いなぁと思います。
術にだけ頼ると、頂点が過ぎると、だんだん下がっていき、
どんどん苦しくなっていくのです。
だから道(moral compass)にしていかないといけない。
松本先生は、giveとgetだけでかなりの英語はカバーできる、
ということを昔書かれていたことがあります。
less is moreで、必要最小限のことだけを覚えるのは、
まるで体の関節だけを動かしてあとは気にしないようなもので、
それで十分体が動かせるじゃない、ということです。
人は、覚えることよりも、
忘れるということにより多くのネルギーを必要とします。
忘れるというのは、削ぎ落とすということで、
それによって残ったものにはパワーが宿るのです。
最初は無秩序でいいから積み上げていき、
ある程度の段階から削っていき、秩序を与え、コアを作り、
そのコアを軸にして再び積み上げていく(ゲシュタルトを作る)。
そしてさらにそのゲシュタルト同士を組み合わせて大きなゲシュタルトにする。
こんな感じのイメージですね。
さて、コミュニティ作り、というのを連日テーマにしてきましたが、
これまで、 僕はコミュニティを「生命体」という風に表現をして
説明してきました。
↓これまでの講座で使ってきたキーワード
・理想の世界を打ち出して、それに集まった人たちでコミュニティを作ろう
・オープンコミュニティとコアコミュニティを作ろう
・最終的にイデアコミュニティを作ろう
・マーケティングファネル→オープンコミュニティ→コアコミュニティ→イデアコミュニティ
・トーラスシステムにしよう
・アメーバ状生物型コミュニティにしよう
・完全開放系でも、閉鎖系でもなく、非平衡開放系コミュニティにしよう
・生命体における「静脈」(エネルギーを中止に戻すシステム)を作り、循環させよう
etc…
といった話をしました。
(1つ1つを解説すると1時間ずつかかるので、
これらはまた講座の方で聞いてください。
過去の講座のどれかに入ったらだいたい解説してるし
今後作るネクストトライブでも解説しますので、
今は分からなくても大丈夫です。)
ただし、これは「今まで」の話で、
2018年から、新たなコミュニティ理論を話してきました。
(表にはあまり出してなかったので、
2019年はどんどん出していこうと思います。)
「コミュニティ=生命体」という視点は一旦おいといて、
コミュニティをもうちょっと物理っぽく考えた時に、
何を元素とするか?ということを考えてみます。
今までは、「理念(理想の世界)」だと言ってきました。
ノウハウや、テクニックではなく、
きちんと理想の世界を提示しましょう、と。
ただ、これだけだと不十分だな、ということを
最近のセミナーでお伝えしています。
いわば、理想の世界が「原子」だとすれば、
もっと細かい「素粒子」にあたるものが存在するのです。
それは何か?というと、
「どういう精神性で、人と人が繋がっている(結合している)か?」
ということです。
これが、コミュニティにおける素粒子であり、
コミュニティ形成において最も大事な部分です。
「理念が大事」
なのはもう当たり前。
だけど、もっと細かく見たときに、
「どんな精神性で人と人が繋がっているか」
が最重要なのです。
その土台の上に、理念があるのです。
今回、「ネクストトライブ」というタイトルにしたのは、
単に歴史を学ぶというだけでなく、
そこから「コミュニティに最も大事な精神性」を
学んでもらいたいからです。
「トライブ」というのは、
コミュニティという意味もあるし、
同時に、民族、部族という意味があるのです。
日本人には、日本人ならではの精神性というものがあります。
しかし、日本のマーケティングは、
海外から輸入されたものが多く、
日本人の精神性に合ってないものが多いのです。
いくら立派で素晴らしい理念を打ち立てて、
一見、コミュニティが成立しているかのように見えも、
見えないところでさまざまな問題が起こっていたり、
人が全く育っていなかったり、
コミュニティにあたたかみを感じなかったり、
情報を取りに来るだけの人ばかりでエネルギーが循環してなかったり、
・・・といったコミュニティは、最終的に崩壊するか、
永遠に発展しません。
「道」を、松本道弘先生は、moral compassと訳されているのですが、
ワンピースで例えると、
「理想の世界」が最終的に目指す島(ラフテル)だとして、
moral compassが「ログポース(ナミが腕に付けてるやつ)」みたいなイメージなのかな、
と思っています。
「一緒に海賊王を目指そう!」
と集まってきたとしても、同じ精神性を共有していないと
必ず仲間割れして、船は沈みます。
極端な話、理想の世界(理念)しかなければ、
「こいつらについて行ったら、大金持ちになれるぜ!」
と利用しようとする奴らも来る、ということです。
そして、これからの時代のコピーライティングは、
その「どんな精神性を共有しているのか?」という部分を
打ち出していくことが重要なのかなと考えています。
だから僕が提唱しているのは
「成約率を下げるためのコピー」
です。
この辺りを、今後もっと深めていけたらと思います!!
というわけで、今日はこの辺で。
ありがとうございました!!
PS.
そういえば、NEXT TRIBEとは別に、
「受験生向けの企画」というのも
今年やろうかなと思っています!!
もし、受験生の方(高2〜浪人対象)、
あるいは上記の子供を持つ親で、企画に興味がある方は
登録しておいて下さい!
https://creafons.net/p/r/TB5Gn9mB
※受験生じゃない方は登録しないでくださいね!!
新宇宙創造勉強法
こんばんは、新田です。
さてさて。
「皆で死ぬ気で勉強しようキャンペーン!!」
をやってますが、
いざ始めてみると数日でモチベが・・・
という方がチラホラいらっしゃるみたいです(笑)
(とりあえず僕の講座にどれか頂ければ
半年くらいは楽しく勉強できるんじゃないかと思いますが、
まだ新講座が始まってないですからねぇ。)
なんでモチベーションが下がるのか?
今日はその辺を、解説できたらなと思っています。
この現代社会において、
「勉強するもの」
自体は、いくらでも転がっています。
数学を勉強したいなと思ったら
Youtubeで適当にキーワードを入れたら
非常に分かりやすい授業が沢山出てきます。
本屋に行けば、初心者でも分かる本がいっぱいあります。
なので、本当なら、
現代人はめちゃめちゃ賢くなっても良いはず。
昔に比べて明らかに膨大な量の情報にリーチできるんだから。
でも、そうなっていないのは何故か?
情報が多すぎると、人はその情報の海に溺れてしまうのです。
また、簡単に手に入りすぎて、
情報に対するありがたみがなくなってきています。
昔は、10ページくらいにPDFが
2万円で売られているとか、そんな時代でした。
まぁ明らかにおかしな値段設定なんですが、
だからこそ、情報に対してありがたみがあって、
きちんと実践する人が多かったんじゃないかなって思います。
今は、溢れかえりすぎて、
情報の重要度が分からなくなり、
勉強するモチベーションは逆に続かないのです。
なので、現代で必要なのは、
情報を大量にくれる人ではなく、
「モチベーター」であり、
「コーチングをしてくれる人」であり、
「キュレーションをしてくれる人」
なのです。
これからビジネスをやっていこう!と思うにあたって、
自分自身が日々勉強し続けないといけないのは当たり前ですが、
それに加えて、「ミクロコスモスを作る」ということを
しなくてはいけません。
ミクロコスモスとは、小さくていいから
閉じた系(完全な系)を作る、ということです。
「ゲシュタルトを作る」と言っても良いでしょう。
とにかく、境界線を作って、
「この範囲だけは完璧だ!!」
と言える状態を作る、ということです。
また、お客さんに対しては、
「とにかく、これだけ覚えてくれたら良いから!!」
というものを提示することが求められます。
必要な情報、必要ない情報を明確にして、
やらなくて良いことを決めるということです。
「新しいことを勉強する」ということを考えた時に、
あまりに多くの情報を覚えなければいけないと
多くの人は面を食らってしまいます。
特に、脳というのは、なるべく楽をしたい生き物です。
つまり、覚えなくていいことは
なるべく覚えたくないと思っているんです。
そう考えた時に、まだゲシュタルトができていないものは、脳は、
「こんなもん覚えるのは莫大なエネルギーがかかるんだから、
やめてくれ!!」
と思うわけです。
シャットアウトして、覚えるのを諦めてくれた方が
脳にとっては都合が良いのです。
だから、新しいことってなかなか覚えられないのですが・・・
しかし、一旦「ゲシュタルト」ができてしまえば
スラスラと頭に入っていくのです。
一度完成したものは、
脳は「壊したくない」と思ってくれるのです。
だから、何かを勉強しようと思ったら、
「まずは小さくてもいいから完全系を作る」ということを
意識する必要があります。
今年、僕が講座で特に力を入れていこうと思っているのが
「歴史、国際情勢、コミュニティ作り」
です。
これは結構がっつりやっていくつもりですので、
何を勉強したらいいか分からないけど、
何か1つ、今年はちゃんと勉強したい!と思っているなら、
この流れに乗っかってもらえたらなと。
もうすぐやる新講座(NEXT TRIBE)で、
半年くらいかけて、歴史をガッツリ学んでもらいたいなと思っています。
表の歴史、裏の歴史、さらに裏の歴史・・・と、
かなり色んな角度からみっちりやっていきます。
ただ、ここで注意しないといけないのは、
歴史ってハマると永遠に終わらない世界だってことです・・・!
だから
「歴史を極めた!」
って思っても、
ちょっと角度を変えたら全然知らない世界が待っています。
「あぁ、自分はまだ全然歴史が分かってない・・・!」
と落ち込んで、必死に勉強して、でもやっぱり知らないところが出て、
と永遠と無限ループにハマっていくのです。
完璧にしよう!!と思っていると、
いくら学んでもいつまで経ってもゴールが見えず
悲惨なことになります。
目的を見誤ってはダメで、
NEXT TRIBEの目的は、あくまで、
コミュニティ作りに活かして、ビジネスで良い結果を出そう、
ということです。
なので、最低限のミクロコスモスを作ることを優先します。
(もちろん、その限られた範囲においては、かなり深いですが。)
その代わり、1年くらい経ったら、全体像が分かって、
テレビとかで歴史や国際問題の話題が出た時に
ある程度ついて行けるようになったり、
自分でもっと勉強したいと思った時にすらすら分かるようになる、
くらいの状態は作れたらなと思ってます。
これは、例えば「英語」とかでもそうです。
英語って、どこまでも広すぎる世界で、
あれこれ手を出そうとした人は
大抵挫折してしまいます。
英語も、どれだけ勉強しても、 常に新しいことが出てきます。
つまり、いくら学んでも、
「あぁ、自分は全然何も分かってないなぁ」
という感覚になります。
それを求道心に変換できる人はいいんですが、
挫折してしまう人も多いんですよね。
その違いは何か?っていうと、
ミクロコスモスが形成されてるかどうか、なのです。
ゲシュタルトが無いまま、
「ハリウッド映画を字幕なしで聴けるようになろう!」
とか変に夢見て、挫折してしまうのです。
英語の教師でさえ、 ハリウッド映画を字幕なしで見るのは
非常に辛いものがあります。
だからおすすめなのは、
「とにかくこれだけを完璧にする!!」
というものを作ることです。
ミクロコスモスが形成されたら、
それを中心に広げていけるので、
モチベーションがなかなか下がらなくなります。
ちなみに今、語学講座でやっているのは、
「30の例文だけを完璧にする。」
ということです。
(余裕がある人は+60のトータル90例文。)
30例文だけは、発音も文法も完璧にして、
応用もできるようにしておきます。
そして、
「この30例文だけを使って会話する」
ということを考えていきます。
もちろん、全ての会話をたった30例文だけで対応するのは無理がありますが、
単語を入れ替えたりとか、少し応用したりとかをしながら、
可能な限り広い範囲をカバーできるようにする、ということです。
つまり、30例文で、ミクロコスモスを作って、
それでコアにしてなるべく広い宇宙を形成するのです。
このやり方の何が良いか?というと、
「とにかく30だけ覚えたら良い!」
と脳に言い聞かせられるので、
モチベーションが続きやすいこと。
それから、このやり方は、
多言語への応用が可能となるのです。
30の例文だけを徹底的に使いこなせたとします。
もし、多言語に応用しようと思ったら
その30の例文を、そのまま他の言語に変換してしまえば良いのです。
フランス語を学ぼうとなった時に、
英語の時と全く同じ30例文を使って会話することを考えます。
すでに英語で、使い方をある程度覚えているので、
全く新しいものを覚えるより、スムーズに覚えられます。
そして、その30の例文さえ覚えてしまえば、
後は同じ箱の中身を入れ替えていくだけになります。
こんな風にして、ドイツ語とか、イタリア語とか、
色々入れ替えていきながら他言語を覚えていきます。
すると、だんだん、
英語では見えなかった言語の構造が
他言語で見ることで見えてくるのです。
これを、
「ディープストラクチャー」
と言います。
色んな言語に共通する普遍的法則が分かってくるのです。
具体的な30の例文とか、発音の仕方とか、使い方とかは、
またそのうちメルマガで公開しようと思ってますので
今はとりあえず概論ということで。
さて、話を戻して、
これからの時代で、教育系のビジネスをしていこうと思うなら、
「まず、これさえ学んでもらえたら大丈夫だよ!」
と言えるものを作るということです。
それでミクロコスモスが完成していて、
さらに、何らかの結果が出るようにもします。
(ビジネスで言えば、売上が上がる、とか。)
どのようにしてミクロコスモスを作るか?が、
その人の腕次第ということになるわけですが・・
僕は、これまで色んな講座をやっていて、
それぞれ違ったミクロコスモスを作っていますが、
全ての講座で共通する世界観を作っています。
つまり、どれかの講座でミクロコスモスを作れば、
それがそのまま変換されて違う宇宙(パラレルワールド)が作れる、
という風になっていきます。
まさに多言語学習と同じなんですね。
つまり、
「異世界翻訳」
ということです。
英語、フランス語、ドイツ語、と翻訳していけるように、
英語を数学に翻訳したり、ビジネスに翻訳したり、
という風に、異世界翻訳をしながら、
ミクロコスモスを変換していき、
最終的にマクロコスモスにしていくのです。
1つミクロコスモスを完成させたら、
全ての宇宙はつながっているんだってことが分かり、
最終的にはマクロコスモスとミクロコスモスは相似形になっているんだ、
ということが分かります。
それがディープストラクチャーです。
これができたら、
一瞬で「新しい宇宙」が作れます。
すでにミクロコスモスが完成していれば、
変換方法を教えてあげるだけで、
いきなり相手の頭の中に新宇宙(ゲシュタルト)ができるのです。
それができたら、その中の星を沢山作っていけば良いのです。
こんな風にして、宇宙をどんどん作っていけば、
まるで泡のようにボコボコと、
新しい宇宙を生み出していけるようになります。
こういう勉強の仕方を、
ぜひ、1年かけて習得して頂けたらと思いますので、
まず最初は「歴史」の世界を攻略しましょう!!
これまでの講座に参加されてきた方は
多分すぐ宇宙が構築できると思うし
してなかった方も、一から丁寧に世界観を伝えていくので
とにかく、「しっかり勉強しよう!!」という意識だけは
持っておいてもらえたらと。
(できたら、1日1〜2時間は勉強する、という習慣だけでも
今のうちに作っておいて欲しいなと思います。
勉強することは何でもよくて、あくまで習慣化してもらうことが目的なので。)
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
コミュニティビジネスをアップデートする
こんばんは、新田です。
前回は音声を大量に配ったので、
まだ全部聴けてない方もいると思います。
そんな1日で消化できる内容ではないので、
ぜひ、PDFをデスクトップに置いておいて、
何度も聞いて頂けたらと思います。
裏世界への扉
(右クリック+ダウンロードで保存できます)
また、
アイフォンやアイパッド、iPodなどに入れて
AirPodsを使って隙間時間にでも聞いて頂けたらと。
これまで歴史を真面目に勉強してきた人ほど
驚くような、かなりぶっ飛んだ内容になっています。
さて、僕が講座でやっていきたいのは、
「アップデートする」
ということなんですね。
(この言葉、最近流行ってるみたいですね。笑)
例えば、Story Writingの講座では
「コピーライティング」をアップデートしました。
ちなみに、僕のところには、
「ビジネス業界」に出回っている教材、DVD、高額塾だったり、
海外のマーケッターが発信しているコピーライティングだったり、
そういった情報は大体入ってきます。
なんでか??っていうと、
そういうのを買って勉強して
ノートとかにまとめて勝手に送ってくれる方が沢山いるからです。
本当にありがたいですね(笑)
なので、あちこちから、
結構色んな情報が勝手に入ってきます。
でもって、例えばコピーライティングの教材を
まとめたノートとかを見せてもらったら、
たいてい、1分以内に、だいたいの内容は理解できます。
なぜなら、
「どれがソースになっているか?」
がだいたい分かるからです。
「あぁ、これはあの人のあのセミナーを
少しアレンジして(あるいはパクって)語ってるんだな。
でもこの人も、海外のあのマーケッターがソースになってるな。」
・・・とか。
究極的に元を辿っていけば
まぁ1次情報を発信してる人なんて限られてますし
それも大抵海外とかで誰かが言っていることを輸入してる場合が多いです。
それに対して、Story Writingの講座は、
そのどれとも違ったコピーライティングを
数多く教えています。
それは、世の中にあるほぼ全てのコピーライティングを学んだ上で、
そのどこにも書いてないこと”だけ”を語っているからです。
(絶対無いとは言いませんが、僕は見たことがないです。)
なんでこんなものが作れるんですか?ってよく聞かれるのですが、
それができるのは、
完全に異分野から持ってきているからです。
大学時代に学んでいた物理、数学が大きなベースになっていますが、
その後、超越文法をやることで語学を通して見えてきた世界も沢山あります。
また、5年以上続けているコミュニティ”NEXT DIMENSION”を通じて、
小田さんから古神道の秘密を沢山聞いたし、
さらに、NDに初期からずっと参加しているメンバーは、全員、
小田さんの先生である北極老人から
古神道の秘伝を伝授してもらって、数多くの神話の秘密を聞きました。
これも自分のライティングの概念を変える大きなきっかけとなりました。
そして、僕自身、
これまで莫大な量の文章を書いてきたし、
相当な数の人を指導してきました。
その膨大な経験をもとに、
もっとも反応が取れたものだけを
抽出して、ノウハウ化しているのです。
しかも、単に成約率を上げるというだけでなく、
「良いお客さんを集める」
というのも同時に満たすための方法論を解説しています。
だから、非常に”実践的”であり、
即効性が高い(すぐに結果につながる)のに、
ちゃんと質の高いお客さんが集まるという
良いとこ取りができるライティングとなっています。
特に、世に出回っているコピーライティング教材って、
かなり「理想論」的な部分が多いんですよね。
経済学部の授業と一緒です。
経済学部の授業って、過去のデータを分かりやすく分析してるけど、
実際に教授が投資をやったら勝てないのです。
しょせんは理想論なんですね。
それと同じで、
コピーライティングの勉強をしていると、
まるでマジックの種明かしを聞いている気分になるので
「すごい話を聞いた!」感があります。
色々心理学とか、行動経済学とか、脳科学とかを学べば
もっともらしい理屈は付けれます。
でも、それで書けるか?!っていうのは別なんですね。
だから、例えば、文章がそんなに上手くない人でも
面白いコピーライティング教材を作れてしまったりします。
でも実際は、
コピーライティング力が高いから売れているわけではなくて、
「作品」として完成されているからだったり、
「キャラ」で売れていたり、
アフィリエイター頼りだったり、
・・・といった場合も結構多いのです。
「それも含めてライティングの力」
と言ってしまえば、まぁそれも一理あるのかもしれませんが。
結局、切り口は人によってそれぞれで、別にそれを
「ブランディングの教材」
と言って売っても、
「キャラクター作りの教材」
と言って売っても、
「コミュニティ作りの教材」
と言っても成り立ってしまうんですね。
NEXT TRIBEも「コミュニティ作り」をテーマにしているとは言いつつ
ライティングの話もするし、ブランディングの話もしますしね。
(でも、最終的には「コミュニティ作り」に落とし込みます。)
ちなみに、
「純粋にコピーライターとしての実力」というのは、
自分以外のセールスレターを書いた時に
(本当の意味で)計れるんじゃないかな、と僕は思っています。
だって、自分自身は、すでに実績があり、キャラが確立していたり、
コミュニティができていて、勝手に売れている場合があります。
でも、全然自分と関係ないジャンルの人のレターを書くって
結構エネルギーがいります。
この時に、本当の実力が試されます。
だから、僕は定期的にこれをやるようにしてます。
自分のビジネスは、もうコミュニティが完成してしまっていて、
セールスレター無しでも売れてしまうのです。
でも、それに甘えていると、
確実にコピーライティング力は鈍ります。
コピーライティングは筋トレみたいなもので
全く書いていないと鈍るのです。
文章自体は書いていても、
「セールスレター」
を書かないと鈍ります。
でも、色んなジャンルのレターを書けば書くほど、
どんどん精度が上がっていくのです。
超越文法では多言語を教えていますが、
色んな言語を学んでいると
全ての言語に共通する構造(=ディープ・ストラクチャー)が分かります。
それと同じで、色んなジャンルのレターを書いていると、
人が物を買うロジックが見えてきます。
ただし、それが単なる集合的無意識的なものになったり、
感情を煽って(つまりアホにして)買わせるのではなく、
セールスレターを読みながらその人のエネルギーが上げて、
その上で買ってもらう、というロジックを作るようにしています。
「核分裂」と「核融合」の話を音声でしていましたが、
感情を煽って、バカにして(脳を分離させて)買わせる、というのは
核分裂的エネルギーであり、廃棄物を生みます。
そうではなく、核融合的エネルギーを使って書くことが大事で、
ライティングには全く逆の2つのベクトルがあるということです。
まず、その構造(型)を使って、その上で、
他人のレターを書く時には、特別な意識状態を作ります。
イメージとしては、
その人になりきって、
もっと言えば、その人の最高の状態を
自分に憑依させるような感じで、書きます。
あとは「自動書記」という技術を使います。
(これは、文章だと伝えられないので、直接講座で聞いてください。)
コミュニティ作りは、初期条件でかなり決まると言っても良くて、
「どんな打ち出し方で集めるか?」
によってコミュニティのカラーが8割決まります。
すごく良いコンテンツを提供しているのに
変な集め方でお客さんを集客していると
大抵、コミュニティで問題が勃発します。
(そして、その矛盾に苦しんでいる人がどれだけ多いことか・・・)
ありがたいことに、
僕が、セールスレターの添削をすると、毎回、
「成約率が急激に上がっただけじゃなく、
お客さんの質がとてつもなく良くなりました!」
と感謝されます。
普通は、人数が増えたら
それに伴って変な人が増えたり
クレームが増えたりするものです。
だけど、なぜ、僕が書いたら、
逆に、お客さんの質が良くなったと言われるのか・・?
これを学ぶためには、
コピーライティングとコミュニティ化を
セットで学ぶ必要があります。
もっと言ったら、
「コンテンツ作り」
もセットで学んでもらうのが理想です。
僕は結構、
「コンテンツ作り」
のコンサルを依頼されることも多いです。
例えば、大学で医学を教えているんだけど、
うまく伝わらないから、講義内容を一緒に作ってくれ、
みたいな要望があったりします。
こういうのをよくやっていたから、医学にも結構詳しくなりました。笑
(意外と皆、売ることにばかりフォーカスして
肝心の中身(コンテンツ)を自分で作ろうとしてしまうのですが
コンテンツを添削してもらうのが、
実は一番僕のコンサルの上手な活用法なのではないかと思っています。)
なので、「コミュニティ作り」と一口に言っても、
かなり色んな要素が複雑に絡んでくるのですが、
NEXT TRIBEでは、一番大事な部分、
つまり、コミュニティの根底にある、
「どんな精神性で人と人がつながっているか?」
という部分を、歴史を通して学んでいきます。
コミュニティには三層構造があり、
第三層
どんなスキル、ノウハウ、コンテンツがあるか?
↑
第二層:
どんな理念を打ち出しているか?
(どんな理想の世界を目指しているか?)
↑
第一層:
人と人が、どんな精神性で繋がっているか?
(そこに「あたたかみ」があるか?)
という感じになっています。
「理想の世界が大事!」
というのはよく言われるんですが、
もっと根底の部分でさらに大事なものがあります。
それが、第一層の部分で、
それがないと、道具的な理念(形だけの理念)になってしまいます。
こんな感じで、NEXT TRIBEでは、
「コミュニティ」
をアップデートしたいと思っています。
松本先生の
「道は術をもって証す」
を体現したいので、
コミュニティ作りの理想論だけを語るのではなく、
きちんと実績も伴っている理論を伝えていきます。
加えて、情報の読み解き方(インテリジェンスの鍛え方)、
プロパガンダの見抜き方など、
これからの時代で必要な力を磨いていく半年間にします。
「歴史とか難しそうだし、ついていけるか心配・・・」
という場合は、とりあえず前回配った音声を試金石にしてもらえたらと。
何個か聞いてみて、
「楽しく学んでいけそう!」
って思えたら、NEXT TRIBEに入る価値は非常に大きいです。
逆に、
「よく分かんなかった」
「あんまり面白くなかった」
という場合は、ちょっと大変かもしれません。
(それでも、「真剣に勉強して賢くなろう!」という気合いがあるなら
良いと思います。)
今、着々と準備を進めていますので、
まずはこちらの音声を何度も聞いて、
基礎を固めておいて頂けたらと思います!!
裏世界への扉
(ダウンロードして、毎日少しずつでも聞いて頂けたらと!)
それでは、ありがとうございました!
人類全員コミュニティビジネスの達人になった方が良い理由
こんばんは、新田です。
新講座”NextTribe”の準備が着々と進行しています。
近日中に公開できると思いますので、
もうしばしお待ち下さい‼︎
さて、僕はかねてより、
「人類全員がコミュニティ作りの達人になった方が良い」
ということを言っています。
「いや〜、自分は起業とかしないし。」
とか、
「サラリーマンやってるから関係無いし・・・」
とか、
「まだ学生だから・・・」
とか言ってコミュニティ作りを学ばないのは、
非常にもったいないことです。
そもそも、コミュニティを作るって聞いた時に、
なんとなく、「自分で会社を経営する」みたいな感覚になるなら、
それはちょっと違うんじゃないかなと思っています。
僕が最初にコミュニティを作ったのは大学時代です。
皆で大学の単位を取ろう!!
と声をあげて、結構な人を集めて、情報をまとめたりしていたし、
僕の作ったコミュニティのお陰で教職が取れたって人も結構いました。
なぜ、コミュニティを作ったのか?っていうと、
その方が、自分もまわりも、生きやすい環境になるから、なのです。
つまり、コミュニティを作るというのは、
皆で、その環境において、より生きやすい空間を作る、
ということです。
もっと言えば、その空間において、
外とパラダイムを変えてしまうのです。
その代表例としてよく挙げているのが
「ディズニーランド(をはじめとするテーマパーク)」
です。
あれが100%良いコミュニティなのかどうかは一旦おいといて、
明らかに、あの中にいる時は、外とは違った価値基準で
皆が行動するんですよね。
まぁ簡単に言ったら、
「ミッキーは本当に生きているんだ!!
中の人なんていないんだ!!」
っていう”信仰”をするわけです。
これを「共同幻想」って言います。
まぁ簡単に言ったら宗教なわけです。
その共同幻想があって、
現実世界に存在しない生き物がわんさかいるという催眠を全員でわざとかかって
その世界を楽しんでいるわけですね。
(なので、多分、僕がディズニーランドで行った時の楽しみ方は
世の中の多くの人の楽しみ方とは全く異なります。
催眠にかかって楽しむのではなく、催眠をかける側の視点に立って楽しむのです。)
当然、資本主義というのも、原理的には同じです。
全員で福沢諭吉ファンになって、
紙切れに「共同幻想」を抱いて、
それによって経済を回しているわけですね。
これも宗教なのです。
だから人は、本質的に宗教的な生き物であり、
「自分は無宗教です!」って言ってる人も
それは「どこかの団体に登録してない」だけであって
実際は色んな宗教に入ってるんですよ。
でも、
「どの価値観(パラダイム)を採用するか?」
というのが非常に重要になってきます。
だって、その価値観が、自分の選択の基準を決め、
それはイコール自分の行動を決めるわけですから
毎日の生活がガラッと変わって
もっと言えば人生が変わるのです。
だから、どういう価値基準を採用しているのかを
伝えていくのが、セールスの前段階で必要なのです。
そして、ビジネスにおいて、
「信頼」ということがよく言われますが、
何に対して信頼してもらったら良いのか?というと、
「この人の価値観を採用した方が、人生よくなるな」
ということを、信頼してもらえたら良いのです。
なんでか?っていうと、そもそも、
「この価値観を採用した方が人生良くなる」
というのは、矛盾を含んでいるからです。
だって、それを現時点で採用していないということは、
そのパラダイムを真には理解できていないからです。
これはもう、実際に受け入れてみないと、
分からない世界なんですよね。
だから一歩踏み出してみるしかない。
でも、怖い・・・
「だけど、この人のことを信頼して、
とりあえず”いったん”採用してみよう!
どうなるかは、後から考えよう!!」
と思って、買ってもらう。
これがコミュニティ作りです。
そうじゃないビジネス(=非コミュニティビジネス)として
僕が挙げているのが、
「その人のパラダイムを変えないまま、
その世界においてメリットだけを提示する」
ということです。
まぁ分かりやすく言ったら、
「1万円払ってくれたら、1ヶ月後に確実に10万円になります。」
っていう感じ。
実際にこんなことできるのかどうかはおいといて、
もしこれが可能なのであれば、皆払うわけです。
でも、これをやっても、その人の人生は何も変わりません。
価値観が一切変わらないからです。
メリットデメリットだけの付き合いによって集めるのは
コミュニティではありません。
コミュニティというのは、
外と内で、何らかのパラダイムの変容が必要です。
そして、それは段階(層)があって、
一番奥の層にあるのが、
「人と人が、どんな繋がりを作っているか?」
ということです。
その上(第2層目)が、
「どんな理想の世界を目指しているのか?」
です。
(ここには、「成長する(ステージを高める)」「エネルギーを循環させる」といった
意識の共有も必要です。)
最後、一番上(第3層)にあるのが、
「どんなスキル、ノウハウ、知識を身につけたら良いか?」
です。
自分の中で、この「価値観の層」を作り、
それを軸としたストーリーを打ち出し、
コミュニティを形成していく力。
この力があれば、別にお金とか興味ないって人でも、
大学生だろうと、サラリーマンやっていようと、
自分が所属している場において、別の空間(ザ・ワールド)を作り、
別のルールで動かすことができ、”生きやすくなる”のです。
そして、これからの時代、
会社がどんどん潰れていったり、
学歴とか資格があまり意味をなさなくなったり、
という風になっていくということは、
「自分が信じた宗教が簡単に崩壊してしまう」
可能性があるのです。
だから、有形のものではなく、無形のものに価値を置くような
そんな生き方が大事になってくるし、
そういう価値観を採用するコミュニティを
僕はずっと作ってきています。
今回も、一応「歴史」というのをテーマにしていますが、
別に歴史の知識を入れることは正直どうでも良くて、
それよりも、それを通して「新しい価値観」に触れて、
それで自分の毎日の選択や価値基準が少しでも変わったら
絶対に人生が変わると思っています。
(それは、これまで開催したいずれかの講座に参加したことがあるなら
実感して頂けている筈です。)
皆がコミュニティ作りの達人になれば、
世の中どんなに良くなるか・・!って思っています。
でも、たとえコミュニティを作ったとしても、
それは土台となるコミュニティの上に作っているものです。
例えば、僕らはどう転んでも、資本主義から完全に逃れることはできません。
無人島に行って完全に隔離された世界で生きていくとかなら別ですが、
通常、あくまで資本主義のルールにのっとって、生きていかないといけないのです。
だから、仮に自分が作ったコミュニティの価値観が、
明らかに資本主義と「矛盾」を起こしてしまうと、
そのコミュニティはいずれ崩壊します。
逆に、そのコミュニティが大きくなりすぎたら、
資本主義を崩壊させる動きにつながります。
(歴史上、そうやって多くの戦争が起こってきました。)
大事なのは、
「いかに、より統合された上位の価値観を作るか?」
なのです。
そして、日本人である以上は、
もっとも根底に、「日本人の精神性(大和魂)」が
ベースにあった方が良いのです。
そうじゃないコミュニティを作っていくというのは、
言うなれば、ジェンガーをやって、
底の方からどんどん抜いていって全体がグラグラしている状態です。
根底がグラついているのに、一生懸命上を積み上げたって、
最後は一気に崩壊してしまいます。
かと言って、日本人の精神性なるものが大事、としつつ、
海外から来たものも、良いものはどんどん取り入れていこうよ、
というのが僕の考えです。
海外から来るものは「切れ味」があるので、
即効性が高く、使いようによっては非常に便利なのです。
ビジネスで言えば、短期間ですごい結果が出せたりもします。
だから刀もミサイルも使えばいい。
刀で精神を鍛錬して、大量の敵が来たらミサイルで爆撃したら良い。
そうやって、この生きにくい世の中で、
生きやすい環境を皆で作っていこう、
というのがNext Tribeでやりたいことです。
面白そうじゃないですかね(笑)
多分、かなり楽しい講座になると思うので、
楽しみにしてて下さい!
というわけで、今日はこの辺で。
ありがとうございました!!
数学、英語、歴史の宇宙観
こんばんは、新田です。
Next Tribe、凄まじい勢いで参加者が増えています。
このまますぐ1000人行きそうな勢いですね!!
人が沢山集まったら、その分大きなエネルギーが集まるので、
色々面白いことが沢山できるんじゃないかと思います。
楽しみですね‼︎
今年は、僕はひたすら勉強しようと思っていて、講座も、
・Next Tribe
・受験生向けの1年間講座
・Next Dimension Zero-II
と3つ同時並行にやるので、
かなりのインプット&アウトプットが求められます。
Next Tribeにいたっては、僕もはじめて学ぶジャンルなので、
今必死に毎日勉強しています(笑)
セミナーのために、色んな先生と打ち合わせしてるんですが
この「打ち合わせ」の時間が、とてつもなく勉強になります。
(2時間のセミナーのためだけに、
10時間くらい打ち合わせしたりします・・・笑)
「一緒に講座を作らせてもらう」って、役得だな〜とつくづく思います。
自分も一緒に学べる上に、勉強したことが即アウトプットできるからです。
だから、コミュニティビジネスをお勧めしているのはそこです。
「自分が今リアルタイムで学んでいることが、
イコール、コミュニティメンバーも学びたいこと」
という状態が作れるからです。
次々と新しいことを学んでいけば、
それが皆が求めることになります。
マーケットリサーチとか不要。
自分の興味のあることがそのままビジネスになります。
しかも、今回のNext Tribeとか、
明らかにニッチなジャンルで、
一般的にはそんなに売れるようなテーマではありません。
仮に売れるとしても、たいていの場合、
集合的無意識的な、煽りだったり、
欲望をかきたてるようなセールスレターで集められたり、
広告をガンガン打って集めたりします。
でも、Next Tribeのセールスレターを読んで頂けたら分かりますが、
煽りとか一切入れてないし、
分かりやすいベネフィットみたいなものは書いてません。
(また、最近だったら、もっとキャッチーな実績とか、
クライアントの声とか沢山あるので
そういうのも、いくらでも載せられるのですが、
あえて一切載せていません。)
世間に出回っているコピーライティングの教科書からしたら
あまり売れないレターになっているのですが、
それでも何故か、ちゃんと人が集まっているのです。
(しかも、広告とか一切使ってないし、動画とかを使ったローンチもしていません)
最近のプロモーションって、ほとんど動画とかをバンバン使って、
腕力で売ろうとしているものが多いですよね。
あれをやっていると、コピーライティング力は落ちていきます。
だって、動画とかで、映像や音を使うと、
雰囲気だけで伝わってしまうからです。
僕が、未だに動画とか一切使わず、
セールスレターも(多少の画像は使うものの)なるべく文字だけにしているのは
純粋に「ストーリーライティング」のみで勝負するためです。
ライティングって、書いてないと鈍っていくので、
常に書き続けた方がいいし、
たとえコミュニティ化ができたとしても、それに甘えるのではなく、
日々メルマガをちゃんと書いて、
セールスレターもちゃんと作り込んで、
プロモーションをする、
っていうシンプルなことを続けた方が伸びます。
僕は、コピーライター(ストーリーライター)としてずっと活動していきたいので、
書くのをやめることは、イコール死ですし、
ストーリーについて、永遠と学び続けようと思っています。
今回も、「歴史」を通して、
よりストーリーライティングのレベルを上げようと思っていて、
それがNext Tribeのレターに書いた通り
「重層的なストーリーを作る」
というテーマです。
世界中のどこを探しても、
このテーマで歴史を解説している講座は
無いんじゃないかな?と思います。
それから、受験生向けの講座も、あと1週間くらいでスタートしますが、
最初は、英語と数学に徹底的に力を入れようと思っています。
そもそも、今の受験業界で当たり前になってる
「全教科同時に・・・」というのは
明らかに効率悪いと僕は思うんですよね。
(あくまで個人的な意見ですが。)
特に、社会に一番力を注いで、めちゃめちゃ得意になりました!
っていう人とかもいるわけですが、
社会が得意になっても、入試でほとんど差が付きません。
むしろ、それを一生懸命覚えようと予習復習している時間を考えたら、
絶対、英語と数学にもっと力入れた方が良いです。
(理系なら、あえて言うなら+物理・化学。
だけどこれも英・数を優先した方が良いと思います。)
これは中高通して言えると思っていて、
もし、僕が今中学生からスタートするなら、
徹底的に英語と数学だけに力入れて、
他教科は一切ノータッチでいくと思います。
そうできないのは、学校の仕組み上の問題なんだと思います。
(最初英語と数学だけ力入れてたら、
他教科の先生が食っていけなくなるので・・)
また、序盤でいくら社会を一生懸命頑張ったって、
放っておいたらどんどん忘れていくんだから、
それよりも、露骨に実力が積み上がっていく英・数にエネルギー注いだ方が
エネルギーパフォーマンスは高いなと思うのです。
(むしろ、英語、数学をぶっちぎりの実力を付けてしまえば、
余裕を持って後半に社会とか国語にも力を入れられるので、
その方が、最終的にはバランスよく全体を伸ばせるだろう、
と個人的には思ってます。)
ちなみに、今回の受験生向けの講座では、
英語を全面的に監修してもらうのが、
英語界の神と呼ばれる、松本道弘先生です。
教材とかも全部作ってもらおうと思っていて、
動画とかも収録していきます。
僕は、超越文法で溝江先生と一緒に講座もやっているし、
受験生向けの講座では松本先生が味方に付いていたり、
語学に関しては、すごいブレインがいすぎて、
本当にありがたい環境だなと思います(笑)
そして、数学は、
僕がオリジナルの教材を作ろうと思っているのですが、
まずは「ベクトル」「微積」を攻略しようかなと考えています。
というのも、
「数学は積み上げ式だから、まず1Aからやろう!」
みたいにやると、逆に効率悪いなと思っています。
1Aってそもそもあんまり入試に出ないし、
あと、整数論とか、平面幾何とか、場合の数とか、
結構独立しているものが多いんですよね。
(全く関係ないとは言いませんが、
整数論とか平面幾何が得意になったら、他の分野がすぐ成績伸びるか?っていうと
そうでもないよなぁと思うのです。)
それよりは、いきなり「ベクトル」と「微積」を攻略する、
ってのが良いんじゃないかと思っています。
何故かと言うと、ベクトルと微積で、
数学の世界観は、ほぼ構築できるからです。
「点」と「ベクトル1つ」があれば直線ができます。
ベクトルが2つになると、平面が作れます。
3つあれば、立体が作れます。
基本的にはこれだけ。
これで、世界を構築できるのです。
これを式にしたものが「ベクトル方程式」で、
この概念が掴めたら、数学の世界観全体が掴めます。
しかもありがたいことに、
ベクトルは、他のジャンル(方程式とか微積とか)を一切知らなくとも、
「ベクトル」単体でイチから勉強できるし、
覚えなければいけない公式や、ややこしい計算が少ないのです。
にも関わらず、ベクトルが分かれば、
図形にも、方程式にも、三角関数にも、複素数平面にも、
応用できてしまうという、なんとも美味しい分野です。
あとは微積ですね。
ベクトルが世界を構築してくれるものだとしたら、
微積は、その世界の「次元」の上げ下げを行なってくれるものです。
しかも、微積をやれば、数列も、三角関数も、対数も、高次関数も、
だいたい入っています。
だから「全部をやってから、微積にいこう」と思われがちですが、
僕は逆に、まず微積をやって、それを通して全ての分野を
満遍なく理解していくことからはじめた方が良いと思っています。
それで全体像を掴めたら、あとは細かい領域を詰めていくだけです。
ちなみに、以前も紹介しましたが、
僕が提唱してる「勉強のコツ」は、
1.ミクロコスモスを完成させる(=小さなゲシュタルトを作る)
2.マクロコスモスに拡大する(=全体のゲシュタルトを作る)
3.他のミクロコスモス(パラレル宇宙)と同期させる
の3ステップです。
数学で言ったら、
まずは「ベクトル」という宇宙を完成させます。
ベクトルをとにかく得意にしてしまえば、ミクロコスモスが完成します。
次に、ベクトルを通して、数学全体の世界観を掴むのです。
これによって、数学全体のゲシュタルトを完成させます。
(もちろん、ベクトルだけで全ては無理なのですが、
可能な限り、ミクロコスモスを拡大させ、マクロコスモスにしていきます。)
そして最後に、パラレル宇宙と同期させていく。
これは例えば「方程式」という宇宙と、
「ベクトル」という宇宙を同期させる、ということです。
ベクトルというミクロコスモスは、
そのまま「方程式」の宇宙に変換できます。
ベクトルによって数学宇宙が構築できていれば、
方程式も、同じアナロジーで構築できるのです。
この概念が難しければ、「語学」を考えると分かりやすいです。
まず、英語で会話ができるようになるために、
30個の例文を暗記して、
その例文だけを使って、ある程度会話できるようになります。
そしたら、1つのミクロコスモスが完成したことになります。
そしたら今度は、
その30例文を、そのままフランス語に変換します。
すると、英語における組み合わせ方を、
そのままフランス語における組み合わせ方に変えるだけで、
フランス語でも会話できることになります。
もちろん、これは「原理的に」そうなるだけで、
実際は、組み合わせ方が異なったり、
表現の仕方が違ったり、そんな単純な作業ではありませんが。
だから、語学と数学は、本質は同じで、
いずれも「宇宙間の翻訳」という作業なのです。
数学は、何もない「無」の状態から、
空間、時間を作るためのツールです。
xy平面というのも、
(0、1)と(1、0)の
垂直な2つのベクトルによって作られた平面です。
なので、ベクトルでやっていることと、
xy平面でやってることは、実は一緒なんですね。
形式が違うから、全く違うことをしているように見えるだけで、
同じことをしてるんだって分かった瞬間に、
途端に他のジャンルも簡単に見えてきます。
そうやって、数学という世界全体を、一望できるようになったら、
もうこっちのものです。
細かいテクニックを覚えるよりも、
先に数学の世界観を掴むことから始めるべきです。
そしてさらに、
「数学の世界」と「英語の世界」
が実は繋がっているんだ!
ということが見えてきます。
英語というのも、言語を通して概念空間を構築する作業です。
超越文法で、
「過去形は過去のことを表しているのではなく、リアルとの距離を表す」
という話をしましたが、
こんな風に、時制というのは、全て数学宇宙を使って理解することができます。
また、ベクトルが非常に重要になってきます。
基準となるテリトリーに対して外向きの動きがgive、
内向きの動きがget、テリトリー内にずっとあるのがhave、
テリトリー内で場の力を与えて変化させるのがmake、
というのを知っていれば、かなりの英文がカバーされて、
しかも使役動詞とか、色んな文法を覚える必要が無くなるのです。
だから、英語と数学というのは、
別々に学ぶのではなく、同時に学んで、
一気に宇宙を作ってしまった方が良い!
というのが僕の考えです。
そして、そういうことを教えてくれる学校はなかなか無いので、
かなり画期的な挑戦だと思います!!)
ちなみに、数学は、あらゆるパラメーターの宇宙を作ることができるのですが、
そのうち、たまたま現実世界と同じパラメーターで作った宇宙を考えて、
そこに「エネルギー」を入れて動かしていくのが、物理です。
(つまり、物理宇宙は、数学宇宙の数あるうちの1つだということです。)
この「エネルギー」というものを、
物理的なものとしてだけでなく、
情報的なもの(エントロピー)も考えて、
日常で活用していこう、と考えるのが
Next Dimensionでやっていることです。
エネルギーというのは、
次元を上げていったら「情報(波動)」になります。
物理的な長さには最小単位が存在し、
それ以下になると、「情報」という次元に切り替わります。
(つまり、物理と情報は、連続的なものなのです。)
そして、情報というのは「属性」で見ます。
それが、例えば「タイヘキ(1〜10種)」だったり、
アーユルヴェーダだったら「ピッタ、カファ、ヴァータ」だったり。
(いずれも、色んな講座で解説してる通りです。)
どの物差しを使うか?によって、分け方が変わってくるわけです。
ちなみに、これを、
「六十花甲子(6×10のエネルギー)」
に分けて、化学反応を見ていくのが、
NextDimensionZero-IIの「ビジネス帝王学」でやる予定の
「占い」のセミナーです。
占いは、僕も1000時間勉強していますが、
こんなにも理系的で、面白い世界はなかなか無いですね!!
これまで、様々な角度から、情報的なエネルギーを見てきたわけですが、
情報的なエネルギーに大きく関わってくるのが「ストーリー」です。
ストーリーは、情報的な「位置エネルギー」を高めてくれます。
山の高いところからボールを転がしたら早く転がるように、
位置エネルギーの高いところから発信すれば、
言葉に「影響力(感化力)」が宿るのです。
じゃあ、いかにして、
位置エネルギーの高い情報(ストーリー)を作っていくのか?
・・・というのを、歴史を通して学んでいくのがNext Tribeです!
こんな感じで、色んな講座をやっていますが、
全ての講座がちゃんと繋がっていて、
1つの大きな宇宙を形成しているんだってことが分かれば
勉強は楽しくなります。
学べば学ぶほど、自分の宇宙が広がっていく感覚です。
パラダイムが変わるので、日常で見ている世界が変わるし、
それによって生まれるコンテンツの質も、
位置エネルギーもどんどん高くなっていきます。
というわけで、Next Tribeは、
受験生向けの講座の内容も含めて
かなり幅広い教養だったり、思考法を
学んでいってもらおうと思っています!!
それでいて、
コピーライティングなど、
超実践的なことも解説していくので
こんなにアカデミック・プラグマティックが
バランス良く統合された講座は
なかなか無いのではないかと・・・!
(今日の話よく分かんなくても、
講座受けてたら理解できるようになるんで大丈夫です!)
・・・と、ハードルをとにかく上げて、
自分を鼓舞していこうと思います(笑)
もうすぐ本格スタートなので、楽しみにしてて下さいね。
Next Tribeの参加はこちら。
http://creafons.com/nexttribe/
(今は、コピーライティングの実践セミナーを配っているので、
まずはそちらで予習しておいてもらえたらと!)
それでは、また!!
1日で1ヶ月分の学びができる理由
こんにちは、新田です。
明日で新元号が発表ですね。
イチローが引退したりとか、
今年に入ってから「時代が変わっていくんだなぁ」と思うことが
色々とありましたが・・・
新時代に合わせて、いよいよ明日から、
Next Tribeが本格始動します!!
今参加した方には、予習音声として
「コピーライティング実践編」のセミナーを配っているので、
まずはそちらを聞いておいてもらえたらと!!
(「これだけで元取れました!」ってメールが
結構届いているくらい、かなり実践的なセミナーですよ!)
さて、ここから書くのは、
来週受験生にも話そうと思っていることなのですが、
これからNext Tribeで学んでもらう上で
重要なことを話します。
「勉強の種類」について、です。
実は、勉強には、
・能動的な勉強
・受動的な勉強
の2つがあります。
言われたら当たり前なんですが、
この”使い分け”が非常に重要になってくるんですね。
「能動的な勉強」というのは、机の上で、教科書広げて、問題を解いたり、
読書したり・・・といったことを指します。
一方で、「受動的な勉強」というのは、
例えば「音声を聞く」とかがそうです。
この2つを、いかにして使いこなせるか?によって、
学習スピードがえらい変わってきます。
というのも、人が1日で使えるエネルギーって大体決まっていて、
たいてい、夜になるとだんだんエネルギーが無くなってきます。
そして、能動的な勉強というは、
エネルギーが切れると、できなくなります。
よくあるのが、
「よし、勉強するぞ!」
と本を広げ、じーっと眺めるも、
全然集中できず、頭にも入らず、
1時間勉強して、進んだのは、
めちゃめちゃエネルギーの高い時に5分で終わる内容。
・・・みたいな。
「勉強時間」と「実質勉強時間」は違っていて、
いくら机の前で2時間座っていたとしても、
“実質勉強時間”は5分だったりするのです。
もっと言えば、
例えば予備校の自習室なんかで、
1日中座っているのに、
進んだのはたった1ページ、
みたいな人がよくいます。
高校時代、僕の知り合いでそういう人がいたので、
観察していたことがあります。
彼が一体何してるのか?というと、
しょっちゅうスマホいじったり、
休憩しにトイレに行ったり、
コンビニにジュース買いに行ったり、
廊下で友達と喋ったり・・・
みたいなことを繰り返しながら、
でも一応机に座ってぼーっと教科書を眺めてはいます。
1日中予備校の自習室にいたのに、
実質勉強時間は約20分。
なぜ、彼がそうなっていたのか?というと、
付き合っていた女の子がいて、
5分に1回、スマホを見ては、その子からメールが来てないか
チェックしていたからです。
つまり、エネルギーのほとんどをそこに使っていたので、
勉強に使うエネルギーが朝のうちに無くなってしまっているのです。
でもってどうするか?っていうと、
「ちょっと休憩しにコンビニ行こうよ」
と誘ってきたりします。
ここで誘いに乗った人は、エネルギーを取られてしまいます。
で、エネルギーを取って元気になっても、
やっぱり意識が女の子に行ってるので
そっちにエネルギーを使って、また無くなる・・・
というのを繰り返すわけです。
これは極端な例ですけど、
これと同じ人が結構多いのが事実です。
まぁ、そりゃあ差が付くに決まってるわけです。
1日中予備校の自習室で勉強していたのに、
実質勉強時間20分の人と、
実質勉強時間10時間の人がいるわけですから、
1日の勉強時間が”30倍”も違うのです。
・・・ということは、ある人にとっての1ヶ月分の勉強を、
ある人は1日でできてしまうというってことです。
1日で1ヶ月・・・
ということは、2週間で、1年分くらいの差が付くわけですね。
逆に言ったら、2週間あれば、1年分の勉強ができます。
多分、もし僕が、
全ての時間を、たった1人に使って、全力でその子の成績を上げろ!と言われたら、
自然の多い合宿施設とかに連れて行って、一切の外部との情報を遮断し、
ひたすら勉強を教え続けて、2週間で英語と数学の全ての範囲を
教え切ることができると思います。
そんな暇ないくらい今は凄まじく忙しいんですけど、
もし将来ものすごく暇になったら、やるかもしれません(笑)
それくらい、圧縮した時間を過ごしてみて欲しいですよね。
ちなみに、これはアウトプットでも一緒です。
ビジネスをやるぞ!って意気込んでいる人が、
メルマガを書こうと、2時間悩んで、
アイデアが全然出てこなくて、
結局書けたのは数行・・・とか、
そういうのよくあると聞きます。
僕も、エネルギーが低い時は、そうなります。
でも、エネルギーが高い時は、
アイデアが大量に出てきて、
ものすごいスピードで書けたりするのです。
ちなみに、僕がビジネスを始めた当初、
3日間、ほぼ徹夜して、
サイトを1つ作り上げたことがあります。
大体、数十記事くらいを、たった3日で、1人で一気に書き上げました。
ノンストップです。
そしたら、そのサイトから、
毎月数十万円がずっと入り続けていました。
3年くらいはずっと収入を生み出し続けてくれましたね。
その後、消しちゃったんですけど。
誰かにあげたら良かったな(笑)
確か、そのサイトだけで、トータルで1000万円近く、
生み出してくれたんじゃないかと思います。
3日間死ぬ気で頑張ったら、それくらいいけるのです。
まぁ、その後しばらくエネルギー無くなってたので、
多分1週間分くらいのエネルギーを先取りして使ったんだと思います。笑
ちなみに、余談なんですが、
「未来のエネルギーを先取りして使う」
という方法があります。
有名な著者さんで、
ゾーンに入って一気に本を書き上げられる人がいて、
その人は、1週間くらい何もできずに廃人みたいになる、
みたいなことを言っていました。
これは、僕も感覚として分かるなぁと思ってて、
本気でセールスレター&プロモーションメールを書きたい時とか、
1週間分のエネルギーを使って文字化していく、ということをやります。
その1日に凄まじい量のエネルギーを使って、書き切って、
しばらくぐったりして何もできなくなるのです(笑)
ハンターハンターの蟻編のゴンさんみたいなやつですね。
まぁ、最近はずっと予定が詰まってるので、
そういうドーピング的なエネルギーの使い方はしにくいため、
ある程度適度に調節しつつ、
うまくエネルギーマネジメントをするようにしていますが。
さて、話を戻して・・
「能動的な勉強」ってのは、それなりにエネルギーが高くないとできません。
特に新しいことを学ぶってのは結構大変です。
ゲシュタルトができてしまえば、
そんなにエネルギーを使わずとも頭に入ってきます。
なので、ゲシュタルトを作る段階では、
かなりエネルギーを高めて、集中して、
脳の筋肉(見立て)を動かし、ぎゅっと絞って、
アウトプットを前提にして、インプットしていきます。
逆に、
「あ、もうエネルギー無いな」
って分かったら、難しい本を読んだりとか、
新しいことを学ぶってのはできません。
無駄な抵抗はやめて、
1.エネルギー回復に努める
2.受動的な勉強に切り替える
のいずれかを行った方が良いのです。
エネルギー回復に関しては、Next Dimensionで色々解説してるので
そちらを実践して下さいね、ということで、
「受動的な勉強」
について。
これで一番オススメなのが「音声学習」です。
音声の良いところって、勉強しようと思ってなくても、
目を閉じてても、勝手に情報が入ってくることです。
ちなみに、動画での学習は、
逆にエネルギーが必要だと僕は思っています。
動画って思ったより情報量が多いので、
情報処理に結構エネルギーが要るんですよね。
それよりは、耳からの情報に集中できる、音声の方が良いです。
エネルギーが切れている時は、ぐったりしながら、
ぼーっと音声を聞いておいたら良いのです。
それでも、ちょっと難しい話をしてる音声とかだと頭に入らないので、
なるべく気軽に聞ける音声だったり、
あるいは、一度聞いた音声がオススメです。
一度しっかり聞いた音声は、すでに頭に入っているので、
それを復習がてら聞いたら良いです。
あと、オススメなのが、自分でセミナーを作って、聞くということです。
例えば、最近僕は「易経」を勉強してるのですが、
覚えることが膨大にあるので、
本を読みながら、自分でまとめて、
自分でセミナー的なノリで音声を撮って、
自分で聞くようにしています。
セミナーを作る際は、
1枚の紙に情報を全てまとめて、それを見ながらやってるのですが、
その音声を聞いているだけで、
かなり頭が整理され、記憶が定着し、
忘れなくなってきます。
(忘れても、音声を聞いたら、完全に思い出せます。)
あとは、
「エネルギーが下がった時に聞く音声」
とかも用意しておくことをお勧めします。
エネルギーが下がると、ネガティブなことを考えたり、
ノンフローになったりしがちなので、
「エネルギーが下がった自分に向けてのメッセージ」
を、エネルギーが高い時に熱く語っておいて、
エネルギーが無くなった時に聞くと良いです。
それでかなりモチベーション上がります。
「人生に絶望した時に聞く音声」
「もうどうでもいいや!って投げ出したくなった時に聞く音声」
とか色々作っておくと良いです。
(僕はもうやってないですけど、
しょっちゅうノンフローになる人にはお勧めです。)
ちなみに、これまでやってきた講座(+これからやる講座)で、
特にお勧めしたいのが、
・Story Writing Master Club
・Next Dimension
・Next Tribe
の3つの講座なんですが、
これらの全音声をiPhoneとかiPodとかに入れて、
カテゴリ分けして、ひたすら聞きまくるのは非常にオススメ。
「1つの講座だけで、ビジネス書1000冊読むより良い!」
と言ってもらったこともよくあるんですが、
本当に(気持ち的には)それくらいの濃い情報を届けてるつもりでいます。
同時に受講してもらっても良いんですけど、
とりあえず一番最新の講座を優先的に入るのがお勧めです。
(なので、すでに他の講座に入ってるなら、
同時並行でNext Tribeも受講してもらいたいです。)
僕は、配信する情報にとにかくこだわっています。
特にこだわっているのは、
「全部を配信しない!」
ということです。
例えば、Next Dimensionとか、
累計1000時間以上セミナーやっているのですが
(メルマガ書く時間とか音声編集した時間とか入れたら+1000時間です。
Next Dimensionのメンバーの個別相談に乗った時間を入れたらさらに+1000時間です。)
つまり、この講座のためだけに、
累計3000時間くらいはかけていることになります。
実際に配ってるのは、半年間で20時間分+メルマガ150通です。
こんな風に、全部配らないから、良いのです。
そのだけ、凝縮した、濃縮液となる音声を配っているので、
それを聞くだけで莫大な情報が得られるのです。
数万円の商品を作るために、1000時間以上かけてる人って
そうそういないんじゃないでしょうか。
「ビジネス書1000冊読むくらいのエネルギー」を使って1つの講座を作っているので、
本当にそれくらいの情報が得られると考えて参加してもらっても
何のプレッシャーもありません。
少なくとも、世の中に出回っている
コピーライティングやマーケティングの本の99%が
「なんて次元の低い話をしているんだ・・・!」
って思えるようになる筈です。
そう言える理由は、
Next Tribeで今配っているセミナーを聞いてもらえれば
分かると思いますが、
世の中に出回っているコピーライティング、マーケティングのほとんどは、
「集合的無意識」を扱ったものだからです。
大衆をいかに扇動するか?ということに特化されているわけです。
でも、僕はあえて、そういう要素を全部排除して、
「ストーリーライティング」を解説しているので、
どこにも無いライティング理論を喋っている筈です。
多くの人が、海外のマーケッターから輸入してノウハウを作っているのに対して、
僕は、成約率とかだけでなく、それによってどんなコミュニティが形成され、
どんな人が集まって、最終的にその人はどうなったか?
といったことを含めて大量のデータを取って、分析して、
本当に良い人が集まり、良いコミュニティが形成され、
発展していったやり方だけを抽出して公開しているのです。
そして、多くのコミュニティを実際に作ってきたし、
様々なコミュニティを見てきて、実際にアドバイスをしてきたし、
コミュニティを崩壊させた人も沢山見てきた上で、
最先端の知恵を、Next Tribeでは解説していきます。
だから、数万円ってのは、
僕の中では「安い!」と自信を持って言える金額なのです。
1000時間以上かけて作ってきたからです。
また、それだけの信頼を積み重ねてきてるから、
ずっとリピーターになってくれている人がいるのです。
(そう考えると、コピーライティングで売れてる、って言いつつ、
最終的には、「それだけエネルギーかけ続けているから」とも言えるわけですが。)
ちなみに、StoryWritingの講座は、
募集開始数ヶ月で3000人を超えましたが(今はもっといます)、
未だにクレームゼロで、連日感謝のメールが沢山届きます。
(感謝のメールが届かなかった日が、この1年間で1日も無いです。)
もうすぐ平成が終わり、新しい時代になりますが、
「ストーリー」の達人になれば、
これからの時代で生きていくのに困ることはないので、
何よりも優先して学ぶべきものなのです。
今回は、それが「歴史」という切り口で学ぼう、というだけで、
ストーリーを極めるための講座です。
僕もこの講座で、ライティングの概念を
大幅にアップーデートしていきたいし、
業界を一気に底上げするつもりです。
「業界」っていうのは、ビジネスの業界だけじゃなく、
この講座を通して、全ての業界を一気に変えるつもりです。
それくらいの影響力を持つコミュニティにしたいので、
一緒に盛り上げてもらえたら嬉しいです。
最初のうちはなるべく基本的なことから話していきますが
だんだん高度な話にもなっていくので、
初めて音声を聞く時は、なるべく聴き流すのではなく、
集中して、メモを取りながら聴いて欲しいなと思います。
そして、2回目以降は、聞き流してもらって構いません。
初めて聞く時がとにかく大事なので、
そんな風にして、使い分けて頂けたらと思います。
というわけで、いよいよ明日スタートです。
Next Tribeの参加はこちら。
お楽しみに!!
GWをリアルに廃止して欲しい理由
こんばんは、新田です。
ついに新時代(令和)になりましたね。
平成最後のGW、いかがお過ごしでしたでしょうか。
ちなみに、僕は時代の変わり目は、
京都綾部の合宿施設で5日間NextTribeの合宿を行っていました。
(というか、昨日まで3週間、毎日セミナーがあって、
多分こんなに毎日セミナーめっちゃ入ってたのは初めてかもしれません。)
合宿は、皆で寝食を共にしながら、
毎日セミナーやったり語り合ったりしてました。
多分、この合宿、僕がこれまで参加したor開催した合宿含めて、
「過去最高に参加者のレベルアップ度が凄まじかった合宿」
なんじゃないかと思います。
「いや〜っ、まじですごかった・・・!!!」
って参加者全員が言ってました。
もう1日目とは別人かってくらいエネルギーが変わっていました。
ホント、参加した人は一生モノだったと思います!!
どんなスケジュールか?っていうと、
毎日、朝から晩までセミナー(10時間くらい)、
そのあとは焚き火をしながら4〜5時間くらい喋って、
そのあと、母屋で夜食をつまんだりしながら4時くらい語って、
明け方に寝る、っていう凄まじく濃密なプランです(笑)
毎日焚き火をやっていたのですが、
悩んでることとか、ブロックになってることとか、もやもやしてることとか、
それぞれが思いを語っていくんですが、
ネガティブな想念が全部炎で燃やされていき、
だんだん皆が熱い思いを語るようになっていったのです。
日に日に皆のエネルギーが上がっていくのをリアルに感じるので、
こっちも元気になっていって、
あんまり寝なくても大丈夫になっていきました。
しかも、綾部は、お水もごはんも超美味しいので、
それだけで毎日がHAPPYになれます。笑
いや〜、たった5日間で全員がこんなに変化するなら、
これくらい濃密な毎日をもし半年くらい続けたら、
一体どうなるんだろう・・?!って気がします。
まぁ今いっぱいやることがあるので
半年間これだけにエネルギー注ぐのは至難ですが・・・
でも例えば、
半年で5000万円×10人とかで集まるなら、
やっても良いかもって思えます(笑)
それでちゃんと来てくれるなら、
もう僕は全ての講座をオンラインだけにして、
半年間ひたすらこの10人のためだけに使うのもアリかもしれません。
毎日セミナーやって、ひたすら書いて、添削して、
美味しいもの食べて、温泉入って回復して、また仕事して、
ってのを永遠と続けたら、多分2〜3ヶ月あれば
ライティングは業界トップ0.1%には入れると思うし、
マインド的にも圧倒的に突き抜けられるでしょうし、
半年もやったら、あらゆる業界で一生困ることは無くなるでしょう。
あるいは、受験生にやっても面白いかもしれません。
もしやるなら、超大金持ちの子供(受験生)を対象に、
1年間で3000万円×20人で、毎日ひたすら受験勉強を教える、
とかだったらやっても良いなと思えます・・・!
(ただし、子供の意思を無視して親が無理矢理入れるのではなく
子供が「参加したい!」と意思表明してくれることと、
1年間、外界との交流を断つことが条件です。)
生徒全員のスケジュールを管理して、
目の前で解かせて、個別指導して、毎晩喋って、
受験勉強だけじゃなく、ビジネスの話や、世界情勢の話とかまで、
ありとあらゆることを叩き込んで、
1年で超エリート教育をする、とか。
いずれの場合も、価値が分かる人にはすごい企画だと思いますが
僕がビジネス始めて1年目で、
ある程度稼げるようになっていた頃にこんな企画があったら、
全財産払ってでも即決で参加してるだろうなって思いますね。
「精神と時の部屋」みたいな感じで
半年くらい、超濃密な時間を永遠と過ごすことができたら、
一生分の知識、経験、スキル、資産がたまりますからね!!
さて、京都綾部の合宿が終わったら、
僕はそのまま新幹線で東京入りして、受験生向けのセミナーに行ったのですが、
なんと、新幹線の席が全部埋まっているという地獄的状況でした(笑)
もう、本当にGWとか無くなればいいのに!って心底思いましたね!!
連日のセミナーであんまり寝てない中、
新幹線で立ちながらセミナー資料を作るのは、あまりに辛くて、
思わず、少年に諭吉を渡して「キミ、これで席を譲ってくれないか」と言いそうになりました。
(幸い、途中で席が空いたので言わずにすみました。良かったです。笑)
そして東京では受験生向けの2日間セミナー。
これまでやった様々な講座(超越文法、NextDimension、StoryWriting、NextTribe)を
総動員させて、英語や数学、エネルギーの話、世界の裏側の話まで語る、
これまた濃密な2日間となりました。
なんか同時に色んな講座を開催しているので
色んなものが組み合わさって、どんどん面白いアイデアが生まれてる気がします。
そして、毎日、セミナーぶっ続けでやったあと、
テンション上がってる状態で、夜中からメルマガを書き始めて、
「時間ないから今から1時間で絶対書き切るぞ!!」
みたいな感じのノリで執筆してるので
普段の何倍ものスピードで書けていました。
どんどん回転数が上がっていく感じが良いですね。
受験生に教えていると、
「自分ももっと勉強しないとな〜」とか
「1秒も無駄にしたらダメだな!!」とか
思えるので、非常に良い刺激をもらえますね。
おかげでかなり時間効率が上がったなと感じます。
数年前まで、1日のうち、ぼーっとしてる時間が多すぎて、
勿体無かったなって思います。
ビジネスがうまくいけばいくほど、
「まぁ、どうせ数年くらい働かなくても生きていけるし・・・」
みたいな感情が生まれてしまいます。
顕在意識では思ってなかったけど、
多分潜在意識ではどこか余裕があったんですよね。
お金と時間に余裕がありすぎると、
だんだん仕事のスピードが落ちます。
逆に、お金と時間に余裕が無さすぎると、
心の余裕がなくなって、コンテンツのクオリティが落ちてしまいます。
この辺のバランスを取りながら、
回転数を高めていくことを常に考えています。
回転数が落ちてくると、
ほぼ何もやっていないに等しい時間が流れます。
例えば、毎日アウトプットしよう!と言っているのに、
5時間書けて1記事もまだ書けてない・・!みたいなことになったりします。
その場合、おそらく、5時間のうち、4時間くらいは、
何も書かずに思考停止になっているのです。
(4時間連続でぼーっとしてるわけじゃなく、
合間合間に、10分くらい思考停止になっている時間が
いっぱい挟まっているのです。)
これは勉強もそうで、以前話したことがありますが、
世の中の受験生の99%は、
1日10時間勉強したとしても、
「実質勉強時間」は1時間(もあれば良い方)だったりします。
つまり、10時間で行う勉強が、
フローな状態で1時間濃密に勉強した量と、
同じくらいだということです。
逆に言えば、一切思考停止状態が無く、
毎日10時間勉強できたら、
受験勉強は2ヶ月で終わります。
(英、数の基礎だけなら2週間で固められると思います。)
理想は、
先ほど言った通り、合宿施設に缶詰にして、
毎日1時就寝、6時起床で、スケジュールを全て管理して、
ひたすら目の前でやってもらうことです。
「はい、じゃあ今から20分以内にこの問題解いて!よーいドン!」
みたいな感じで一斉に問題解かせて、
すぐに目の前で解説して、ノート作らせて、
時間をおいて復習させて(どのタイミングで復習するかも全部こっちで計算して)、
一切思考停止になる余地を与えず常に高速回転させていれば、
本当に2ヶ月で受験勉強は終わると思うんですよね。
(もちろん、これは最低限の学力がある場合の話で、
致命的に学力が無い、あるいはエネルギーが無さすぎる場合は
前提の話や、モチベーションを高める話に結構時間をかけないといけませんが。)
人生で、超濃密な時間を短期間でもいいので作れたら、
本当にすごい勉強量、仕事量になります。
ちなみに、これも前回のメルマガでした話ですが
僕がビジネスを始めた当初、
3日くらい徹夜して、数十記事くらいのブログを1つ作ったのですが、
そのブログだけで、その後月に数十万円くらい生み出し続けてくれました。
その時の僕の感覚は、
「1日2時間を1ヶ月続けて作るくらいなら、
数日で60時間くらいかけて一気に作った方が良いよなぁ。」
みたいな感じでした。
1記事1〜2時間で書いたら、3〜50記事くらいはいけるよな、と。
クオリティの高い記事がそれくらい書けたら、十分収益化できるサイトになるな!
と分かったので、3日間で作ろうと決めて、そこから一気に作り上げます。
まぁそれ作った後は、エネルギーが枯れて、
1週間くらい何もできなかったので
相当無理したのだと思いますが・・・苦笑
人生で、圧倒的に濃密な時間を1週間作れたら、
もうそれだけで普通の人の1年分の学びは得られますし、
仕事に充てたら、1年分の仕事もできます。
でも、そうは言っても、なかなか自力でこれをやるのは至難だと思います。
現代は、誘惑が多すぎるし、
そんなにがっつり時間が取れる人も少ないでしょうし。
だからこそ、せっかくGWという大型連休があるなら、
ひたすら遊んで終わるんじゃなくて、
超濃密な時間にして、仕事したり、勉強したりして、
かつてないくらい濃い時間を過ごそう!と思ったわけです。
今回は、まさに、それが実現した連休だったなと思ってます。
時代の変わり目に、こんな濃密な時間を過ごせたのは
本当にラッキーでしたね!!
僕がなんでGW廃止すべきだと主張してるか?っていうと、
決して新幹線が座れないことによる個人的な感情ではなくて、
多くの場合、
GW=シンドい仕事から解放される期間
みたいになってしまっているからです。
エネルギーを無駄遣いして、最終日には、
「あぁ、GW終わってしまうのか・・・
また明日から仕事嫌だなあ。。。」
とか思いながらGWを終える人が沢山いるなら
GWとか無くした方が本当に日本のためだと思っているのです。
結局、どこ行っても混むし、高いし、新幹線は満席なるし、
GW期間中も真面目に働いている人からしたらいい迷惑です。
だから、せっかくのGWなら、
「GW前と同じように時間を大事に使って、濃密な時間を過ごし、
それで絶対に人生を変えよう!!」
っていう意気込みで過ごしてはどうかな・・
・・・っていうのをGW前に言うべきでしたね(笑)
でもこれは別にGWだけじゃないので、
1回でもそういう濃密な時間を数日過ごせたら
本当に人生変わると思いますよ!!
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました!!
映画「キングダム」から学ぶ新時代の帝王学
こんばんは、新田です。
ずっと書こう書こうと思って書けなかったんですが、
映画「キングダム」を観てきました。
この映画、久しぶりに「オススメしたい!」と思える映画で、
“Next Tribe推薦映画”って言っても良いかもしれません。
なので、今日はこの映画を解説したいなと思います。
原作とほぼ同じ話なので、映画か原作を見てない人には
少しだけ内容にも触れますが、重要なネタバレはしないようにしますね。
というか、この漫画自体、非常に学びが多くて、
これまで、何度もセミナーで題材にしました。
例えば、
・王騎将軍から学ぶ感覚継承(伝授)とは?(信を馬に乗せるシーン)
・羌瘣(キョウカイ)から学ぶ憑依ライティング(巫女の舞)
・蕞(サイ)の要塞編から学ぶコミュニティ作りの極意(民衆の焚きつけ方)
etc..
(それぞれ、過去の講座で解説しています。)
ちなみに、今回の映画は1〜5巻までを実写化していて、
物語ではまだ序盤中の序盤です。
コミックの数を考えると、あと10回くらいは実写化できそうですね(笑)
でも実写としてのクオリティは非常に高いです。
キャラの再現率が異常に高いし、
原作ファンも納得の出来なんじゃないでしょうか。
とにかく、政(後の秦の始皇帝)がかっこ良いです。
あの若さにして王の器を備えすぎです。笑
(いや、実際の秦の始皇帝は、あんなんじゃないとは思いますけど。)
今回の映画のストーリーを、ざっくりと話すと、
王国(秦)が、始皇帝の弟に乗っ取られてしまったので、
弟を倒すために、山の王(楊端和)を仲間に誘って、
一緒に戦おう・・・!っていう話ですね。
で、まぁ、王国取り戻すわけなんですけど。
「ネタバレしないでくださいよ!!」
とか言わないでくださいね。
そんなもん、中華統一するんだから、取り戻せたに決まってます。
それは、大河ドラマ見てて「織田信長って最後死ぬんだよ」って言って
「ネタバレすんなよ!!」って言うようなもんです。
この物語は「史実に則ったフィクション」なので、
あくまで史実に忠実ではあるけど、
「書かれていない部分に関しては自由に作っていいよね」
というスタンスなのです。
なので、歴史は知った上で、
「その間をどう埋めるか?」
を楽しむ作品なのです。
整数部分は決まっていて、
その間の少数を埋めていくようなイメージですね。
さて、この物語は、
・信(下僕の出身で、のし上がって後に大将軍になる。)
・政(後の秦の始皇帝。中華を統一する。)
の2人が主人公の物語です。
(メインの主人公は信です)
この2人、性格が「真反対」なのです。
いわば、信は、猪突猛進型、タイヘキでいうと奇数種で、
余計なことは考えずにとにかく即行動!!というタイプ。
一方で、政は、常に冷静沈着で、
高い視点で俯瞰して見続けることができる、
まさに戦略軍師タイプです。
真反対だからこそ、
お互い補い合って、相性が良いんですね。
そして、「帝王学」という観点で言うと、
(個人的に)今回の映画の最大のポイントは、
山の王(楊端和)を仲間に誘うシーンです。
最初、山の王は、
政たちの誘いを断ります。
むしろ、政たちを殺そうとすらします。
なぜなら、400年前に、山の民が秦の人たちによって殺されていて、
その恨みがあったからです。
しかし、それに対して、2人は、それぞれ全く違った角度から、
楊端和を諭します。
(ここから、若干内容に触れますが、知った上で観てもらった方が良いと思うんで書きます。
どうしても一切のネタバレなしで観たい場合は、観てから読んで下さい!)
政は、
「山の王よ、恨みや憎しみで王が剣を取れば、怨嗟の渦によって国は滅ぶぞ。
王ならば人を生かす道を拓くために剣を取るべきだ。」
と主張します。
それに対して、山の王(楊端和)は、
「じゃあ、お前が目指す道とはなんだ??」
と問います。
すると政は、
「俺は中華を統一する最初の王になる。
そのために協力を求めにきた。」
と続けます。
政は、基本、誰に対しても、これしか言ってません。
でも、この志の高さが、
多くの人を感化し、仲間にしていきます。
しかし、楊端和に関しては、
これじゃあ怒りが収まりませんでした。
いや、もしかしたら頭では分かってはいたけど、
どうしても受け入れられなかったのかもしれません。
そこに信が割って入ります。
「なーんか難しい話ばっかしてっけど、
こいつ今困ってんだから、人助けだと思って助けてくれよ!!」
・・と。
そして更に、
「もしお前らが本気で死んだ奴のこと思うなら、
奴らの見た夢を、現実のものに変えてやれよ!!」
と言うのです。
これで、楊端和は、心を動かされたのです。
(続きは、映画館で・・・!)
こう見た時、この2人って、本当に最高のコンビなんですよね。
多分、政だけで来ても、あるいは信だけで来ても、
楊端和の心は動かされなかったでしょう。
政は、ひたすら高い理想を語るだけ。
確かに高い理想を持ち、王としての貫禄を見せ続け、すごいなと思うけど、
でも、頭では分かっても納得いかない!となるのです。
逆に、もし信だけで来ていたら、
「なんだこの失礼なやつは!」
と思われて、すぐ処刑されていたでしょう。
でも、両方に全然違う角度から諭されたからこそ、
心を動かされたのです。
これを僕は、新しい時代の帝王学として、
非常に大事だなぁと思っているわけです。
これを別の言い方で、
「男性性的帝王(King)と女性性的帝王(Queen)の統合」
と言いましょうか。
どっちが男性性的か?って言うと、難しいところです。
一見すると信の方が男性性強そうに見えます。
でも、彼は非常に感覚的であり、
まるで、夫が理屈をこねてる時に
「難しいことはよく分かんないけど、さっさとやろうよ」
といきなり本質を突く嫁のような存在です。
そういう意味では、女性性的とも言えます。
楊端和も、政に諭された時、
確かに言っていることはまともだけど、
どうしても受け入れられませんでした。
「恨みで剣を取るな」と指摘され、
このまま従うのは悔しいと思っていたのかもしれません。
でも、その後、信の、あまりに非論理的で、
バカっぽい、だけど本質を突いていることを言われて、
拍子抜けしつつ、「もういいか」となったのです。
王の嫁って、そんな感じなんじゃないでしょうか。
男が高い理想(理屈)を永遠と語っている時に、
「なんか難しくて何言ってるか分かんないけど、
いいじゃん、さっさとやりなよ。」
とガス抜きしながら、後押ししてくれるのです。
政は、自分の高い理想を語りつつも、
しかしそれによって多くの人が死んでいくのを背負って、
時々葛藤する時もあります。
しかし、そんな時はいつも信が側にいて、
バカなんだけど、本質をズバッと言ってくれて、
それで救われるのです。
映画の最後のシーンで、秦の始皇帝は、
「それは王道ではないぞ。」
と言われます。
Next Tribeでは、
・王道(おうどう)
・覇道(はどう)
という2つを解説しました。
王道とは、徳を持って、国を治めていくことを言って、
覇道は、武力を用いて、侵略して、広げていく政治を言います。
なんとなく、そう聞くと、覇道の方は悪いように見えますが、
一概にそうとも言えません。
そもそも、善い、悪いというのは、
人間が勝手に作った尺度です。
あの戦国時代において、覇道がなかったら、
逆に侵略されて潰されてしまいます。
秦の始皇帝となる政は、自分の国の民の命を背負っているからこそ、
あえて王道ではなく覇道でいき、
しかしそれで中華を統一し、平和な世を築こうとしたのです。
(あくまで「キングダム」の物語上の始皇帝がです。)
覇道ではあるけど、非常に徳の高い王です。
もはや、人を殺すのは悪、みたいな概念自体が、
この時代においては通用しません。
完全に覇道に落ちて、ただ侵略だけを考えたら楽かもしれませんが、
政は常に「全人類の調和」を目指していて、
善悪というものを超越した視点で世界を見ています。
「善悪を超えた存在」
として、Next Tribeでは「國體(こくたい)」という組織を紹介しています。
國體は、善悪を超えて、
世界のバランスを取ろうとする人たちです。
逆に、表の世界の歴史を作っているのが「政体」です。
この両者が絡み合って、歴史というのは作られているのです。
キングダムも、そんな感じで、
政というのは、善悪を超えた、本当に中華全体の調和を考えて、
だからこそあえて覇道で行く、という選択を取っています。
信の方が、どっちかっていうと人間的で、情に熱く、
だけど政のことを信頼して、従っています。
そんな2人の織りなすストーリーが「キングダム」では描かれています。
ちなみに、2人の絆だったり、良さが特に描かれているのが、
31〜33巻の「蕞(サイ)の要塞編」です。
キングダムを読んだことがない人は、
この3巻だけでも、読んで欲しいですね。
前提知識なくてもOKです。
何度読んでも胸がアツくなる展開ですよ!!
もちろん、映画「キングダム」も本当オススメなんで、
ぜひ、劇場で観てみて頂けたらと思います!!
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました!
東京にビルを作る計画
こんばんは、新田です。
最近、面白いことが起きています。
それは、僕が主催する講座やイベントに、
すごい人(実力者)がどんどん来るようになった!
ということです。
例えば、
・一瞬で100万人のチャンネル登録のYoutubeを達成する人
・月間何十万PVの人を集めるパワーブロガー
・メール1通で数千万円の売り上げを出すマーケッター
etc..
前までも、ちょくちょく来てはいたんですが、
今年に入ってから次々と来て、
しかも皆がどんどん協力してくれるおかげで、
新たなプロジェクトがどんどん立ち上がって、
色んなことが一気に進みそうな予感です。
ちなみに、今、何人かでやっているプロジェクトがあって、
そこで面白い結果が出ています。
1つの仕組みで、
1日に集まるメルマガ登録数が、
200〜300人くらいになったのです。
しかも、「広告一切使わず」に集めている、
超純粋なリストです。
(スパムとかでもないので、反応率も非常に良いです。)
これ、かなり凄い結果だと思います。
そして、おそらくまだまだ増やせそうな感じ。
これがどれだけ凄いか?というと、
それだけ集客ができていたら、
あとはメルマガ読者1人あたりの売り上げを上げていけば、
凄まじい結果が出せます。
例えばですけど、100人読者登録をした時に、
そのうちの10%が5万円の商品を買ってくれるとすると、
50万円が売り上がります。
それで2つ商品があったとすると、
100人登録で、100万円の売り上げ、
という計算になります。
つまり、1人あたり1万円、という計算ができます。
この1人あたりの顧客単価をを、
業界用語でLTVという風に呼びます。
LTV=Life Time Value
これが計算できれば、
1000人集めたら、1000万円が売り上がる、
という見込みが立つわけです。
でもって、さっきの、
1日200〜300人集まっているやつなんですが、
これでLTVが1万円まで行ったら、
1日の売り上げが200〜300万円、ということに等しいのです。
僕が5年前くらいに、ステップメールを作っていた頃は、
1日の売り上げが100〜200万円程度だったので、
それを超える結果が出せるようになったということになります。
その仕組みに関しては、
最近のセミナーでは、具体的にどういうメールを作っていて、
どんな風に集客しているか?など、その実例を全部解説していますが、
今後もっとステップメールを強化して、
LTVを数万円くらいまでもっていけたらなと考えています。
例えばですけど、LTVが3万円くらいまで上げることができて、
1日300人以上の集客の仕組みが完成したら、
毎日1000万円近くが自動で売り上がることになるわけです。
(もちろん、その日にすぐ売り上げが出るわけではないですが、
時間が経ったらそれくらいの売り上げが出るだろう、と見込めるのです。)
そうなったら、1つの媒体で、
月に数億円の売り上げ、というのも見えてきます。
ただ、あくまでこれは理想論で、
実際は、1つの媒体で、オンラインだけでLTV3万円は、
正直結構難しいです。
完全に情弱向けにやって、
リストを短期間で消費しきってしまう、という前提ならいけるんですが、
そういう方法は取りたくないし、
むしろ、きちんと教育して、育てて、という形でやるなら、
すぐにそこまでの成約率は出ないです。
なので、今考えているのは、
「複数の媒体を組み合わせる」
ということです。
どういうことか?というと、
1つの入り口を作って、それを通して色んな人を知ってもらって、
あちこちのコミュニティを移動してもらいながら
全員で教育していく、という市場を形成します。
これが、僕がずっと言っている、
「コレクティブ・マーケット」
です。
そうすると、ずっとお客さんでいてくれる「生涯顧客」が
増えていきます。
ちなみに、LTVという概念と、「生涯顧客」という概念は、
全く別のロジックです。
というか、正直言うと、
僕はLTVという概念が嫌いです。
だって、これって、
「お客さんに消費期限みたいなものがある」
という前提での考え方だからです。
それよりは、
「1000人集めて、1人でも生涯顧客(仲間)ができたら、十分。」
と思っています。
それを増やしていく、というのが「コミュニティビジネス」の発想ですね。
実際、僕の講座は、500〜1000人くらいは
毎回リピーターがいます。
(募集初日に申し込んでくれます。)
その中には、僕のビジネスを色々手伝ってくれる人、
あるいは運営してくれる人なんかも出てきます。
だから、あえてLTVという言葉を使うなら、
「常にLTVは増え続けている」
ということになります。
まぁそれが本音なんですけど、
とは言っても、直近の売り上げを考える上では、
LTVという考え方は便利なので、あえて使っています。
さて、僕がこれからやろうとしている計画があります。
まず、
「今やっているプロジェクトを、年間10億円の事業にする」
ということが今年の目標です。
一応、広告を一切使わず、1つの仕組みだけで、
オンライン(自動化)だけでいける限界が、
このくらいなのかな、と思っています。
(もちろん、バックエンドとか色々入れたら
もっと変わってきますが。)
そして、それができたら、
かねてより言っていた、
「東京にビル作り計画」
を始めていきます。
セミナールーム、飲食店、コワーキングスペース、事務所、
リラクゼーションスペース、収録スタジオ、など
あらゆる施設が入ったビルを作って、そこを拠点として、
色んな事業を展開していく、という計画です。
このプロジェクトのおかげで、
ようやく現実味を帯びてきました。
(というか、年内に行けるんじゃないか?説が浮上してます。)
そして、この10億円プロジェクトが完成したら、
これを1つの雛形(ロールモデル)として、
様々な業界で、もっといっぱい作っていきます。
ようは、色んなスタープレイヤー(リストホルダー)を
増やしていくのです。
特に、何かの分野で秀でている方とか、
若い人とか、女性の方とか、カリスマ性のある方を、
もっとプロデュースして、有名にしていって、
皆で協力して、また新しい人を有名にして、
という循環を作っていけます。
そして、色んな業界で有名な人(影響力のある人)が全員で協力すれば、
ビジネス業界を超えて、世の中に影響を与えられるような、
ビッグウェーブが起こせるはずです。
ちなみに、ビジネスの業界で、
「ビッグウェーブ」と呼ばれるほどの波を起こせたのは、
5年前で最後だったかなと思います。
当時は、プラットホームがちゃんとあって、
新しい商品が出たら大量のアフィリエイターが勝手に動いてくれる、
という環境があったのです。
なので、
「商品を出せばそこそこ売れた」
という状態でした。
しかし、その後、プラットホームは崩れていき、
だんだん「個人で顧客を囲ってしまう」ことができて、
影響力のあるアフィリエイターが消え、
アフィリエイターを動かすメリットがあまり無くなってしまった、
という現実があります。
これから、新たな波を起こすには、
業界を超えた「コレクティブ・マーケット」を作って、
来るべき時に、全員で大きな波を一気に起こすしかありません。
その為に、ネットで有名人となる人、
だけどある程度のところで止めて、あまりに有名にはなりすぎず
(あまりに有名になってしまうと消費期限のカウントダウンタイマーが回り始めるため)
しっかりコミュニティを作って地盤を固める人を増やしておいて、
タイミングが来たら、一斉に表に活躍してもらう、
という計画を立てています。
ちなみに、有名になっても、全く良いことはありません。
承認欲求は満たされるんですが、
それを求めてないとなると、損しかないです。
(お金を稼ぐだけなら、有名にならない方が実は色々小回りがきいて良いです。)
損しかしないのは分かっているし、
別に承認欲求も全くないんだけど、
だけどあえて有名になりたい!
っていう人は心から応援したいですよね。
そのために、ちゃんと実力を付けないと、
有名になっても一瞬で消えます。
一発芸人と同じで、実力ないうちに有名になってしまうと、
これほど悲惨なことはありません。
だから、「情報発信力」は徹底して身につけないといけません。
そのために、長い時間をかけて、
ストーリーライティングを教えてきました。
ライティングに関しては、2年前からだいぶ教えて、
かなり全体的にレベルアップしてきたなと感じます。
(ただ、ここ1年でだいぶアップデートされたので、
それはまたどこかのタイミングで伝えていきたいと思っています。)
そして、情報発信力が身についたら、
それを引力に変える技法が必要です。
これは半分テクニックが必要ですが、
テクニックだけではダメで、自分で重力を生み出す必要があります。
自分が情報重力を発して、それにレバレッジをかけていくことで、
圧倒的な集客が可能となります。
「人を集めることができる人」
というのは、どの業界に行っても重宝されますし、
それだけですごい人とコラボができたりします。
そしたら、知識も増え、箔がつくので、
どんどん事業の幅も広げていけるのです。
まぁそんな感じで、今はかなり全体的に良い流れができているので、
この流れに乗ってどんどん突き進んで欲しいなと思い、
さらに、新たな企画をやっていきます。
一応、今年やろうと思っているのは、
・Neo Capital(4期)
・Next Tribe(2期)
です。
ネクトラは、オンラインコースを今やっていて、
多分これは今年いっぱいくらいは続けると思いますが、
同時並行で、2期を募集しようと考えています。
ネクトラは「歴史」がテーマの講座ですが、
別に歴史に興味とか全く知らないという方でも、
全然来て欲しいです。
(むしろ、全く知識ゼロの方が、純粋に学べて良いです。)
「歴史を学ぶ」
というのはあくまできっかけであり、
それを通じて新しい人と出会いたいだけなのです。
これまで、
・語学
・古神道
・武術
・数学
・受験
・人間分析
・催眠術
・マジック
・占い
・・・と、色んな講座をやってきたんですけど、
その度に、新しい人との出会いがあって、
その中には今でも一緒に色んなビジネスをやってる人が
沢山います。
なので、「○○を学ぶ講座」というのは、
あくまできっかけがそれなだけ、
という風に考えて欲しいなと思います。
一緒に学びながら、仲良くなりましょ、ということです。
一方で、Neo Capitalの方は、
一緒に何かを学ぶというよりは、
完全に教えていくスタイルです。
かなり最先端のノウハウを沢山伝えられるんじゃないかと思います。
本当にすごい結果を出している人が沢山まわりにいるので、
「売り上げ」に直結して、かつ、
自分の仕事を通して成長できるような、
そんなビジネスを一緒に作っていく講座です。
これまで、売り上げのほとんどはシステム作りとかに使ってきたんで、
環境はかなり整ってきました。
今後まだまだバージョンアップしていきます!
というわけで、、
どの講座に入るかは、正直どうでも良くて、
せっかく関わるなら、それをきっかけにして、
セミナー以外の日でもしょっちゅう来たり、
どんどん質問しに来て、色んな人と仲良くなって、
最大限、有効活用してもらいたいなと思います!!
多分、今年〜来年前半にかけて、有名な人を沢山増やしていける筈なので、
来年後半からは、全然違うことしてるんじゃないかなと思ってます。
分かんないですけど(笑)
皆でいっぱい稼いで、
面白いことどんどんやっていきましょう!!
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました!
「天気の子」のラストが納得できない人のためのネタバレ解説!
こんにちは、新田です。
観てきました!天気の子。
というわけで、
「絶対レビュー書くぞ!」
って決めていたので、
書こうと思います。
ちなみに、
「思いっきりネタバレする気満々」
です。笑
というか、この映画のレビューは
もうネタバレしないと書けないです。
なので、まだ映画を観てない方は、
一度観てから、読んで頂けたらと思います。
今日が公開初日なので、ほとんどの人がまだ観てないと思いますが。苦笑
もし映画を観て、
「あの展開には納得いかねー!!」
って人は、ぜひ読んでください(笑
では行きます。
=====以下、ネタバレあり=====
今回の映画は、もともと新海誠監督が、
「賛否両論になる」
ということを覚悟して作っています。
ある意味、「君の名は。」は、
「THE 王道」
な展開。
誰もがスッキリする終わり方だし、
全体を通してとにかく話が綺麗。
対して、今回の映画は、
おそらくかなりの人が納得いかない終わり方でした。
そして、ピュア一直線な「君の名は。」と違って、
結構ドロドロした部分を描いています。
風俗、ヤクザ、子供がピストルを発砲、ラブホテル、
主人公逮捕、プリズンブレイク、逃走、警察への暴行、など、
だいぶ社会の闇も描いていますし、主人公犯罪しまくってます。
とは言っても、ギリギリ子供が見れるように作っています。
例えば、ラブホテルのシーンだったら、
ボタンを押したらブクブク泡が出たり色が付いたりするお風呂とか、
そういうのが色々出てきますが、ピュアな子供が見ても、
「あぁ、なんか面白そうなホテルだな。」
くらいで、ラブホテルだって気付かないように作っています。
そして、大きな流れは、綺麗な感じでまとめてくれています。
さて、この「天気の子」という映画は、
「君の名は。」とストーリー構成が非常に似ています。
「君の名は。」は、宮水神社で、
「天気の子」は、名前のわからない神社の力によって、
女の子が特別な力を授かります。
(入れ替わり&天候を操る能力)
「天気の子」では、
「天に向かって祈ると空が晴れる」
という力を授かります。
それは「龍神の力である」と、取材した占い師は言います。
実際、終盤で、雲の上に主人公が行った時に、
龍神らしきものが飛んでいたりします。
祈ることで、龍神が動き、天候を変えてくれるのです。
そして、その力を得た天野陽菜と、主人公の森嶋帆高は、
「祈り屋」を始めます。
つまり、雨の日に、
祈って、晴れにする、というビジネスをするのです。
それは大成功。
どんどんお客さんが集まり、皆大喜びしてくれて、お金も稼げて、
意気投合して、仲を深めていく二人。
主人公は、陽菜のことが好きになり、
告白しようと計画します。
しかし、
「君の名は。」
と同じような展開ですが、
案の定(笑)、陽菜は突然消えて、いなくなってしまいます。
なぜ、陽菜は消えてしまったのか?というと、
まず、陽菜が祈り続けた結果、晴れが続くも、
その反動で、異常気象が起きます。
とんでもない大きな規模の嵐となるのです。
しかし、細かい理由は省略しますが、
主人公たちは警察に追われる羽目になってしまい、
家に帰れなくなってしまうのです。
そこで、急遽、ラブホテルに泊まるのですが(別に何もしません)、
寝ている時に、陽菜は消えてしまいます。
すると、みるみるうちに天気は回復して、
快晴となるのです。
そして、主人公は、
「天気の子」
の運命を知ります。
古来より、祈って天気を晴れにしてきた巫女は、
最後は自らの命を差し出すことで(つまり「人柱」となることで)、
異常気象を鎮めてきたのです。
もし、陽菜が人柱にならなければ、
このまま雨が降り続いて、東京が大変なことになってしまっていたのです。
人々は、空が晴れたことに喜び、
また元の日常に戻ろうとしました・・・
しかし、主人公は、
「陽菜を助けたい!!」
と思います。
陽菜を助けたら、人柱がいなくなってしまう。
でも、そんなことは頭にありません。
ただひたすら、助けたい!の一心。
そして、
主人公が陽菜が力を授かった神社に行き、祈ると、
奇跡が起きて、陽菜は復活します。
そして、RADの歌。
この辺は、「君の名は。」で見えた”勝ちパターン”できました。
非常に爽快感ある展開です。
しかし、ここからは「君の名は。」とは異なります。
人柱になるはずの陽菜が復活してしまったことで、
雨は降り止まなくなってしまいます。
その後、永遠と振り続け、
最後はまさかの東京沈没・・・!
思いっきり沈んじゃいました。
この映画を観て、
「結末に納得いかない!」
という人ってかなり多いんですが、
その理由は、この部分にあります。
「君の名は。」との最大の違いは、
「主人公に大義があるかどうか?」
なのです。
「君の名は。」は、主人公(瀧くん)は、
ディアマト彗星から皆を守るために、行動していました。
もしかしたら「三葉を助けたいから」って思っての行動かもしれませんが、
結果的に、彼は多くの人命を救ったのです。
対して、今回の「天気の子」の主人公は、
あくまで好きな女を助けたい!という一心で行動し、
その結果、東京を沈没させてしまったのです。
そういう意味では、陽菜を助けるために
大きな犠牲を払ってしまったことになります。
これはある意味、
「自分のエゴだけで東京を沈めた」
とも取れます。
でもって、その後、二人はまた離されるのですが、
最後また、「君の名は。」的なノリで出会います。
「君の名は。」はご縁(ムスビ)がテーマでしたが、
この映画では、陽菜と主人公は、縁起の糸で結ばれていたのでしょう。
だから、何度も偶然出会い、
たまたますれ違ったらお互い気になるのです。
最後は「無事、再開できてハッピーエンド!」な訳ですが、
この映画に納得できない!って人からすると、
「いやいや、東京沈めといて、勝手にハッピーエンドされても。。。」
なわけです。
もし、
陽菜も助かって、かつ、
異常気象も戻る、という良いトコ取りができたら、
最高のハッピーエンドになっていたでしょう。
ただ、こうなるには、
「人柱に変わる、何らかの代償を支払った」
と視聴者が納得できる理由が必要です。
これは結構難しい問題です。
例えば、漫画「鋼の錬金術師」は、
最後の戦いで、自分の弟の身体を復活させます。
その代償として主人公(エド)が支払ったのは、
「自分の錬金術の能力」
でした。
この漫画を通してずっと使ってきた能力を全部手放すので、
弟を復活させるのに十分な対価であると、読者は納得できたでしょう。
対して、今回の「天気の子」は、
陽菜の「祈りの力」だけでは、
代償としては弱すぎます。
なので、東京沈没エンドを作らざるを得なかったのでしょう。
・・・というのが、一般的な解釈で、
ここからは、もう少し違った角度から解説します。
僕がこの「天気の子」という映画を通して感じたのは、
「天と地の業(カルマ)・因縁の浄化」
というテーマです。
物事には、必ず、
・原因(タネ)
・結果(現象)
があります。
例えば、雨というのは、
・水が蒸発して雲になり(タネ)
・それがまた水分となって降る(現象)
ということです。
新海誠さんは、「君の名は。」の時もそうでしたが、
神道や仏教が世界観のベースになっています。
それに基づいて言えば、
「雨」というのは、浄化の働きがあります。
つまり、
・何らかの悪いエネルギー(悪想念、邪気、因縁、業)が溜まったら、
・それを浄化するために雨が降る
というイメージです。
「因果応報」という言葉がある通り、
溜まった悪いエネルギー(罪)は、
何らかの形で「清算」しないといけないのです。
陽菜は確かに、「祈りの力」によって、
空を晴れにし続けました。
しかし、それは、
「本来雨になって流されるはずの悪いエネルギーが、
消化されないまま、溜まっていった」
ということになります。
それがずっと積もりに積もって、
ついに反動が来てしまい、最後は異常気象が起きてしまいました。
「人柱」というのは、
「全ての業(カルマ)を1人に集中させて、清算させる」
というものです。
キリストの「十字架磔」もそうですね。
この映画を観て、
「女の子1人を助けるために、東京を沈没させるなんて、なんたることか!」
みたいになる気持ちも分からなくもないです。
でも、たまたま選ばれたただの女の子が、
どうして全員の犠牲にならないといけないのでしょう・・・?
というより、それで、本当に全ての業(カルマ)は清算されるのでしょうか?!
最後の「東京沈没」というのは、
「東京に溜まった業(カルマ)の浄化現象」
なのではないかなと、僕は思いました。
この映画では、東京の汚い部分、
歌舞伎町、ヤクザ、風俗、ラブホテル街、
子供が苦しんでるのにそれを追い払う大人たちを、
散々描いてきました。
それらは、東京という土地に溜まった業(カルマ)であり、
それを最後に「沈没」という形で、全て清算したのです。
映画の中で、
「ただ、自然に帰っただけだ。」
というセリフがあります。
もし、天気が晴れたとしても、
東京という土地に溜まった業(カルマ)は清算されず残り続け、
いつか、大地震が起きたり、未曾有の災害が起きていたでしょう。
だから、沈没、という形で、美しい自然に戻ったのです。
そして、その世界は、
そこまで絶望的ではなく、
人々は楽しく暮らしています。
「君の名は。」の三葉と瀧くんも登場しますが、
最後、結婚したことが分かります。
「まぁ、これはこれで・・・」
なのです。
「君の名は。」は、
とにかく綺麗な世界だけをひたすら描き、
「天気の子。」は、
あえて汚い世界を描き、
だけどそれを最後に「東京沈没」という形で
浄化したのです。
確かに、この映画は、
「天気も晴れて、陽菜も無事で、皆ハッピー!」
な展開の方が、皆納得できたでしょう。
だけど、新海誠さんはあえてそうしなかった。
「それほど、東京に溜まった業(カルマ)は重いんだ。」
という、日本の行く末を暗示したメッセージなのかもしれません。
あるいは、
「このまま行けばこうなる。
じゃあ、どうすれば、両方助かるのか?
この続きは、皆で考えてね。」
というメッセージなのかもしれません。
実際どうなのかは分かりませんが、
とにかく新海誠監督は、ピュアで、ロマンティストで、
だけど意外とリアリストです。
だから、美しい世界が描けます。
美しき世界は、
雲の上にあります。
それを神道では「高天原」と呼びますが、
雲の上には、水でできた魚、そして龍神のような雲がいました。
陽菜は、天と地をつなぐ存在。
天上にある美しいものを、
地上におろしてきたのです。
ジブリは、ひたすら美しい自然の世界を描いています。
でも、宮崎駿監督は、時に「ロリコン」と揶揄されます。
その理由は、大人を「全面的に汚いもの」と扱うことが多いからです。
大人を汚い存在として描き、子供をひたすら純粋で綺麗なものとして描いて、
そして最後はバルスで大人を倒す。
子供は純粋で素晴らしい。
だけど大人は汚い。だから自然によって滅ぼされる。
そんな世界観です。
「君の名は。」は、美しい自然を描き、
世界の綺麗な部分、男女の綺麗な恋愛をひたすら描きました。
だから、あれは手堅く、万人受けしたのです。
だけど今回、新海誠監督は、
あえて「挑戦した」のです。
多分、この作品も、
ひたすら綺麗な感じで終わらすこともできたでしょう。
でもあえて、ジブリが絶対踏み込まない領域に、踏み込んだのです。
色々批判が出るのも、
納得いかないと言われるのも分かって、
この現実世界で、清濁合わせ飲んだ上で、
「美しさ」を表現しようとしたのではないでしょうか。
最後は、やはり自然に飲み込まれてしまうけど、
それでも主人公は大人になるし、
「君の名は。」の主人公たちも大人になっています。
とても現代的な作品だなと感じました。
そして、「天気の子」は、
映像はさすが!と言える美しさです。
ぜひ、「芸術作品」を観に行くつもりで、
観に行ってもらえたらと思います!
(って、この記事読んでる人はもう観てるか。笑)
というわけで、現場からは以上です。
ありがとうございました!
PS.
映画「君の名は。」の解説も書いています。
この映画がここまで深かったんだ!というのを
感じていただけるんじゃないかと思います。
「君の名は。」の気になるあのシーンを解説!